【恋愛】【雑感】『家に帰ってこないで外で遊んでばかりいる人が理解できない。』

(このnoteは2分で読めます。約1,800文字)
先日、恋人に対して『家に帰ってこないで外で遊んでばかりいる人が理解できない。』と不満を漏らしている方を目にしました。例えば、飲み会ばかりに勤しんで家に帰ってくるのが遅い時間になるパートナーを想像してみてください。確かに、不満が溜まってしまう気持ちは分かります。

一概に『どちらか一方が良い/悪い』ということを論じるつもりは毛頭ございませんが、『それってこう考えることもできるのでは？』と思ってしまいました。

このnoteでは、『家に帰ってこないで外で遊んでばかりいる人が理解できない。』という意見に対して、私が思う雑感を書きます。

✅１、『夫(パートナー)が全然家に帰ってきません。』

『家に帰ってこないで外で遊んでばかりいる人が理解できない。』という事象に対する前提をここでは整理します。この不満を言っているのは、結婚して3年以上が経過した夫婦や同棲し始めて１年以上が経過したカップルであると仮定します。

ここでいう『外で遊んでばかり』とは、同僚との飲み会やバー、キャバクラなどを想定しています。表現したいことは、パートナーが家にいるにも関わらず、家以外で時間を過ごすということです。

さて、もしあなたのパートナーがそのような方だった場合、あなたはどのように考えますか？『それもそれで仕方ない』と割り切りますか？『私は家にいるのに、それを差し置いて外で遊ぶなんてありえない！』と憤慨しますか？

どう思うかに正解はありませんが、私はシンプルに『家で過ごすよりも外で過ごす方が楽しい環境を作り出していることが良くないのでは』と考えてしまいます。

---

✅２、『ライバルはディズニー』

とあるプロ野球球団の職員の方は、赤字が続く来場者数についての改善策を考えていました。一般的な発想であれば『他の球団よりも魅力的な施策を考えよう。』という発想になりそうですが、その球団職員の視点は異なりました。『ライバルはディズニー』だと考えたのです。

例えば、休日に試合がある場合、球場に足を運ぶということは、野球観戦に時間を使うと決めた、ということです。それは、時間の使い方としてそれが最も楽しいと考えた結果でもあります。ユーザーの時間を奪い合っているという視点です。

実際に足を運んで、そこで楽しい時間を求めるという点においては、ディズニーが最高クラスです。そのため、その球団職員は『ライバルはディズニー』だと考えたのです。『ディズニーよりも楽しい時間が過ごせること』を目標にユーザーエクスペリエンスを考えるようになるのです。

これは、先ほどのパートナーが家に帰ってこない例でも同じです。

✅３、『家が一番楽しい』と思わせる

家に帰ってこないということは、『家で時間を過ごすよりも、外で時間を過ごした方が楽しい』と思われているわけです。そんなパートナーに対して『何で家に帰ってこないで、外で時間を過ごしてお金を使っているの？』と詰め寄ったところで意味がありません。余計に『家に帰りたくない』と思わせるだけです。

つまり、いかに『家が楽しい場所』だと思わせるかということが重要になってくるわけです。例えば、『家に帰ったらおいしい料理が食べられる』と思わせるだけでも効果があります。ちなみに私は完全なアウトドア派でしたが、猫を飼い出してからインドア派になりました。外で過ごすよりも家にいた方が楽しい時間を過ごせるからです。

家に帰ってこない原因を考えるうえで、『どこで時間を過ごすか』という選択で『家で時間を過ごす』という選択肢が負けていると考えると、『じゃあどうしたら家で時間を過ごしたくなるのか。』と思考が次に進んでいくのではないかと思います。

---

✅４、まとめ

『家に帰ってこないで外で遊んでばかりいる人が理解できない。』という不満について、『時間をどこに使うか』という選択において『家で時間を過ごす』という選択肢が選ばれていないということについて書いてみました。

まぁそもそもパートナーのことが嫌いなのであれば、それまでなのですが、『好意があり、家で過ごしてもらいたい。』と思うのであれば、『ディズニーよりも家で過ごす方が楽しいと思わせるにはどうしたらよいか。』を考えるのもアリなのではないでしょうか。

最後まで読んでいただきありがとうございました。