登山地図をもって歩いてみよう_楽しい登山への第一歩 Extra02
今回も、Extraということで、その第2弾で書いてみたいと思います^^
前回は、登山地図を実際に手に入れて眺めてみようということで書きました。
登山地図を眺めてみよう_楽しい登山への第一歩 Extra01
今回は、その登山地図を携帯して実際にお山を歩いてみようという内容になります☆
☆登山地図を山でどう使うか☆
前回記事で、登山地図には区間ごとに標準的な所要時間が記載されている旨書きました。これは当日は勿論ですが、前日までの計画段階で、どのような行程を組むかで役に立つでしょう。
では登山当日に登山地図がどのように役立つかですが、ひとつ私が有効だと思うのは、分岐点での行き先確認です。
(分岐には、地図では小さく白丸で区切られているところも多いですね)
以下に地図と現地の写真を例として載せました。奥多摩の川苔山です。
まず地図です。小さくてスミマセンが、左下寄りの所に赤い四角で囲ったポイントがあります。細倉橋というポイントです。赤い実線の道が、三方向に延びているのが分かりますでしょうか。
1.一旦南に行ってから北へスイッチバックするように伸びる道
2.その東側を並走するように伸びる道
3.ずーっと南へ延びて、川乗橋へと続く道
そして以下が現地の写真になります。道標が立っていますね(地面寄りに細倉橋と書かれています)。三方向を指し示しています。
1.川乗林道/踊平
2.百尋の滝/川苔山
3.川乗橋(バス停)
と、このように書かれてあります。
地図と現地の写真、それぞれの1,2,3は対応しています。登山地図はこのようなシチュエーションで、どの道がどこへ続いているか、ポイントごとに確認するうえでなかなか有効なツールだと思います^^
上記の例でいくと...
「川乗橋から歩いてきた。ここから川苔山へ行くには...道標はこっち方向って書かれているな。地図でいうと...あ、この道を歩くワケか☆」
と、このような考え方で地図を見るのがいいと思います。またその際、以前の記事で紹介した整地作業を登山地図でおこない、実際の道の方角と地図上で見立てた道の方角が合致しているかチェックすれば、より確信が持てると思います
(^O^)
△▲補足▲△
登山地図を持っている場合は、是非それを携帯してお山に向かってほしいなと思います。
記事で紹介したような使い方をすることで、違う方へ行ってしまう可能性を低減できます。また、目的地が遠い場合、道標には途中の地名しか書かれていない場合もあります。そんな時に正しく道を選ぶには、地図を開いて、歩く予定の途中にどんな地名があるか、都度確認出来れば心強いです。
安全策としては勿論ですが、歩いている場所はどんなところなのか、それが分かってくると目的地に着く以外の楽しみが段々と見えてきますので、是非是非お山で登山地図を広げてみてください☆
(^O^)
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