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卯岡若菜
2018年1月17日 20:55
1995年4月。わたしは大阪に引っ越してきた。無職だった父の再就職先が大阪だったから、愛知県から引っ越すことになったのだ。その数ヶ月前、1995年1月17日。阪神淡路大震災があった。愛知県に住んでいたわたしは、ふだんと同じように眠っていた。朝起きてニュースを見てはじめて、「こうべ」というところで大きな地震があったのだということを知った。高速道路がなぎ倒された映像を憶えている。ただ、
2018年1月4日 21:38
実家から自宅に帰ってきました。帰宅早々、疲れなのか何なのか、貧血時の立ちくらみのような症状に襲われて、ぼんやりと横になって一日を過ごしました。車中睡眠だったので、睡眠不足解消のために幾度かうつらうつら眠りにもつきつつ。夢と現実との狭間を行ったり来たりしているような感覚が、どこか非現実的で心地よい。さっきまで頭の片隅にあった思考が、自分のものなのか、はたまた夢で感じたものなのかわからなくなる
2017年12月16日 08:42
人はいつだってひとりだ。誰かといても、いつもどこかで、人はひとりだ。孤独に関するnoteを読んだ。この「誰かが感じている感覚を本当の意味では共有できない」という感覚がよくわかる。そのことに思い至って、ひどくさみしくなったこともある。そもそも、この孤独感というのも、この「理解しきれない」もののひとつだ。特に、この感覚はひとりひとり大きく異なる。孤独に強い・弱いの違いなのか、そもそも孤独を
2018年1月2日 20:10
ライターの仕事を始めてから、“ブランディング”という言葉がやけに身近なものになりました。身近なのは、ただ“耳にする”ということだけ。わたし自身は、現状ブランディングらしきものを意識してツイートをしたりnoteを書いたりブログを書いたりしているわけではありません。「ブランディングをしなきゃ」だとか、「強みを考えなきゃ」「見つけなきゃ」だとか、何度目にしただろう。そのたびに、「何もない」と思い