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売れっ子ハンドメイド作家がやっているSNS活用法

こんにちは。
フォレスト出版編集部の森上です。
 
商品を販売するにあたって、SNSを活用したマーケティングは欠かせないものです。では、ハンドメイドの世界では、どのようなSNSマーケティングが行なわれているのでしょうか?
 
月商100万円超の人気ハンドメイド作家にして、数々のハンドメイドクリエイーターを輩出してきたbon bon cherryハイジさんによると、売れるハンドメイド作家になるために、SNSを活用する際に、気にするべき点、注意すべき点などが、他の業界とはちょっと違うようです。
 
bon bon cherryハイジさんが、8月22日発売の新刊『「ハンドメイド」で稼ぎたくなったら読む本』にて、売れるハンドメイド作家はSNSをどのように使っているかについて徹底解説しています。そこで今回は、同書発売に先立ち、同書の中から該当箇所を一部編集して公開します。

SNSを使って、何を知ってもらうべきか?

 あなたはSNSを、どのように利用していますか?
 商品情報を載せたり、趣味やプライベートの様子をアップしたり、その活用法はさまざまかと思います。人によっては、複数のアカウントを持ち、発信する情報によって使い分けをしている方もいるでしょう。
 かくいう私も、起業してからはFacebook やTwitter、InstagramにAmebaブログと発信を続けていきましたし、1年半前からは毎日YouTube で動画を配信しています。
 しかも、毎日連続配信チャレンジを自分に課し、約70万回の総再生回数を達成。本当に「継続は力なり」ですね。子供たちも母親のYouTuber デビューを驚きながらも喜んでくれました。
 さて、そんな私が情報を発信する中で常に意識しているのが、自分の世界観を目に見える形でアピールすることです。もともと私のブランドは、私の「好き」から創造したものですから、SNS上では私個人が好きなものを世界中に発信しています。
 たとえば私は、アクセサリーだけではなく、好きな映画や本、生き物についても配信します。そうすると、フォロワーの皆さんからは、「私も大好きな作品です」「私も読んでみたいと思いました」などの声が届くのです。
 そうやって日々、小まめに自分の世界観について配信し続けているうちに、自然と商品の売れ行きも良くなっていったのです。SNSで世界観を表現していただけで、個別に「ハイジさんの作品を買いました! とてもお気に入りです」といったメッセージも届くようになりました。
 このように 「世界観を知ってもらう」ことが共感を呼び、私自身のファンになってくださったことが、購入へと結びついたのです。

“好きなもの”アピールに、あなただけの価値がつく

「世界観を表現する」と聞くと、少し難しく感じるかもしれませんが、あなたの好きなものを紹介する行為が、あなたの生きている世界を表現することになります。そして、その世界観に共感してくださる方が、あなたに興味を持ち、ひいてはあなたが創造するブランドにも関心を抱いてもらえるようになるのです。
 世界観をきちんと表現できている人のもとには、必ず同じ世界観の持ち主が引き寄せられます。
「同じ食べ物が好き」「出身地が同じ」など、ちょっとした共通点があるだけで、人は相手に関心を抱くもの。そう考えると、あなたが世界観を表現することで、世界中の誰かが、「もしかしたら、あなたとはもっと似ている部分があるかもしれない」と、さらなる探求心を向ける可能性は大いにあるでしょう。
 自分の世界観を表現するためにも、まずはあなたが自分自身を知ることです。
 あなたが何を好きで、何をしているときに幸せを感じられるのか……。しっかり自分と向き合い、自身の世界観をSNS 上で発信し続けることで、やがては共感を得、ファンも増えていくでしょう。
 私自身は最低でも1日に1回、多ければ日に3回以上を目標に、6年前から毎日欠かさずブログやSNS の発信を続けています。
 周囲の人気クリエイターさんを見ても、売れている人ほど更新頻度は高いのです。そうやって人の目に多く触れるハンドメイド作家ほど認知度は高まり、固定ファンを増やすことで、あなたのブランドが強いものになっていきます。

〈著者プロフィール〉
bon bon cherryハイジ(ボン ボン チェリー ハイジ)

bon bon cherryハイジ合同会社代表取締役。アクセサリーデザイナー兼ハンドメイド販売プロデューサー®︎。戦略インサイトの吉祥天女®︎。マイブランド販売コンサルタント®︎。
1967年生まれ、神奈川県川崎市出身。幼少期は、客人をもてなすのに忙しい両親の傍ら、ひたすら絵や服のデザイン画を描いて過ごす。芸術に親しむ家庭環境があったものの、両親は保守的かつ支配的で、デザイナーへの夢を反対される。洗足学園短期大学英文科卒業後、株式会社バンダイに入社。企画、デザインを志望するものの、総務部に配属。プライベートでは、ひたすらマンガを描き続ける。25歳で寿退社。40代でハンドメイド販売を始めたところ、作品が周囲の女性に大好評。2015年(48歳)のとき、「NYマダムのおしゃれスナップ展~Advanced Style~」に強くインスパイアされ、強烈な個性を放つ「日本一邪魔になるアクセサリー」作りで本格的に起業する。「bon bon cherry ハイジ」は、水玉、牛、豚、カエルや蜂などの生き物をモチーフにした個性的なデザインが特徴のアクセサリーブランド。主にヨーロッパ製のパーツを使用し、大人に向けた楽しいアクセサリーづかいを提案している。代表作に「#ボンボンリング」「#シャカシャカドームリング」がある。ネット通販からスタートし、幼少期より育んできた、独特の世界観が反映された著者の作品は、多くの著名人や富裕層のコアなファンを獲得し、各百貨店や人気ショップでの催事出店やメディア出演多数。2019年4月目黒区に開店したオリジナルブランドを販売するリアル店舗「ボンボンチェリーハイジの店」は月商100万円超。その売るノウハウを生かし、ハンドメイド作家や年収1000万円を目指す講師、コンサルタント、「売上加算したい1人起業家」向けにコンサルティングを行なっており、数カ月先まで予約待ち状態。

いかがでしたか?
 
今回ご紹介したハイジさんの新刊『「ハンドメイド」で稼ぎたくなったら読む本』には、「ここまで書いちゃっていいの?」と思えるぐらい徹底的に「自分のハンドメイド作品をどのように売っていくか」にコミットした思考法&実践法が凝縮されています。趣味レベルを超えたい、副業として、本業として、本気でハンドメイド作家として稼ぎたいと思ったら、必ずお役立ていただける内容が満載です。興味のある方は、ぜひチェックしてみてください。

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