2023年総決算マイベスト◯◯スペシャル
はい皆さん年末いかがお過ごしでしょうかということで、僕はせっかくのクリスマスイブ(晴天)なのにも関わらず自室で黙々とこの陰湿なnoteを書いている次第でございます。
暖房ガンガンに効かせまくっているのに書いている人間が陰湿すぎてもはや加湿器が要らないというね、読者諸賢の皆様も乾燥した部屋には陰湿な人間を用意するという驚異的なライフハックをぜひお試しあれ、ということで前置きはこの辺にして早速本題に入ろう。
題しまして「2023年総決算!ジャンル毎マイベスト○○スペシャル」~~~!!
今年筆者が観たり聴いたり読んだり食べたり屠ったりねっとり舐めたりした古今東西のあらゆるコンテンツをジャンル毎に分け、その中のマイベストを発表しようという、要するに年末になると世の中のインターネットに巣くう有象無象共が頼まれもしないのにこぞってやりたがるアレである。
本来ならばこういう記事はじっくり時間をかけて書きたいのだが、いかんせん今日は午後からM-1グランプリその他諸々の年末特番をTVerで消化しなくてはいけないので極めて簡潔なテイストでお届けさせていただく。
たぶん存在しないだろうけど「もっと〇〇について詳しく書いて欲しい」という酔狂な方がいたらコメント欄に書き込んでいただければ後日それについての記事を書きます。
あとついでに申し添えておくと、基本的に映画や漫画などのエンタメはネタバレ全開で紹介するので気になる方は指を上手い具合に駆使して文字を隠しながらタイトルだけ確認されますよう。
それも出来ないほどネタバレが嫌だという方はとりあえずこの記事のスキボタンと当アカウントのフォローボタンだけ押してブラウザバックして下さい。
映画部門
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』
https://youtu.be/ZtB7DFoK9jA?si=ctT_w9PgzIV_snTd
今年は昨年に比べてあんまり映画を鑑賞しなかったから、映画に関してはマイベストを決定するのは容易だった。
何を隠そうこの映画は最近のMARVELの低迷ぶりに頭を抱えてしまっていたファンに一筋の光明を与えた作品である。なんせ監督がジェームズ・ガンだからね。
作中に登場するアライグマ、ロケットの物語なんだけど、2014年から続くシリーズもので僕はこの3作品目が一番好きだった。
ロケットの「ピーター、オレはもう逃げないぞ」だったか「もう逃げるのはやめた」だったか忘れたけど、とにかくその台詞が発された時点でもう2023年のベストムービー賞受賞が決定したよね。
劇中歌も最高すぎてiTunesで劇中歌アルバム買っちゃったよ。
まず冒頭でRadioheadの『Creep』が流れた時点でもう2023年のベストムービー賞を受賞するべく公開された映画だと確信したね。
オイオイ一体何回ベストムービー賞を受賞するんだこの映画は?という欧米風のリアクション必至である。
シリアスパートとコメディパートの按配も絶妙だし、映画館に足を運んで観た甲斐があった。コメディパートで劇場のみんなが笑うと謎の一体感があって嬉しい。
今回はテーマが結構センシティブだったけど、それもちょうど僕が常日頃から考えている「精神の支配」という問題に少なからず重なる部分があってマイベストオブザイヤーどころかマイベストオブザライフに近付けるぐらいのポテンシャルを持った素晴らしい映画だった。
余裕があればまた詳細な感想を書きたいと思う。
にしてもMARVELシリーズはこの先どうなっていくのだろう。正直来年のデッドプール3だけが頼みの綱状態だよ。
漫画部門
『君は放課後インソムニア』
上記の記事で少し触れたので割愛。惜しくも今年の秋に完結してしまったのが悔やまれる。
終わり方は「そうくるかぁ~、やっぱね~……………(スウゥゥゥゥゥゥゥッ、※息を吸い込む音)エモ~~~~~い!(近所迷惑並音量)」って感じ。
とにもかくにもヒロインが最悪の結末を辿らずに済んでひと安堵した。
小説部門
町田康『告白』
小説に関しては「出版された年に関わらず今年読んだ小説の中で最も良かったもの」と「今年出版された小説の中で最も良かったもの」に分けて紹介。
まず町田康の『告白』、これは2005年に刊行された小説だが、今読んでも非常に面白かった。
ページ数が800以上もあって、この文庫本を胸ポケットに入れとけば渡航禁止国に突如としてワープさせられてもなんとか銃弾防げてサバイブ出来るんじゃないかという気がしてくるぐらい分厚い。
しかしやはりその分読みごたえもしっかりしている。河内弁という方言で台詞が書かれているのだが、町田康の筆力で読者に頁を繰ることを厭わせない。
内容は劣等感を抱えた思弁的な主人公の熊太郎が殺人事件を犯すまでの経緯と心理を描いたもので、時にユーモラスに、時に情念的に訴えかけてくるような文体が特徴である。
また近いうちに読書感想文を書こう。
続いて「今年出版された小説の中で最も良かったもの」。
宮島未奈『成瀬は天下を取りにいく』
『告白』の重厚さとは打って変わって内容はライトなんだけど、どこか清涼感があるというか、ある種の中毒性がある。
