Frapenta(フラペンタ)

ノーカントリー推しの映画好き。

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  • スコセッシ映画年表

    マーティン・スコセッシ監督の作品の年表をのんびり作っていく。

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【感想】ノーカントリーを劇場で観て人生完結したので、この余生を使ってお家鑑賞時の違いをつらつらと並べる回

序 オールタイムベスト映画 私、フラペンタは映画が好きだ。 映画を何作も観ていくと自分の中でベスト作品が自ずと出てくるわけで、それを映画界隈では今までの人生で出会った中で最高の作品という意味で「オールタイムベスト」とよく呼ぶ。 当然私も自分自身のオールタイムベストを堂々と掲げていて、とりわけぶっちぎりでオールタイムベスト1位の作品が、表題にもある「ノーカントリー(原題:No Country for Old Men)」なのだ。 どれくらい好きなのか説明するのは難しいが、具体

    • 冒頭からみる「搾取する/される」(NOPE考察・ネタバレ注意)

      ※以下NOPEのネタバレがあるため、未鑑賞の方は注意。 ジョーダンピール監督作「NOPE」を観に行った。 ジョーダンピールといえば、怖いというよりは社会問題を交えた巧いホラーが得意に思われた。しかし、今作ではさらに監督技術が昇華し、今までやや濃かったメッセージ性をいい塩梅に下のレイヤーに置きつつ、純粋に恐怖が増した怪物ホラーを誕生させてしまった。 詳しい感想はフィルマークスに載せているので、もしよければ下記リンクから。 本記事では、NOPEにおける問題提起の一つであろう

      • 最近『アンチャーテッド』っぽい昔の映画をよく観る。

        お久しぶりです。フラペンタです。スマホで入力してるので改行の仕方がわからんです。気にせずお願いします。 研究室生活も一区切りつき、ようやく夏休みです。4ヶ月くらい研究室生活でしたが、充実してるような気がします。しかしずっと同じ部屋にいるのでね、日々があっという間に過ぎ去っていくのですよ。まるでタイムループ物かと錯覚してしまうほどです。怖いですねぇ。でも幸いにもメンバーに恵まれてるので楽しく過ごせてます。まあ、それとは別に、研究が疲れるんですけどね。先輩に「おい、肩揉め」って

        • 奇妙な話って書くの初めてだった。

           久々です。近況ですが、研究室生活は楽しいです。ただ週五ってすごい疲れるなと実感しています。我、活動限界たるものを知る――。  さておき、今回は宣伝です。 『極上のお寿司屋さん』という奇妙な話を書いてました。勢いで2日で書き上げてしまったのですが、伝わるのかなという疑問があります。奇妙な話に急にハマりだして書いたのでね。色々実験作の意もこもってますね、はい。  あらすじはというと、気がつくと主人公である僕が店の暖簾の前に立っていたわけです。そして中に入ると、気さくな板前

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        【感想】ノーカントリーを劇場で観て人生完結したので、この余生を使ってお家鑑賞時の違いをつらつらと並べる回

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        • スコセッシ映画年表
          5本

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          さよなら、全ての『1Q84』。

           読み終えました。(出だしからややこしい)  結論から言うと、めちゃ面白かったです。結末はどうであれ、道中でこんな面白かったのは初めてでした。  僕『1Q84』最初に読み始めたのいつだっただろうか。おそらく2、3ヶ月読んでた。多分読んでる間はずっと活字はこいつらしか見てなかった気がする。どっぷり村上春樹製のぬかどこに浸ってしまってさぞ痛々しそうな食べごろになってるんだろうな()  3巻が発売されて結末がわかった頃、巷では続編ありなし論争が勃発してたみたいですね。本の物語

          さよなら、全ての『1Q84』。

          映画『トランスフォーマー』シリーズを雑に語る。

           お久しぶりフラペンタです。  研究生活の多忙さからこんな期間が空いてました。毎日更新してたの懐かしい……。  今日は勉強の合間を縫って映画『トランスフォーマー』シリーズを想い出とともに雑に語ろうかと思います。  当時の映像革命とされており、また、僕の映画好きの原点でもあります。  なぜこの話をしようと思ったかというと、先日スピンオフ『バンブルビー』を観て、一応実写を制覇したからです。言い忘れてたけど、アニメーションのほうは今回は話に出ません。あと、ガッツリネタバレありなの

          映画『トランスフォーマー』シリーズを雑に語る。

          禁断の恋というジレンマ。

           おそらく、今は精神的な性の理解の過渡期にあるのでしょう。そして、映画の製作者も長らく性的マイノリティを題材にしてきた。  最近思うんだけど、そろそろ性的マイノリティを題材にするときに禁断の恋やら愛とかいってると取り残されてる感が出るのでは?(『アンモナイトの目覚め』の予告編でたしか言ってて気になった。)  僕個人の意見だけど、なんというか、もう珍しいとかじゃなくて、ある種普通の話になってきてると思うんですよ。僕からしたらそれだけじゃそろそろ薄いな~と思うレベル。多分色々

          禁断の恋というジレンマ。

          【日記】眠すぎる。

           研究室生活3日目が終わりました。今日は朝から眠すぎてだるすぎて心配でしたが耐えました。今めちゃ眠いです。この1カ月間は鬼門になりそうです。  今大学4年やってるんですが、大学院入試が控えてます。この週の初め、思い切って自分の大学じゃなくて外部いくか!ってなって躍起になってたんですけど、勉強疲れて飽きました()完全に三日坊主じゃねえか、やめろよ……。なんか先生にも相談してしまって若干大事になってるんですよね、やばい。だんだん追い出されるような感覚になってきてる気がしてならな

