人は、他者から聞いたイメージで人を評価する

おはようございます
ノー残業デー徹底おじさんです。
仕事が途中でもPC切ってもらうので、みんな定時が近づくと中途半端になる新しい仕事を始めません。
『帰る理由』があると帰りやすい、は続けていこうと思います。

さて。
ここの所、異動の話で持ちきりです。
環境が変わる事なんてこの先、何度もあるので、気持ちの整理をしておきます。

▼人は変化を嫌う


企業や組織は変化しないと生き残れません。
世の中は変わり続けているのに、順応できない会社は取り残されてしまいます。
その組織の手足である我々が変化せずに腐っていけば組織自体が死んでしまいます。
そんなの"やり方を変えていかないと勝てなくなる"というのはもちろん理解しています。

しかし、
僕自身も異動を内示された時、不安を感じました。
元のチームの居心地がよかったからです。
異動する事で、また変化しなければいけない。
積み上げたものが、また0から始まる。
0から始めた次の物語はうまくいくのか?
そう思うと不安でした。

また、僕は出ていく側ですが、残る直属のメンバーの気持ちを聞くと似たような不安を持っていて、とても勉強になります。

新しい上司が来る事で、仕事のやり方、ノー残業の徹底された環境、人当たり、成績、楽しさ。
その全ての勝手が変わると思うと不安になるそうです。

もしかすると『今までやらなくてよかった事』
をやらされるかもしれない。という不安もあるのかもしれません。

『今までやらなくて良かった事』が、本当にやらなくてもいい事なのであればこれからもやらなくていいと思います。

しかし、新たな視点で、新しい上司がメンバーも含む環境のために考えた新しい指示、方針については『今までやってなかったが、やった方がいい事』になります。

『今までやってない事』を新たに始める際に、これらを同じものとして捉えてしまうと不安が不満に変わるかもしれません。

ごっちゃにしてしまうと、心がついていかないのだと思います。

会社の方針や上司からの指示を、部下は『やる意味』を聞き、自分にとってその意味があるかないかの判断をする。
そして自分の考えや、意味がないと判断した時に、それでもやらされると不満になります。

しかし、本来、その"納得感"は必要ありません。

会社組織の指示は、強い言葉で言うと命令です。
なので、納得感は必要ないのです。
そのかわりに、責任は指揮命令をする管理職がとります。
指示にしたがって起きた事全てが管理職の責任です。

これが、本来のピラミッド型組織のルールです。

ただ、中途半端な裁量を与えられ、うまくいかなければ本人が悪い。という環境だと、責任自体を自分が取っている。という事になります。当然、自分の判断が強くなり、自分の納得しない行動は取りたくない。というロジックになります。

責任が本人に行った瞬間、組織のルールは通用しません。

なので、この曖昧になっている部分についてはしっりと伝えて理解してもらう必要がありそうです。

これは、僕の異動先で待つ新たなメンバーも同じように感じ、同じように不安に思っていると思います。

そこの所をきちんと自分が理解できたのは今の部下の不安に立ち会えたからなんだと感謝しています。

僕は、納得感を持ち前向きに仕事をしてもらった方が成果が上がると考えています。

なので、トップダウンではなく、できる限り言葉の意味を因数分解し、意味を伝えていこうと思います。

人は変化を嫌い、知らない相手を嫌い、自分の作り上げた平和に侵入してくる人を嫌います。

お局様が、PCスキルやグローバル感を持って入社してくる新人を毛嫌いするあれです。

とくに異動の少ない事務職だと、長くいる人が力を持つなんて事はよくあります。

怖いですね。

▼うちには怖いお局様がいるから気をつけてね

人の良いところも、悪いところも誰かから聞くと先入観を持ってしまいます。
陰口と陰褒めの効果が絶大であり、使い方を誤るととても生きにくくなってしまいます。

陰で人の悪口を言っている人に対してネガティブな印象を持ち、悪口を言われてる人に対してネガティブな先入観を持ちます。

逆に陰で人の事を褒めている人に対してはポジティブな印象を持ち、褒められている人に対してポジティブな先入観を持ちます。

▼陰口は効果絶大である
・陰口を言っている人の評価が下がる(確定版)
・陰口を言われている人の評価が下がる(印象値)

ダブルで評価を下げる事ができます。

メリットがありそうとは思えないので、おすすめはできません。

とくに、本人をまだ知らない人に、『こんな人だよ』と伝える時には、気をつけたいと思います。

後任のマネージャーが少しでもやりやすいように、
僕の直属のメンバーが少しでもポジティブなイメージで引き継げるよう注意します。

さて、あと残り6週間。
残りの時間を大切に前へ進んでいこうと思います。

それでは、また。

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