マガジンのカバー画像

何度も読み返したい素敵な文章の数々・・・!!!

81
運営しているクリエイター

#思考

どこかで、きっと関係は生まれている

どこかで、きっと関係は生まれている

1995年4月。

わたしは大阪に引っ越してきた。無職だった父の再就職先が大阪だったから、愛知県から引っ越すことになったのだ。

その数ヶ月前、1995年1月17日。阪神淡路大震災があった。

愛知県に住んでいたわたしは、ふだんと同じように眠っていた。朝起きてニュースを見てはじめて、「こうべ」というところで大きな地震があったのだということを知った。高速道路がなぎ倒された映像を憶えている。

ただ、

もっとみる
ノイズを除いた先にあるもの

ノイズを除いた先にあるもの

実家から自宅に帰ってきました。帰宅早々、疲れなのか何なのか、貧血時の立ちくらみのような症状に襲われて、ぼんやりと横になって一日を過ごしました。

車中睡眠だったので、睡眠不足解消のために幾度かうつらうつら眠りにもつきつつ。

夢と現実との狭間を行ったり来たりしているような感覚が、どこか非現実的で心地よい。さっきまで頭の片隅にあった思考が、自分のものなのか、はたまた夢で感じたものなのかわからなくなる

もっとみる
「ひとりきり」を貫く方が、孤独感に苦しまずに済むのかもしれないのだけれど

「ひとりきり」を貫く方が、孤独感に苦しまずに済むのかもしれないのだけれど

人はいつだってひとりだ。誰かといても、いつもどこかで、人はひとりだ。

孤独に関するnoteを読んだ。

この「誰かが感じている感覚を本当の意味では共有できない」という感覚がよくわかる。そのことに思い至って、ひどくさみしくなったこともある。

そもそも、この孤独感というのも、この「理解しきれない」もののひとつだ。特に、この感覚はひとりひとり大きく異なる。孤独に強い・弱いの違いなのか、そもそも孤独を

もっとみる
“ブランディング”なんてかっこつけなくても、本当はきっともっとシンプル

“ブランディング”なんてかっこつけなくても、本当はきっともっとシンプル

ライターの仕事を始めてから、“ブランディング”という言葉がやけに身近なものになりました。

身近なのは、ただ“耳にする”ということだけ。わたし自身は、現状ブランディングらしきものを意識してツイートをしたりnoteを書いたりブログを書いたりしているわけではありません。

「ブランディングをしなきゃ」だとか、「強みを考えなきゃ」「見つけなきゃ」だとか、何度目にしただろう。そのたびに、「何もない」と思い

もっとみる