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【雑感】26歳の私が考える『学歴主義』

(このnoteは3分で読めます。約2,600文字)
『学歴主義』『学歴フィルター』など『学歴』に関するワードを皆さんも一度は聞いたことがあるかと思います。皆さんは『学歴主義』についてどう考えていますか?『学歴は高い方が良い』『学歴は仕事には関係ない』など様々な意見があるかと思います。

かく言う私は『学歴主義』に振り回されてきた人間です。文字通り振り回されてきました。中学・高校生の時に抱いていた『学歴』に対する考えと大学時代に抱いた『学歴』に対する考え、社会人になってから抱く『学歴』に対する考え方は全く異なっていると思います。180℃変化していると言っても過言ではありません。そして、それは今後も変化していくのだと思います。

このnoteでは、26歳現在の私が考える『学歴主義』について、定点観測的に雑感を書きます。

✅1、中学・高校時代は『学歴が高い人は偉い』と思っていた

私は中高一貫の私立の学校に通っていました。毎年『○○大学X名合格!』と書かれた紙が貼られているような学校に通っていました。私立の学校なので進学実績がKPIになっている文化です。

そんな学校に中学・高校と6年間通っていました。『学歴主義』的な考え方になったのも自然だと思っています。偏差値が高い大学に合格した人が偉いと思っていました。

当然、私も偏差値の高い大学を目指すことになるのですが、結果大学受験は失敗することになります。今となっては『何をそんなに恥ずかしがっていたのか』と思いますが、当時の私は学歴コンプレックスというやつでした。ここら辺の話はまた別のnoteで書きます。


✅2、社会人になってからの『学歴』に対する考え

26歳現在の『学歴』に対する考えは、『仕事ができるかどうかに『学歴』は関係ない。』というものです。不思議なことに社会人になってから、相手から大学名を聞かれることも自分から大学名を聞くこともほとんどありません。

相手の『学歴』を知らなくて困ったことは1度もありません。結果的に大学名を知ってしまった方もいましたが、その人の『学歴』はその人の仕事能力にほとんど関係していませんでした。高学歴でも仕事ができない人はできないし、低学歴でも仕事ができる人はできるのです。

やたらと『大学名』を聞く方をたまに目にしますが、『学歴』が仕事のできる/できないに関係しないことが分かってからは、『この人は『学歴』を知って何がしたいのだろうか。。。』と不思議に思うようになりました。

あと、『20代後半になって『学歴』で勝負している人はヤバいな』という感覚もあります。新卒~第二新卒は自分のポテンシャルを示すために『学歴』を振りかざすことは戦略的で良いと思うのですが、20代後半にもなって『学歴』を振りかざしていると、『この人は『学歴』しか振りかざせるものがないのかなぁ』と思ってしまいます。


✅3、私にとって『学歴』は凄い奴かどうかの確率

少し抽象的な話をします。『じゃあ、全く『学歴』を考慮していないか』と言われるとそうではありません。私は『学歴』を、相手が凄い奴かどうかの確率だと思っています。ここでいう凄いかどうかは仕事ができるとニアリーイコールです。

これはふわっとした感覚値の話なのですが、旧帝以上だと2人に1人は凄い奴です。早・慶ですと5人に1人は凄い人です。MARCHレベルだと100人に1人は凄い人です。それ以下だと1000人に1人が凄い人です。

ここで言いたいのは、『学歴』が高いと無条件で凄い奴だという話ではなく、『学歴』が高いと凄い奴である確率が高くなる気がするというだけです。数字的な根拠があるわけではないので、これはあくまで私の感覚値です。


✅4、もっというと『理系』か『文系』かすら関係ない

結論としては『学歴』なんて関係ない、という話なのですが、もっと言うと、『理系』か『文系』かすら関係ないと思っています。私は『文系』ですが多少プログラミングができますし、必要があれば数学Ⅱ・Bの教科書を引っ張ってきて勉強し直すこともあります。

『文系』だからプログラミングができないとか、数学ができないというのはただのイメージでしかないです。『文系』出身のプログラマーは腐るほどいますし、『理系』出身の弁護士だっています。『学歴』と同じように『理系』『文系』もどうでも良い分類です。

✅5、『学歴』のラベリングは頭が悪い証拠

『学歴』で人を判断するのは、頭が悪いと私は考えています。十人十色という言葉があるように、同じ『学歴』であっても個々人の能力は全く異なります。

一発勝負の試験を受けて大学に入っているのであれば、たまたま受かったのかもしれないし、たまたま落ちたのかもしれないのです。それを『学歴』で一括りにするのはあまりにも雑です。

雑なラベリングをしてしまうのは、個々個別の具体例を考える頭がないのです。ただし、採用などにおいて量をこなすために『学歴フィルター』を使うのは、頭が悪いのではなく効率を考えた結果だと思います。それがうまく行っているとも思えないので結果的には頭が悪いのかもしれませんが。


✅6、まとめ

もし、学歴コンプレックスを持っているという方がいましたら声を大にして言いたいです。マジで『学歴』なんて関係ないです!相手が『学歴』であなたを判断するようであれば、そんな人とは関わるべきではありませんし、あなたが『学歴』を言い訳に何かを断念しているのであれば『学歴』を言い訳せずにさっさと行動すべきです。

26歳時点の『学歴』に対する雑感を書きました。おそらくこれは、メンバークラスの役職にいる今だから思うことで、マネージャーや採用業務に携わったらまた別の考えを持つのだと思います。定期的に自分の考えを定点観測したいと思います。

ちなみに、京大卒の知り合いは『人の出身大学を聞くことは、出身地や現職で何をやっているかを聞くことと感覚的には変わらない。そこから話が広がるかもしれない、くらいの感覚。ただ、相手に質問してしまうとこちらも答える必要があるから、自分から出身大学を聞くことはないかもしれない。『あ、京大出身なんですね。』から始まる一連のやり取りがめんどくさい。』と言っていました。人それぞれ思うことは異なりそうです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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