型破りで少し変人の女子中学生「成瀬あかり」を中心とした物語なのだけれども、本当にいそうでいないギリギリのラインの人物像設定だから「成瀬は次に何をするのだろう」という期待感を胸に読み進めることになる。
個人的な所感だがアニメ化とかしたら成瀬の声優はAdoだろうな、と考えていたらもうAdoの声でしか成瀬の声が脳内再生されなくなった。
来月に続編が出るという喜ばしいニュースもあるが、その中で急に成瀬が「唱」とか歌い出すシーンがあっても何らおかしくない。
海外ドラマ部門
NETFLIX『SEX EDUCATION SEASON4』
これも『君は放課後インソムニア』を取り上げた記事『10年20年』内で触れているから割愛。
未だにロスが抜けない。
製作陣が「やっぱシーズン5まで作るわw」とか言い出してもにっこり笑って許容するだろう。
アニメ部門
『スキップとローファー』
特別なア~ニメをあなたに見せる~、あったかいんだからぁ~♪(M-1の配信が始まったので紹介が雑になっている)
音楽部門
思いつか~ん、全員優勝!笑
YouTube部門
今年良かったYoutube動画はアンジャッシュ渡部のYoutubeですね。
なんというか、こう言ったら要らぬ語弊を生むかもしれないが「これは佐々木希と結婚しててもおかしくないし希が離婚しないのもなんとなくわかるわ」と思わせられるぐらい食に関しての造詣が深いし、渡部お得意のグルメ蘊蓄話も退屈しない。
爆発的に笑えるとかではないけれども、ついうっかり動画の再生ボタンを押してしまうような中毒性がある。
あとこのnoteは福原遥ちゃんのYouTubeチャンネル登録者数を増やすべく奮闘しているので今これを読んでいる方は福原遥ちゃんのYouTubeチャンネル「福原遥とふくはらはるか」のチャンネル登録ボタンを777回押して下さい。
最近疲れてると福原遥がゲシュタルト崩壊するぐらい福原遥ちゃんのことしか考えられない。
もし仮に福原遥ちゃんが有村架純みたいな熱愛報道出たら当てつけのように僕はチャンネル登録ボタンを99999999回高速連打します。
ラジオ部門
ここ数週間のミキ昴生の怒涛のラジオ出演も面白かったし、年末恒例『三四郎のオールナイトニッポン0』のなかやまきんに君ゲスト回も申し分なく面白かったんだけど、やっぱり一番は秋ごろの『マヂカルラブリーのオールナイトニッポン0』スペシャルウィーク回でリボルバーヘッドときしたかのの高野のグダグダ応酬が繰り広げられた場面だろう。
ラジオ聴取が趣味なだけで世間全般から見たらコアなのにその中でも更にコアなとこ行ってるってもう終わりだよ。
グルメ部門
もちろん『なか卯』のとろたま親子丼である。
ハリーポッターと呪いの子の舞台を観に行く前に食べたとろたま親子丼、美味かったなァ~
というのは冗談というかまあ勿論なか卯も美味かったんだけど本命はこっち。
桜上水『あぶら~亭』
あぶら~めん 値段:忘れたけど1000円以下
この店の何が良いって、めちゃくちゃ行列並んでてさ、30分ぐらい待って店ん中入ったら東洋系の女性店員の方が「オマタセシタノデ、コレドゾ」っつって餃子サービスしてくれたんだよな。
このgreat hospitalityに敬服を表して☆3つです。食べログ換算で☆4.3。
ベストバイ部門
今年買って良かったもの。
…………いや、言いたいことはわかるけどそれは貴殿の心がインターネットという猛毒によって汚されてしまっている証左である。
マカというのは必ずしもそういう風に服用されるだけがすべてではない。
疲労し切った時に気力を回復させる手段として非常に有用なのである。
あくまで健康維持のために買っているだけである。
くれぐれも誤解なさらぬようお願い申し上げる。
まったく、本当にインターネットの悪しき兆候ですよ、マカっていう単語だけでそんな発想をするのはもうね、中年の助平なおじさんだけですよ。
真っ当な人間ならマカと聞いてもそんな敏感には反応しないんです、なんならちゃんとそれっぽい宣伝CMだって考案出来るんです。
「最近、仕事で疲れて元気が出ないんだよな~」
「忠信さん、これ飲んでみてください」
「ん、なんだこれ…マカ&亜鉛……?ゴクッ……ゴクッ……」
「た、忠信さん!鏡見てください鏡!下半身の突起具合が漫画みたいになっちゃってます!」
「いやそんな訳……え、オイこれ……これ、下半身の突起具合が漫画みたいになっちゃってんじゃん!」
Need 凄十?
※現在放映されている浅野忠信氏出演の某メガネCMとは何の関係もございません
はい、ということでクリスマスイブに何書いてんだよコイツは、と他人事のようにほとほと呆れている次第なんでございますが、今年も皆さんご購読のほどありがとうございました。
多分来週で今年最後の投稿になると思いますが、記念すべき毎週連続投稿の100週目が再来週に該当するかもしれないということで、ここまで続けられたのも読者諸賢の皆様のおかげでございます。
来年こそは絶対に商業コンテンツ化してnoteの収益を上げ、このカビだらけの子供部屋から脱出出来るよう頑張りますので、当noteのステルスマーケティングの方をよろしくお願い致しま~す。
おしまい
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