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楽しい登山への第一歩 ~ 読図練習 Part. I

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登山で地図読みをこれから始めてみたい!と、興味を持っていただいた方に向けて、できうる限り段階を細かく分けて書きました☆ まずは地図というものに触れるところからはじまり、最後はお山…
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2020年4月の記事一覧

登山における読図とその意義についての見解

登山における読図とその意義についての見解

タイトルにも書きました通り、登山においての読図の意義について、私的ですが少し見解を書いてみたいと思います。

最近はスマホのGPSアプリの発展もあり、登山前に地図を機体に取り込んでおけば、機内モードでも衛星から位置情報を取得できるようになっています。
これを山行中にきちんと起動・確認していけば、道迷いのリスクはかなり減らせるようになるのではないでしょうか。

そういう便利な世の中なので、一般登山道

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地図に親しもう_楽しい登山への第一歩①

地図に親しもう_楽しい登山への第一歩①

前回の記事では、地図が読めた分だけ登山が楽しくなると、少し触れました。

登山における読図とその意義についての見解

とはいっても、普段の生活で地図に触れる機会が少ない中、急に知識を吸収しようとしても、辛いだけになってしまう可能性が大きいです。
なので急いでノウハウを身に着けるよりも、手頃なところから地図に触れて、段々と身近に感じられるようになっていく方が、やっていて楽しく感じられるのではと思いま

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街中で地図をいじってみよう_楽しい登山への第一歩②

街中で地図をいじってみよう_楽しい登山への第一歩②

前回の記事では、身近にある地図を眺めることで色々な発見が出来る楽しさがある、と述べました。

地図に親しもう_楽しい登山への第一歩①

今回は、眺めることから一歩進んで実際に使ってみるという段階を述べてみたいと思います。
少し長くなりますが、お付き合いいただければと思います。
m(_ _)m

☆道具を用意しよう☆道具を2点、用意できますでしょうか。
一つはコンパスです。100円ショップで売ってい

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街中地図遊びの要点_楽しい登山への第一歩③

街中地図遊びの要点_楽しい登山への第一歩③

前回の記事では、街中で実際に地図読みをする上での必要な道具とその準備、そして実際に活用する方法、という一連の流れについて書いてみました。

街中で地図をいじってみよう_楽しい登山への第一歩②

今後の流れとしては、街中での地図遊びで身に着けた習慣をもって、山の中での地図読みに移行するという展開を思い描いています^^

それにあたって、現段階で身に付けておくと望ましいと思われる習慣を以下に記載したい

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登山地図を眺めてみよう_楽しい登山への第一歩 Extra01

登山地図を眺めてみよう_楽しい登山への第一歩 Extra01

今回はタイトル末尾にExtraとつけまして、少しユルく?書いてみたいと思います。
(^^)

これから登山を始めたい、もしくは初めて間もない方ですと、登山地図というものを持っていない方もいらっしゃるかと思います。
行く場所の難易度に関わらず、よく行く山域の登山地図は手元に置いておくといいと思います。必要性のこともありますが、何よりその地図一枚で登山がとても楽しくなります☆

私は奥多摩をメインに通

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登山地図をもって歩いてみよう_楽しい登山への第一歩 Extra02

登山地図をもって歩いてみよう_楽しい登山への第一歩 Extra02

今回も、Extraということで、その第2弾で書いてみたいと思います^^
前回は、登山地図を実際に手に入れて眺めてみようということで書きました。

登山地図を眺めてみよう_楽しい登山への第一歩 Extra01

今回は、その登山地図を携帯して実際にお山を歩いてみようという内容になります☆

☆登山地図を山でどう使うか☆前回記事で、登山地図には区間ごとに標準的な所要時間が記載されている旨書きました。こ

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地形図を眺めてみよう!_楽しい登山への第一歩④

地形図を眺めてみよう!_楽しい登山への第一歩④

前回の記事では、一般の書店で手に入れられる登山地図を眺めたり、実際に登山で活用することについて述べました。

登山地図をもって歩いてみよう_楽しい登山への第一歩 Extra02

その登山地図ですが、よーく目を凝らして見てもらえますでしょうか。

写真は山と高原地図の奥多摩で、棒ノ嶺の付近の様子です。棒ノ嶺の文字の上あたり、濃い線や薄い線がたくさんもじゃもじゃと、さならがらミミズが這った後のように

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等高線を見てみよう!_楽しい登山への第一歩⑤

等高線を見てみよう!_楽しい登山への第一歩⑤

前回の記事では、地形図に描かれている等高線について、軽く触れました。

地形図を眺めてみよう!_楽しい登山への第一歩④

そして山で読図をするとは具体的にどういうことかーーざっくり言葉に表すと、登山に地形図を携帯し、そこに描かれてある等高線を読み解いて現在地を把握する、またこれから歩くところがどういうところかを予測する、となります(前回も同じようなことを言いましたねw)。

それでは早速、具体的に

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