街中で地図をいじってみよう_楽しい登山への第一歩②
前回の記事では、身近にある地図を眺めることで色々な発見が出来る楽しさがある、と述べました。
今回は、眺めることから一歩進んで実際に使ってみるという段階を述べてみたいと思います。
少し長くなりますが、お付き合いいただければと思います。
m(_ _)m
☆道具を用意しよう☆
道具を2点、用意できますでしょうか。
一つはコンパスです。100円ショップで売っているようなものでOKです。コンパスの盤面に東西南北が書かれてあるものをお願いします。
そして2つ目は地図です。といっても大げさなものは不要です。Google mapから印刷したものでOKです。印刷の際は、紙面一杯に地図が表示されることと、小道などもちゃんと目視できる程度に拡大をお願いします。
(拡大した結果、広範囲をカバーできなくてもOKです)
今回は、A3版で地図をプリントしました。
☆いざ、出かけよう☆
さて、2つが揃ったら、早速地図に示されている場所に出かけてみましょう!タイトルにもある通り、まずは身近な街中でやってみるのがベターかと思います^^
今回は少しだけ遠出して、大きな池のある公園に出向きました。
地図とコンパスも用意して、準備万端です。
☆どう歩くかを決めよう☆
実際に歩き出す前に、どこをどう歩くかを決めましょう。
すなわち、
・スタート地点
・ゴール地点
・経路
この3つを地図に線入れをしましょう。今回はピンクの蛍光ペンでなぞりました。
☆コンパスと地図をセットしよう☆
歩き出す前の最後の準備として、コンパスと地図のセッティング?を行います。
単純な二つの事をやるだけです^^
1.コンパスの盤面方位と、地図の方位を合わせる。
⇒ コンパスの盤面の北と、地図の北が同じ向きになるようにして重ねます。
2.2つの向きを揃えたまま、コンパスの針と盤面方位が合致するようにぐるっと回転させます
⇒ 針・盤面・地図の3つの向きがそろうことになります。
これだけです☆
するとどうなるか...いまの地図の見え方が、そのままいま自分が向いている方角になります。つまり上の写真でいうと、地図は西が正面向きになっているので、私がいま正面に見ている景色、道は、西の方角ということになります。
この作業を整置(正置)と言いますが、これでやろうとしていることは、いわばセルフカーナビです。カーナビも向いている方角に合わせて地図の方が回転してくれる設定がありますよね。
こうすることで、地図上で、今自分はどっち方向に進んでいるかが格段に分かりやすくなります。それに伴って、地図上で自分の位置を追跡しやすくなります。地図上で足取りをトレースする上で、コンパスはとても強力なツールになります^^
☆出発進行☆
では、地図を見ながら出発進行です☆
事前に書き込んだ経路のピンク線が、正面向かって伸びるように整地して見ながらスタートです。
てくてく進み、次の曲がり角がどこかを注意しながら歩いていきます。
が、、、
早速ミスをしましたwwwww
ひとつ手前を右折しちゃいましたwww
(^o^;
ミスに気づけた理由は、、、
・整置してるのに地図上の経路が真正面にこない
↓これをきっかけとして
・池のすぐ横を歩いている(正しいルートでは離れている)ことに気づく
この2点でした。
ミスは誰にでもあるので、大事なのは気づいてリカバリーすることです(真顔)
このあと、そそくさと間違えたところまで戻りました
(^^;
☆注意しながら歩こう☆
先ほどのような間違いもありうるので、歩く経路とその周辺の様子(地図上)にも気を配りましょう。歩きながら方角が変化したら、その都度整置を繰り返していきます。
上の写真だと見ずらいですが、地図上では道が二股に分かれています。事前に意識しておいて実際にそのようなポイントに到達したら、正しい経路である右側をチョイスします。
あとはゴールまで、ひたすらこの作業を繰り返していくだけです^^
...
..
.
無事にゴールです☆
前述の作業のサイクルを回し、無事経路通りにゴールしました。
実際に地図でナビをする上での注意点や注目点などは、細かく述べるとたくさんあるのですが、これは実地でやるなかで一つずつ気づいていく方がより確実ではないかと思います。
街中でも山の中でも、地図でのナビはパズル解きに似ていると思います。正しくナビが出来たときは気持ちよく、間違えてしまった時は「あああぁぁぁ!」ってなりますw ですが、それらすべてひっくるめて、読図は楽しい経験になります☆
是非是非、今回の記事のように地図で遊びながら、楽しく読図を身に付けていってもらえたら嬉しいです。
(^O^)
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