          【日記】眠すぎる。

          4Kリストアすげー。

           『ディア・ハンター』の4Kリストア版を買ったのは前の記事で言いましたが、最近そのリストアの威力を知る事になりました。まずはこの動画見てください。  5:58~の部分を見てほしいんですけど、映像汚すぎません?笑 これ本当に上映されたのかな。さすがにこれでは上映されないか。どうしたウォッチモジョ。  じゃあこの動画は違うとしても、リストア前とみられる予告編とかも、やっぱり綺麗さが確実に違うというか、音質もすごい差がありました。4Kリストアは効果絶大すぎる。『ディア・ハンター』

          4Kリストアすげー。

          [報告]この一週間はまだできそう。

           助かった~。研究生活まだ緩かった。  つかの間の休息です。嵐の前の静けさとも言いましょうか。この一週間はまだ投稿ができそうです。  ……が、これを機に一週間投稿に切り替えてもいいかなと思ったり。まあ、一週間おきにこんな小粒すぎる記事は書きたくないけど、忙しさによっちゃそんなこともあり得るので(自分に甘い)  まあスコセッシ年表も進めていきたいんすよ。新作公開される前には完成させてえな。直後でも構わないが。あれから全くすすんでいないしやりたいな。  ということで無理せずや

          [報告]この一週間はまだできそう。

          『未来世紀ブラジル』ってそんな難解だったっけな……?あっ

           こんばんは。明日から地獄の研究生活が始まるフラペンタです。これを最後に消息を絶ってしまうかもしれません泣  休み最後の記事は、『未来世紀ブラジル』について。 『未来世紀ブラジル』(みらいせいきブラジル、原題: Brazil )は、1985年公開のSF映画。監督はモンティ・パイソンメンバーのテリー・ギリアムで、情報統制がなされた「20世紀のどこかの国」の暗黒社会を舞台としている。ジョージ・オーウェルのディストピア小説が、映画の一つの題材になっている。  僕のnoteには

          『未来世紀ブラジル』ってそんな難解だったっけな……?あっ

          原因はいらないのかもしれない。

           割と僕はなんでも物事に原因があると思ってしまうタイプ。だから、創作というか執筆するときに、超常現象っぽいものが起きたときにその根本的な原因を書きたくなってしまう。不思議な世界に迷い込んだのはあの科学的作用で……というありえそうな感じで。  でも、それ考えながら色んな作品観てたら、原因必要なくね?と思い始めてきた。「ただそこにあった」でよくね?と思った。鏡に手だしたらその向こうには異世界が……!ってなって、じゃあその原因は実際は鏡じゃなくて……とかめんどくね?と思った。それ

          原因はいらないのかもしれない。

          4月……。

           憂鬱すぎる。  研究にこもる日々が始まるかと思うと、今までぬるま湯に浸かって過ごしていたんだなと再確認させられる。私はどうなってしまうのだろう。せめて楽しくあってけれ!教授当たりであってくれ!  ということでお知らせです。5日から色々はじまるので更新がストップしそうですが、いける限りやりますわ。しばらく戻ってこなくても必ず戻っては来るので、信じてけれ!  今日は以上。お知らせなので短めだし、今日はちょっと心がボロボロなのでもう休みます……泣 はやく立ち直りたいものです

          『ゴッドファーザー』シリーズ

           先日、かの有名な『ゴッドファーザー』シリーズを全て観たのだが、とても面白かった。2のデニーロ目的で見始めたが、全部面白いとは。まあ、2が一番面白かったけどね。  なんというか本当に若いデニーロが観られた感じ。感動です。若さ故の顔の痩け方をしている。本当に若い頃だな~と。しゃべり方もちゃんと1のビトに寄せててすげえ!ってなった。  そして、2は特に画になるシーンが多かったように思える。僕が特に好きなシーンはフレドが小さい船で釣りしてるシーン。(背後から撃たれる前)あの薄暗い感

          『ゴッドファーザー』シリーズ

          1Q84を2巻まで読み終えた。

           村上春樹初は1Q84。それを2巻まで読み終えました。文庫本なので4冊読み終えたことになります。  元々はジョージオーウェルの『1984年』が好きで、何か繋がりがあるのかなと思い買ってみたものの、普通に内容にハマってます。思ったより『1984年』要素はないけど、比喩の多さや独特な感じが面白いですね。ここまで長編だと、終わって欲しいような、終わって欲しくないような感覚になります。こんな長い長編読んでるのは初めてだと思います。ありがとう村上春樹、ユニクロTシャツ買っちゃったよ。

          1Q84を2巻まで読み終えた。

          賞レースには参加した方が楽しい気がして(傍観者として)

           さっき日テレのスッキリでアカデミー賞ノミネート作品についてやってた。『ノマドランド』と『ミナリ』について取り上げていた。『ノマドランド』を先日観に行った僕はテレビでのその話題に発奮した(変態)  というわけなんですが、今日のつぶやきはタイトルの通り。  やっぱり候補作というのは観ておくとその話題に深くのめり込める楽しさがありますよね。いわば旬の話題ですから、メディアもこぞって注目して色んな情報を集めるわけです。そしてその情報は作品を観ていた方が確実に解像度が高くなるわけ

          賞レースには参加した方が楽しい気がして(傍観者として)