【モーターコントロールテスト】揉んでも治らない腰痛の正体とは?
モーターコントロールって聞き慣れん言葉じゃと思うけど、
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運動制御
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って意味なんよね。
運動制御って言葉も聞き慣れんね(笑)簡単に言うと、
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体を適切に動かせる能力
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って感じの意味になる。
つまり動かすべき方向に正しく体が動いとるかどうかってことね。
これが腰痛と大きく関係してくる。
腰痛にもタイプが合って、その内のひとつに【不安定】っていうタイプがある。
不安定タイプの腰痛は、腰を揉んでもなかなか治らんのんよね。
不安定なんじゃけぇ、揉むよりも運動して不安定な腰を安定のある腰に変えてあげんといけん。
これを知らんとずっとマッサージやストレッチなどに通う羽目になってしまうんよね。
そこで自分の腰痛が不安定からきとる腰痛なんか調べる整形外科検査が『モーターコントロールテスト』
もしこのテストが陽性ならあなたの腰痛は不安定なのが原因かもしれんよ。
これを読みながらでもできるけぇ一緒にやってみよう。
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①立ったまま股関節を曲げる
立った状態(姿勢を正して)から左の図のように股関節を曲げていくだけの検査になるよ。
この時に右写真のように腰が丸まったり、反ったりしたら陽性ね。
②座ったまま膝を伸ばす
まずは椅子などに座った状態で姿勢を真っすぐにする。
そのまま膝を伸ばしていくんじゃけど、同時に腰が丸まっていくかどうかを見る検査ね。
この時に右写真のようになったら陽性。
➂四つん這いで後方移動
四つん這いのになり、背中を真っすぐにする。
その状態から体を後方へ移動させる(股関節が120度ぐらい曲がるとこまで)。
その時に右写真のように腰が反ったら陽性。
(※前方に移動するのもあって(写真にはないけど)、股関節が60度ぐらい曲がるとこまで前方移動したときに腰が反っとったら陽性)
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こんな感じで検査方法があるんじゃけど、どうだった?
すべて陽性だったら今すぐマッサージじゃなくて運動に切り替えよう。
その腰痛はマッサージとかストレッチじゃ治らんけぇ。
腰の不安定からきとるけぇ安定させていこう。
で安定した腰を作るための運動って言うのが、さっきの検査。
「検査が運動になるの?」
これがなるんよね。
この検査で陰性になるように体をコントロールする練習をするだけ。
つまり①の検査であれば、股関節を曲げた時に腰が中立位(真っすぐの姿勢)をキープできるように鏡を見ながら練習する。
②であれば、膝を伸ばしても腰が丸まらんように鏡を見ながら練習する。
これだけで安定した腰を作る練習になってくる。
要はモーターコントロールが出来てないだけなんじゃけぇ、それができるようにコントロールする能力を養えばいいんよ。
最低限今回紹介した3つの検査で陰性になるように運動してみて。
もし不安定が原因じゃったら腰の痛みは徐々に緩和していくと思うよ。
不安定の場合運動療法が最適じゃけど、その分時間が掛かるけぇ焦らずやっていこうね。
ほいじゃ!
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広島の腰痛専門出張パーソナルトレーナーとして活動中
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