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マタイ受難曲第18曲エヴァンゲリストに登場する「嘆き音型」(環の音型)について
プラウチュは譜例のところにイエスの嘆きによる「嘆き音型(環の音型)」があると指摘しています。
歌詞の「Trauern(嘆く)」のところにあります。
さらに、プラウチュはF音(ここでファの音)の周りの音を循環と表現しています。
さっぱり意味が分からないので、私はF音に注目してみました。
バッハの作品における聖書と象徴⑦Bibel und Symbol in den Werkenの日本語訳
毎回1~2ページずつの更新ですが、頑張っていきましょう。
閲覧数も増えてドキドキ。
Bibel und Symbol in den Werken. p.12
(譜例5)
バッハは「イエスの嘆きを「環の音型」として表現している。
F音の周りの半音を循環して「おそれや不安」の情景を表す。「おそれ・不安」の音型は非常に狭い円で「環の音型」を描き、イエスの嘆きを表している。
補足です☆
循環と訳
バッハの作品における聖書と象徴⑥Bibel und Symbol in den Werkenの日本語訳
こんにちは。しばらく書いていませんでした。
とても嬉しいことに、お世話になっている牧師先生やこのnoteに興味を持ってくださった先生からメッセージを頂き、私の理解も深められて楽しくしています。(大学在学中に知りたかった。。( ´∀` ))
最近はプラウチュの先行研究を用いて宗教曲ではない、なんともないバッハの鍵盤楽器の作品に宗教的象徴があるのか個人的に研究してみたら、十字架音型を発見しました。音
バッハの作品における聖書と象徴⑤ (Ludwig Purautzsch)
こんにちは。続きを書いていきたいと思います。大学在学中、この研究は人気がないと言われていたので、「誰が読むんだろう。需要がるのかな、まぁ自分のために記録しておこう」と思って始めたのですが、読んで下さっている方がいらっしゃること嬉しく思います。そしてスキボタンも押して下さりありがとうございます。相当、励みになっております。他の人と比べると少ない「スキ」ですが私にとっては相当の励みです。
では、今回
バッハの作品における聖書と象徴④(Ludwig Purautzsch)
今回の訳はバッハの作品における聖書と象徴のp9になります。
ついに修辞学的要素の一つである「音型」が紹介されます。
このページもキリが良く終わっているので1つの記事に1ページにします。
バッハの作品における聖書と象徴(Ludwig Purautzsch)9ページ
カントルであったバッハが特にこの言葉に触れたのか私たちは理解しているだろうか?
彼の注釈の重要性は特にここにある。研究者らはバッハ
バッハの作品における聖書と象徴③(Ludwig Purautzsch)
では、訳の続きを書いていきます。今回はp8の1ページだけにします。
バッハが聖書に直筆で注釈を書いたことについてです。バッハが聖書の箇所についてどう思ったのか興味深い。。
前のページで「コラールについてです」と書いてしまったのですが、
「Chron(歴代)」を「Chor(コラール」と読み間違えていました。ごめんなさい。では、始まります。
バッハの作品における聖書と象徴(Ludwig Puraut
バッハの作品における聖書と象徴②Bibel und Symbol in den Werkenの日本語訳
Bibel und Symbol in den Werken pp.6ー7※日本語訳が間違えている可能性は大いにありますので、あまり鵜呑みにしないでください。すみません。では。
バッハ自身もオルガニストや聖歌隊指揮者の職業に就きたいと、音楽的な能力や教養を併せて身に着けた。1708年にミュールハウゼンで第2オルガン奏者をしているときに最初の教会カンタータを作曲した。
当時の職種柄やバッハの保守
バッハ好きのnote
noteを始めて使うのですが、ブログみたいな要領で使っていいのか。どうなのだろう..。よろしくお願いします。
私は、現在ピアノ講師をしています。
以前は教員や警察事務等をしていました。
いろいろあってピアノ講師という職に辿り着き、生徒様をお迎えして早半年。
以前と比べると音楽と向き合う時間が増えて、ふと「バッハを練習しないと」という謎の使命感に駆られました。(本当に謎)
そもそも、私はバッハ