被害者の会、発足

世間の景気が冷え切って大変な方がおられると思いますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。

さて、融資取次ぎ銀行であるアルヒ・アプラスに対し被害を訴える被害者の会が発足しました。

アルヒ・アプラス被害者同盟：　HP：https://www.aa-higaisha.org/home/

Twitterアカウント：　https://twitter.com/AAhigaisha

オンライン署名ページ：

［お知らせ］
本日発売の週刊新潮に関連記事が出ています。

「中村アン」に知ってほしい住宅ローン「アルヒ」の“犯罪”

近況更新

弁護士と相談して、集団訴訟を起こすことになりそうです。
詳しいことはまた追って更新します。

私の他にも被害者がいたことにどこか安心するとともに、ますます関係者への憤りが湧いてきました。
「悪いことをしたら、非を認めて謝る」
小さいころに親に習わなかったのでしょうか。
情報弱者から、むしり取れるだけ取って、都合が悪くなると、知らんふりをする。
私の場合はまだ世間並みに給料をいただけているのでなんと

不動産投資詐欺にあった話　その4

（つづき）

怪しいな、と思いつつも、不動産投資における利回りといった最も基本的な概念も知らなかった私は、二人を信用し始めていました。
I澤氏の話によれば、初年度の手残りは所得税の還付でおよそ80万円になるとのこと。

少し考えます、とその場を濁してライフプランナーのT氏と帰途に着きましたが、その間も、「I澤さんで不動産買った方がいいって！」とごり押ししてきます。
一応、「なんでそんなに勧めてくる

2020年2月13日送信済みメール

N村様

貴社S木氏を私に紹介した某ブローカーによると、本件のように売買契約が成約すると、当該ブローカーにも業務委託料としてキックバックが渡っていたことまで確認できました。
暴利を得たうえで、その原資と各斡旋者への手数料もすべて買主の負担にさせ、高額の借金と一括返済の恐怖を残して、あとは素知らぬふり。
金さえ稼げれば、他社の人生など犠牲にしていいとお考えですか？
そうやって稼いだお金で大切な人

アルヒの不正融資の問題点は何か？

こんなニュースを見かけましたので、当事者（？）として感想を。
――
信販会社アプラスの親会社のアプラスフィナンシャルは30日、アルヒと提携して手がけている投資用マンション向け融資で、審査書類の改ざんなどの有無を調査していると発表した。不動産の価格が不当につり上げられた疑いのある物件を含め、調査対象は100件を超えるという。
アプラスとアルヒの提携ローンでは、借り入れ希望者の源泉徴収票や課税証明書が

不動産投資詐欺にあった話　その３

「不動産を買って、損をしてもらいます」

耳を疑いましたが、確かにI澤氏はそう言いました。

内容としてはこうです。

物件の内容（立地、賃料その他）は見ずに、不動産事業として見た時に、「赤字」となっていることが重要なんです。
まず、中古マンションを買ってもらいます。
購入した中古マンションはサブリース（不動産会社に貸し出す、不動産会社がさらに一般のお客さんに賃貸）するので、普段の手間はかかりませ

不動産投資詐欺にあった話　その２

平日の夜２１時頃だったでしょうか、学生の街というイメージの強い某駅の近くの事務所へ、ライフプランナーのT氏と向かいます。道すがらT氏はＩ澤氏について「すごいいい人だし、言ってることも信用できる。」とお墨付き。
Ｉ澤氏の事務所に着くと、まだ開所してすぐなのか、祝いの花が飾ってあった記憶があります。しばらくすると、ダウンジャケットにキャップとラフな服装と丸い輪郭、細い目が特徴のI澤氏が出てきました。

不動産投資詐欺にあった話　その１

「ああ、これ騙されたな」

確信に変わったのはごく最近のことです。

そこに至る道のりは、地味で、しんどくて、わかってきた事実は、徐々に私の人生に影を落としていきました。それは、あまりに非日常というか、自分に起こったことだと信じられませんでした。

…数年前、第一志望の上場企業に入社したものの、配属先のほとんどの上司と合わず、適応障害を発症し退職しました。退職する前から、会社には行かず休職していま

2020年1月10日送信済みメール

N村様

それでは簡単に概要をご説明します。

S木氏から営業を受けて、ある区分マンションを買いました。

市場価格より不当に高い値段（ほぼ倍値）で購入させられました。この根拠としては、購入の前後でREINSで当該物件が出ていたのを知人に確認してもらいおよその仕入れ値を確認、また購入後も売買査定に出して市場価格を調べたものです。

売買契約書も袋とじしていないものを受領しておりそもそも売主にも同じ