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最終話:ハッピーエンドで終わらない?(お前の物語はまだまだ続くぞfrom神)
私はあの事件が終わった後結果として四日ほど寝込む羽目になったが、その間学院が休校状態になっていたので特に問題はなかった。
学院が再開した後に、私達は皆とまた登校しはじめた。
生への憎しみもとい生の苦しみの事件はこれで終わった。
神様曰く本当に終わり、私の魔術が発動したから今後生まれてもすぐ浄化されるように世界が変化したそうだ。
まぁ、そんなとんでもない魔法を使ったんだから寝込んで当然
第百五話:ラストバトルはかっこよく……終わらなかったよ……
「エドガルドそちらは大丈夫ですか?」
『問題ない、ダンテそっちは?』
「大丈夫です」
私達は各地の封印の地へと向かい、生の苦しみを開放するための手順を確認しながら通信魔術で各自の安否を確認する。
――精鋭部隊っていってたけど大丈夫かなぁ?――
『不安症だな、安心しろ、問題はない、襲われても対処してくれる』
――そうでなかったら恨んでやるー―
『恨むな! 頼むから!』
『エリアです、目標の
第百三話:やるべきことの判明~頼もしい愛しき者達~
治安維持所の連絡が何故か学長経由で来た。
「ブルーノ学長、どうしたのです」
「ええ、治安維持所の方からの連絡に重要な内容が含まれていたので、私から話すべきかと思い」
屋敷にやってきた学長におかしな箇所はない、寧ろ真面目な雰囲気をまといすぎてて不安になる程だ。
「生への憎しみの封印を解こうとする輩がいます」
「?!」
寝耳に水な言葉に私は問いかける。
「待ってください、四つの封印は私がしな
第百一話:あっという間に時はすぎ二年目~最初から不穏~
無理に動いて「だったら私達を愛せ!」と言われて、全員と「愛し合う」のが終わり、そして私はフィレンツォにフルヴィオの事を共有した。
フィレンツォも独自で調査していたらしく、かなりきな臭いとのことだった。
ただ、こちらから派手な動きはできないので、向こうの出方を待つしかないとの事だった。
――歯がゆいなぁ――
『耐えるのも時には必要だ』
――ぐむぅ――
神様に言われたなら仕方ない。
とり
新年が明けて
開けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
ゆっくりと行きたいですが、いずれ小説家に、作家になれたらなぁと思っております。
ですので、作品を読んでくださる方々嬉しい限りです。
第九十八話:邪魔者との遭遇撃退、その後癒しの語らい
長期休み――所謂夏休みも、あっという間に終わってしまった。
誰一人課題を提出しわすれる事はなかった。
まぁ、相変わらず私が最優秀者に選ばれて色々あったけども。
復活したメンタルが変な方向にポジティブで自尊心の強いあのベネデットに絡まれましたよ。
頼むから静かなままでいて欲しかった。
講義が明日から再開するという事で、私達は学院内を見て回っていた。
明日以降の講義は何処で何をするか
第九十六話:夏を満喫?! と思いきや……~花にたかる蟲~
パサランが来てから一週間後のある日。
「泳ぎたい」
私は何故かそう思った。
泳ぎたくて仕方ないのだ。
――でもここにそんな施設あるっけ?――
――最悪の場合、あの施設にこもるのも手か――
なんて考えているとフィレンツォは答えた。
「ありますよ、そういう施設が」
「本当か?」
「はい、では皆様にもお声掛けいたしますね」
「うん、分かった。何か準備は――」
「しなくて結構です」
フィレン
第九十四話:心の中で絶叫すれども、神様は来ず、私は四人の対応に悪戦苦闘するのであった
エリアと優しくまぐわった結果、エリアを羨ましがった四人にも求められた。
「……ドウシテコウナッタ」
四日続けて搾り取られて私はベッドにぐったりと倒れ込んでいた。
「癒しが欲しい……誰か癒しを……」
そう思っていると、勢いよく扉が開いた。
「ダンテ様お疲れの所失礼いたします」
「フィレンツォ何の用だ……」
私はげっそりとした顔をフィレンツォに向ける。
「その……ダンテ様に婚約祝いの品が」
「
第九十三話:私は私、私だからすること、できること
「はぁ――……」
『此処に来るなりため息か、まぁ仕方ないがな』
「いや、今更だけど、私ダンテに転生したというか成り代わったというかだから……」
『そんな事を気にしているのか』
「いや、気にしますよ」
神様の発言に私は重い息を吐く。
『異世界への転生をお前に話したであろう、最初にな』
「ええ……確か」
『こうは思わないか、幸せになるなら「来世」でと言わないのかと』
「⁇」
神様の言っている事が良