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就活は、攻略のできるゲームだ。

こんにちは。フォレスト出版・編集部の美馬です。

12月に入りました。瞬く間に過ぎ去った1年の速さをしみじみと痛感するとともに、仕事納めに向けてラストスパート、ギアを一段上げているような状況でしょうか。

クリスマス、大晦日にお正月に、イベントも盛りだくさんですが、受験を控えている学生さんたちは気が気ではないかもしれません。もう一つ、12月はある学生さんたちが、気持ちを入れ替えて勝負に出るタイミングでもあります。

それは、「就職活動」です。

2025年度卒の就活解禁日は、年明け2024年3月1日となっているようですが、いわゆる「就活ガチ勢」の血気盛んな就活生たちは、12・1月ごろからスタートダッシュをかけるそうです。

そんな就活ガチ勢にこの冬休み期間中にぜひ手に取っていただきたい1冊があります。もちろん「今年就活どうしようかな~、何から手を付けたほうが良いのかな~」なんて思っているみなさんにもおすすめです。

新刊『人事がこっそり教えるヤバい内定術』ただの元人事(樋熊晃規)著

書影をクリックするとAmazonページに飛びます。

「就活」と言えば、何をイメージするでしょうか?

精神論、根性論、感情論?

そんなのに振り回されるのは、コスパもタイパも悪いと思いませんか?

無駄な時間と労力をかけずに内定率を最大化する一番の方法は、「内定からの逆算」。もっと言えば、「面接官の視点」から逆算することだと言います。

面接官が何を見て、何を評価して、どんな就活生に内定を出すのか?

これを理解して行動に落とし込めば、自ずと内定率は上がります。

現代社会における就活は、情報があふれかえっていて、悲しいことに多くの就活生が「何が本当に正しいのか?」と疑念を抱き、誤った情報に踊らされ、下手に行動に移してしまっているのが現実。

たとえば、

「逆転内定のための逆質問!」
「正しいノックの回数は決まっている!」
「会話は絶対に45秒~1分以内で語れ!」

なんていう情報が、よくSNSで拡散されていたりしますが、よく考えてみれば、これは信ぴょう性のない、いい加減な情報ですよね。

落ちる就活生=就活弱者は、悪い情報を集めてしまいがちなんです。それに加えて、根本的なゴールの設定ができていないことがほとんどのようです。

本書の著者・ただの元人事氏は、就活のゴール=目的をしっかりと設定して、正しい情報の取捨選択、正しい行動を取ることができれば、必ず内定を獲得することができると断言しています。

さらに、こんな言葉も使われていました。

就活は、攻略のできる「ゲーム」だ。

ゲームであるのだから、もちろん「攻略本」もあります。

本書は、就職氷河期時代に就活無双した著者が、「自分が就活生だった時にどんな本が一番欲しかったか?」という視点で、徹底的に内容を追求した「就活の攻略本」となっています。

精神論、根性論、感情論は一切必要ありません。キレイごともありません。

内定を獲得するためだけに特化した「就活の攻略本」である本書を持って、ぜひあなたにも、就活というゲームをクリアしてもらいたいと思います!

最後に、本書の「はじめに」と目次をご紹介します。ぜひお近くの書店、またはネット書店でチェックしてみてくださいね。


はじめに

 就活はゲームだと、私は考えている。
 これは、就活生の視点ではなく採用する側、面接官側の視点。もっと言えば、現在採用の仕組みを設計している側の人間として、強く思っている。

 就活がゲームであれば、もちろんそのゲームを制するための「攻略法」もあるということ。
 今回、本書を書かせていただくことにしたのも、「就活の攻略本」を書きたいと思ったことが始まり。

 私が就活生だった頃は、今ほどSNS などで就活の情報が拡散されているわけではなかった。とりあえず買ってみる、とりあえず立ち読みしてみる「就活本」はあったものの、どこか精神論・根性論・感情論で、宗教チックな本ばかりだった。

 もしかしたら、それは今も同じなのかもしれない。いい歳したオジサン、オバサンの精神論・根性論・感情論は、就活生だった当時の私には何も響かなかった。
 少々口が悪いが、そこらへんで女の子に自慢して歩く、オジサンの独り言と、何ら変わらないと今でも思っている。

 結局のところ、就活生の私が一番欲しかったのは、「就活の攻略法」。つまり、行きたい会社に受かる方法。内定率を最大化させる方法である。
 できることなら、スゴいガクチカもないごくごく普通の就活生でもマネできるくらい、再現性の高いものが良かった。

