見出し画像

不快な相手とは無理して付き合わないほうがいい理由


このまとめを読んで、「不快な相手を遠ざけたり行きたくもない飲み会には参加しない」ことが良いことだと思い込んでいた自分としては、えらく考えさせられた。

このツイートがまとめの主題。



改めて色々考えてみた。

その結果、やっぱり

不快な相手はどんどん切っていくべきだし、
友人や恋人に依存せず自立すべきだし、
行きたくもない飲み会やイベントには参加すべきでないし、
プライベートでいつも一人でいることを楽しむべきだ

という結論に達した。

今回は

不快な相手はどんどん切っていくべき
行きたくもない飲み会やイベントは参加すべきでない

という点に絞って、そう私が考える理由を列挙してみたい。


ソースは自分自身とその周辺

観測範囲は狭いので、一個人の意見として読んでいただきたい。

まず私自身と、パートナーと、一緒に働く会社のみんな(4人くらい)は全員、快適な人間関係だけでおおむね生活が成り立っている。

不快な相手とは付き合わず、行きたくもない飲み会やイベントには参加しない者どもばかりだが、その結果、快適な人間関係だけが残り、快適な関係性を築ける者同士で会社を経営している。これはとても楽しい。

弊社をとりまく関係者、関係企業各位についても、楽しそうに働いている人たちがとても多い。理由は単純で、しんどそうなクライアントは、メールとかの連絡のやりとりからしてもうしんどくて(例えば価格交渉しつこかったり)、結局ビジネス的な関係が続かないのだ。

もちろん、我々は、たんに運が良かっただけなのかもしれない。たまたま今はうまくいってるけど、将来的には立ち行かなくなったりするのかもしれない。

不快な人間関係といったしがらみをくぐり抜けるスキルを身に着けていたら、もしかしたら今はもっと沢山稼げるようになって、会社もでっかくなっていたのかもしれない。

でも自分は、好きな相手と、マイペースに、ひたすら自宅に引きこもって働ける今の環境がとても気に入ってしまっているし、そもそも、不快な相手と仕事をするストレスには耐えられない身体になってしまったので、今の生き方を貫くほかない。

楽で快適なほうを選んだ分、得られていたはずの人脈を失ったり、ストレス耐性が脆弱になるといったリスクはしょってるのかもしれないけど、それでもやっぱり、不快な人間関係を切ってきた結果、めちゃくちゃ働きやすい今の環境が得られたから、やっぱり他の人にもこの働き方を全力でオススメしたい。

そして自分自身、過去に「不快な人間関係を維持する」ことを意識的に頑張っていた時期もあるので、そのデメリットについてもひとつのサンプルとして提示できる。

不快な人間関係はエネルギー消費がエゲツない

まず不快な人間関係を維持するためには、時間も取られるし、ストレスで生命力も削がれる。ゆえに、活動量と思考量が減る。快適な人間関係に使えていたであろう、時間と生命力が減るのだ。快適な人間関係を築けそうな人たちを探すのに使えていたであろう、時間と生命力が減るのだ。

結果、不快な人間関係だけが残る。それは果たして幸せなことなのだろうか。

不快な人間関係を引き寄せるスキルが身についてしまう

不快な人間関係の中でがんばっていると、不快な人間関係の中でうまくやっていくスキルが身につく。すると不快な相手に気に入られる。不快な相手が寄ってくる。もしかしたら、それが更に出世したり稼いだりできるチャンスにつながるのかもしれないけど、その先にはさらに不快な相手との関係が待っているような気がしてならない。

昔飲み屋で働いていたとき、接客業が初めてだった僕はめんどうな常連客相手に一生懸命会話した。相手との会話内容をメモしたりしてがんばった。努力の甲斐あって、僕は彼に気に入ってもらえたようで、その常連客はしょっちゅう飲みに来てくれるようになったが、正直僕は、彼とのコミュニケーションが苦痛だった。

一方、静かに飲んでくれる他のお客さんは、僕がそのめんどうな常連客にかかりきりなもんだから、次第に足が遠のいてしまった。

元をたどると、小学生の頃に、バカにされたりからかわれたりしたときに、おどけて笑いにするスキルを身に着けてしまっていた。道化がうまくなれば当然、道化が好きな奴が寄ってくる。こうして逃れられないキャラが作り上げられていく。

こういう道化スキルは義務教育のときは自分を守る防具になるが、社会人になってまで使うべきスキルではない。そのことに気づかず、めんどうな客を自分で引き寄せてしまっていた。


「不快な人間関係」の維持・再生産に加担してしまう

私にとってめんどうな客は、他の客にとってもめんどうな客だったに違いない。私はそういう、お店に利益にならない客を引き寄せてしまっていた。

不快な関係性や飲み会を必要悪として受け入れる態度は、不快な関係性や飲み会をこれからも維持・再生産し続けることに加担してしまっている。

それは次の世代のためにならないのではないだろうか。

だったら自分が損してでも、孤立してでも、その再生産には歯止めをかけるべきではないだろうか。


ということで、やっぱり不快な人間関係については距離を取るべきだ、という結論に戻ってきた。

不快な人間関係を維持するためのコミュ力と、好きな相手との関係性を深めるためのコミュ力は全然異なるスキルだ。

不快な人間関係や飲み会からは積極的に距離をおこう。
それで空いた時間を、あなたの好きな相手に使っていこう。

CM

そんな弊社ではタスク管理アプリTaskChute Cloudを開発、提供しています。

来月1月30日に、このアプリを使った『習慣の育て方講座』をオンラインで開講します。月額500円ほどのTaskChute Cloudユーザーであれば参加無料です。この機会にぜひ使ってみてもらえると嬉しいです。そして講座にも参加してもらえたらもっと嬉しいです。

タスク管理のスキルと習慣づくりのスキルを身に着ければ、快適な人間関係を選びやすくなると思います。


読みたい本がたくさんあります。