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【衝撃】ハンドメイド作家にとって、「インスタ映え」は逆効果!?

こんにちは。
フォレスト出版編集部の森上です。
 
このnoteでも、ハンドメイド作家で稼ぐための重要なポイントを数回にわたってお伝えしてきました。その中でも、ネット販売が主流となるハンドメイド作家において、SNS等の発信はとても重要になります。
 
▼売れっ子ハンドメイド作家のSNS活用術の記事はこちら

SNSの中で、欠かせない重要ツールにInstagramがありますよね。できるだけきれいで、おしゃれな写真を載せるのが定石とされています。いわゆる「インスタ映え」の写真です。
 
ところが、月商100万円超の人気ハンドメイド作家にして、数々のハンドメイドクリエイーターを輩出してきたbon bon cherryハイジさんは、
 
ハンドメイド作家にとって、
【インスタ映えは逆効果】
と主張しています。
 
その真意、理由とは何なのか?
 
ハイジさんの新刊『「ハンドメイド」で稼ぎたくなったら読む本』の中から、その真意と理由を解説している該当箇所を一部編集して公開します。

映えるから売れない!? インスタ映えの逆効果とは?

信じられないかもしれませんが、インスタグラムというフィールドでは、単におしゃれ& きれいな映え写真は売り上げに直結していません。
 理由は次の3つです。

❶人は不意な「売り込み」を嫌う。
❷デザインを盗みたい同業者(ライバル)がうようよ。
❸誰かの自己顕示欲に利用される。

 多くの人は、娯楽で観ているものに宣伝が入ることを嫌います。あなたも大好きなテレビドラマ中に興味のないコマーシャルがたびたび挟まれ、嫌だと感じたことはありませんか?
 インスタの中では、きれいに撮られた写真は、とたんにコマーシャル臭くなります。その結果、見られなくなる可能性を高めてしまいます。
 どういうことかというと、現代は情報であふれていますから、読み手にとって「心地良くない」「不必要だ」と判断されるものはどんどんと飛ばされてしまう、ということが起こります。
 私たちは、自らネットショップにアクセスしたときには、商品がはっきりと写っている写真を求めますが、大好きなテレビドラマを選んで観ているときには、それらは要らぬ情報になります。企業やハイブランドが発信するクオリティの高い写真や動画は、無意識のうちに消費者を警戒させています。理由は、「売り込まれる」と思うからです。
 私の相談者の中にも、インスタのフォロワー数が異様に多い人たちがいるのですが、彼らのポストはハイレベルで、美しい商品写真がきれいに並んでいるのが特徴です。
 しかし、アクセス数から成約率(購入されること)を見ると買われる数が少なく、これはマネされるために見られている、フォローされていることがわかります。実際に彼らの多くは模倣に悩まされています。
 その他、「いいね」したポストが他人から見られたときに、自分の「いいね群」をおしゃれな写真でいっぱいにすることを目的にしている人たちに利用されているだけ、なんてこともあるのです。
 これらを踏まえ、インスタグラムを上手に商売に活かすには、あなたの他の発信物と世界観を統一し、コマーシャル臭さを抑え、「身につけた私はこんなにすてきになる」「買ったらこんなに良いことが起こる」とお客様に想像させることが何より大切です。
 だからこそ、巷で言われる「映え写真」は逆効果である、とおわかりいただけたでしょうか?
 これからは、誰かに写真の撮り方を習うときには、目的をはっきりとさせるのがいいですね。ショップ用の「物撮り」とそこへの入り口になるインスタ用の写真では、役割が異なるということを知ったあなたは、もっと売れるブランド作りができるようになりますよ!

〈著者プロフィール〉
bon bon cherryハイジ(ボン ボン チェリー ハイジ)
bon bon cherryハイジ合同会社代表取締役。アクセサリーデザイナー兼ハンドメイド販売プロデューサー®︎。戦略インサイトの吉祥天女®︎。マイブランド販売コンサルタント®︎。
1967年生まれ、神奈川県川崎市出身。幼少期は、客人をもてなすのに忙しい両親の傍ら、ひたすら絵や服のデザイン画を描いて過ごす。芸術に親しむ家庭環境があったものの、両親は保守的かつ支配的で、デザイナーへの夢を反対される。洗足学園短期大学英文科卒業後、株式会社バンダイに入社。企画、デザインを志望するものの、総務部に配属。プライベートでは、ひたすらマンガを描き続ける。25歳で寿退社。40代でハンドメイド販売を始めたところ、作品が周囲の女性に大好評。2015年(48歳)のとき、「NYマダムのおしゃれスナップ展~Advanced Style~」に強くインスパイアされ、強烈な個性を放つ「日本一邪魔になるアクセサリー」作りで本格的に起業する。「bon bon cherry ハイジ」は、水玉、牛、豚、カエルや蜂などの生き物をモチーフにした個性的なデザインが特徴のアクセサリーブランド。主にヨーロッパ製のパーツを使用し、大人に向けた楽しいアクセサリーづかいを提案している。代表作に「#ボンボンリング」「#シャカシャカドームリング」がある。ネット通販からスタートし、幼少期より育んできた、独特の世界観が反映された著者の作品は、多くの著名人や富裕層のコアなファンを獲得し、各百貨店や人気ショップでの催事出店やメディア出演多数。2019年4月目黒区に開店したオリジナルブランドを販売するリアル店舗「ボンボンチェリーハイジの店」は月商100万円超。その売るノウハウを生かし、ハンドメイド作家や年収1000万円を目指す講師、コンサルタント、「売上加算したい1人起業家」向けにコンサルティングを行なっており、数カ月先まで予約待ち状態。

いかがでしたか?
 
「Instagramの投稿写真といえば、映える写真がいい」という勝手な思い込みが、逆に売れなくなっているという事実――。勝手な思い込みがどれだけ危険なのかがよくわかる典型例かと思います。
 
ハイジさんの新刊『「ハンドメイド」で稼ぎたくなったら読む本』では、このほかにも、自身が売れっ子ハンドメイド作家であり、そのノウハウを同業者にコンサルティングしているという徹底的に現場主義だからこそ言えること、伝えられることを余すことなく公開しています。「ここまで書いちゃっていいの?」と思えるぐらい徹底的に「自分のハンドメイド作品をどのように売っていくか」にコミットした思考法&実践法を凝縮して解説をしています。趣味レベルを超えたい、副業として、本業として、本気でハンドメイド作家として稼ぎたいと思ったら、必ずお役立ていただける内容が満載です。興味のある方は、ぜひチェックしてみてください。

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