読書は自分の中の『多様性』を高める行為
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皆さんは本を読みますか?このnote記事を開いていただいているということは、活字を読むことに対してそこまで抵抗感がある方ではないかと思います。
私は週に1冊本を読みます。おそらく、読書家からすると読む本の量は少ないと思いますが、本をあまり読まない方は『週1冊本を読むなんて考えられない。』と思われるかもしれません。
根っからの読書家というわけではありませんが、自分へのインプットを増やす行為としての読書は大変コスパが良いため、週1冊本を読むようにしています。この習慣は社会人になった約4年前から始まったことですが、ふと『読書とはなんなんだろう』と考えることがあります。
『読書とは、○○』という穴埋め問題があったとき、あなたはなんと答えますか?今の私は、『読書とは、自分の中の多様性を高める行為』だと思っています。このnoteでは、『読書とは、自分の中の多様性を高める行為』だと思う私の考えを書きます。
✅1、『読書とは、自分の中の多様性を高める行為』
『読書とは、自分の中の多様性を高める行為』ということを、『多様性の科学 画一的で凋落する組織、複数の視点で問題を解決する組織』という本を読んでいるときに思いました。
本書にはこんな内容が出てきます。
私は全く分かりませんでした。続いて、こんな内容が出てきます。
この話をした後、本書では『最初の悪性腫瘍への対応策が分かりましたか?』と続きます。皆さんは分かりましたか?
本書では、お医者さんがチームになって最初の問題に取り組んだときは正解にたどりつかなかったかもしれないが、軍事評論家がチームに加わった場合は正解に辿り着きやすくなるかもしれないと述べています。そして、多様性の重要性を主張しているのです。
これを読んだとき、『確かにその通りだな』と思いつつ、『この本を読んだ私自身も、次に同様の問題に出会った時、解決することができるだろうな。』と思いました。本を読んだことによって1つ視点が増えたのです。これは、言い方を変えると自分の中の多様性が高まったとも言うことができます。
読書をするということは、自分の中の観点を増やし、多様性を高める行為なのです。
✅2、多様性が求められる時代に自分の中の多様性を高める
企業説明会を聞くと『多様性』が重要なキーワードになっています。NewsPickを開くと1回スクロールする中に『多様性』いう言葉を見つけることができます。それほど、世の中的に『多様性』(もしくは、ダイバーシティ)が求められているのだと思います。
例えば、様々なバックグラウンドを持つ方を企業に迎え入れることで『多様性』を高めることができると思うのですが、人を新たに雇うとコストが大きくかかります。それよりも、読書をして個々人の内側にある『多様性』を高めていった方がコストパフォーマンスが良いのではないでしょうか。
一人一人固有のバイアスを持っているため、いくら個人の中の『多様性』を高めたところで、バイアスによって大きな効果を生まないのではないかと言う意見もありそうですが、少なくとも試してみる価値はあるように感じます。いろいろなバックグラウンドを持った人の採用に時間をかけて『多様性』を高めると同時に、個人の中の『多様性』を高めるために読書を推奨することも重要です。
✅3、まとめ
皆さんは、『読書とは、○○』の○○に何を入れますか?私は最近『読書とは、自分の中の多様性を高める行為』だと考えています。ビジネス書であればわずか1,500円足らずで自分の中の『多様性』を高めてくれる読書は、実はコストパフォーマンスがとてもいいのではないでしょうか。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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