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自分のロゴを ‟ウイングフット” にした理由

プロダクトデザイナー / グラフィックデザイナーのFREELYと申します。

noteに書いてきた、自身の社会人遍歴。こちらに社会人としてもがいてきた記録を書きました。

基本的にインハウスでサラリーマン デザイナーとしてやってきましたが、結婚をして子供が生まれて、もう一段階稼ぐ必要があるなと思い、デザイナーのフリーランスとしてもちょこちょこお仕事を頂いてやらせていただいています。

この動きを始める際に、まず「自分のロゴをデザインする」という事から始めました。

様々な自分の中の案を形にしていく中で、人の為に作るデザインではなく、自分の為に作るロゴデザイン。自分の【好き】と自分の中での【コンセプト】から好きな様に作ってみようと考えた時に、これに辿り着いきました。

アメカジ・ヴィンテージ古着好きなら誰もが知るモチーフ

Wingfoot / ウイングフット 

引用元 ACORN
https://acorn-vtg.com/archives/50790


引用元  Pinterrest


このウイングフットは、ギリシャ神話のオリュンポス十二神の一人ヘルメスが履いていたタラリアという、空を飛べる黄金の翼が付いたサンダルがモチーフになっています。

ヘルメスは、翼の生えた黄金のサンダル タラリアを履いて、風よりも早く走り各地を飛び回った。という内容(だそう)です。


引用元 LIFEWARES
https://www.thelifewares.com/fashion/about-noah-winged-foot-logo/


これがなぜアメリカの古いカジュアルウエア(当時のスポーツウエア)に多く見られるか?

上記のギリシャ神話から「空を飛ぶように走れ」という意味を込めて、1950年代頃~ アメリカ東海岸/西海岸の高校・大学のTRACK&FIELDチームのユニフォームにウイングフットのモチーフが爆発的に流行したと言われています。

引用元 チャンピオンマニアの視点
引用元 チャンピオンマニアの視点


アメリカを象徴するデザインのひとつだと思っています。ですのでチャンピオンやラルフローレンなど、数えきれないほどのアパレルブランドが、このモチーフを使い商品を作ってきているのです。

自身の社会人遍歴でも書いてきましたが、自分には【デザイン】と【古着(ファッション関連)】このふたつしかありません。


ウイングフットの持つイメージ
身軽さ、スピード感

羽根の持つ「自由」なイメージ
会社に属して作るデザインとは違う、フリーランスでやる自由感


自分の中ですべてのイメージが合致して、自分なりに作った『ウイングフット』がこちら。

出来るだけ手描きの様な風合いを出したかった狙いがあります。

ウイングフットモチーフを作った後に、自由に。自在に。という意味を持つ「Freely」という名前を付けました。

名刺もばっちり作りました。


終いには、自分の愛車にもこのウイングフットモチーフのデザインを作り、ステンシルで塗装。

BRENTWOOD/ブレントウッド  アメリカのロサンゼルスの街の名前。アメリカ西海岸の物流・商流拠点のような働きもあるそう。

愛車は18年連れ添っている、1990年式 TOYOTA LAND CRUISER 70 ZX。1ナンバーの貨物車登録なので、なんかイメージピッタリ。そこで車の修理工場を営んでいるイメージでデザインしました。これもできるだけ手描き感が出る様に作りました。

アメ車屋さんで、データ持ち込みでステンシルしてもらいました。やってくれる所をかなり探し周り、このアメ車屋さんが「やったことないけど、やってみましょう!笑」と格安でやってくれたのも良い思い出です。


という具合でこの「ウイングフット」のモチーフは、自分の中で切っても切れない、そんなモチーフになりました。


小3からやってたサッカーのポジションも【右ウイング】だったし。


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(ソレ、カンケイナイネ.…)

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