 それにもかかわらず、本屋に行けば、数百ページにもおよぶ狂信的な自己分析の本がズラリ。「生協で売れています!」という言葉に騙だまされて買ってみたは良いが、オジサンのギャグかと思うほど的外れな「こんなのやったら落ちるって誰でもわかるだろう」という本ばかり。

 だからこそ、本書は「自分が就活生だったらどんな本が一番欲しかったか?」という視点で徹底的に内容を追求し、「この本こそが就活の攻略本」と誰もが思ってくれるような本に仕上げている。ただただ、完全で完璧な「就活の攻略本」である。

 私は、2016 年から本業の傍かたわらで就活生に向けてアドバイスをしてきた。昔は相談に来る就活生も少なく、時間も有り余っていたため、私が勝手にガクチカを作って、勝手に志望動機を作って、「これを面接で話せよ。受かるから」というやり方をしていた。
 ただ、本当に、めちゃくちゃ良い企業にみんな受かっていった。学歴なんか関係なく、驚くほどの結果を残していた。

 でも、それは何もスゴいことではなく、当たり前のことだと思っている。なぜなら、この就活の攻略法は、自分が採用側、面接官側の視点で「自分だったらどんな就活生を採用したいか」を考え、逆算し、ただそれを実践するだけだから。

 それが、「就活を攻略する」ということ。
 今回、こんなに怪しい就活本を手に取ってくれたあなたには、心から感謝している。
 その恩返しとして、面接官側の知識、私の持つ就活を攻略するための知識を全て明かしたいと思う。

 この本を読み終える頃には、あなたは少なくとも知識面においては全ての就活生の上位1 割(就活強者)になっている。それだけは断言しよう。

 精神論・根性論・感情論はない。内定を獲得するための知識を学び、理解し、実践し、あなたが行きたい企業に入社する。そんな就活というゲームを、今から一緒に始めていこう。
 私と一緒に、就活というゲームを攻略しよう。

はじめにより

第1章 就活攻略の鍵——就活生こそ「面接官の視点」を持て!

◎落ちる就活生と受かる就活生の違い
◎全ての企業に共通する採用したい就活生とは?
◎誰も教えてくれない「評価項目」と「逆算思考」
◎真の攻略本を持って就活を始めよう

第2章 自己分析編——自己分析はただの武器探し

◎【プロローグ】ひぐま君のお話①
◎「自己分析」という病——就活弱者ほど無意味な自己分析にハマる
◎モチベーショングラフはあなたを救ってはくれない
◎「本音軸」と「建前軸」の2つの軸を使い分ける
◎自己分析の本当の使い方——面接に持ち込む武器はあるか?
◎「価値観」と「能力」で分けて考えてレベルアップする
◎多面的に分解されたエピソードが強い武器になる

第3章 ガクチカ編——すべらないガクチカの作り方

◎【プロローグ】ひぐま君のお話②
◎ガクチカで「学生時代に頑張ったこと」は見られていない!?
◎ガクチカは「承」と「転」で勝負する
◎面接官が求める要素にズレなく回答する能力とは?
◎ほとんどの就活生が知らない「再現性」というテクニック
◎量産される副代表問題——盛ったガクチカはバレないのか?
◎納得感を与えるための3つの準備ポイント
◎ガクチカは「バカ発見器」として機能する
◎最強のガクチカは5つの項目で作られる
◎ガクチカの美しい作り方
◎ガクチカはどんぐりの背比べ——内容よりも大切なのは「言語化力」

第4章 志望動機・企業研究編——就活強者は志望動機で差をつける!

◎【プロローグ】ひぐま君のお話③
◎志望動機は「一貫性」と「論理性」が全て
◎納得感を与える志望動機で内定に近づく!
◎9割の就活生が陥る「御社に入りたい系」志望動機
◎志望動機は「入りたい理由」ではない
◎就活生がハマる罠、「事業理解」と「業務理解」の違い
◎面接官がシビれる志望動機の作り方

章5章 面接編——面接は自分を売り込むプレゼンの場

◎【プロローグ】ひぐま君のお話④
◎「ありのまま」の状態で面接に行くバカ者たち
◎面接こそ、徹底した「量」と「改善」が求められる
◎Fランとガクチカ弱者こそ、面接で「逆転ホームラン」を狙え!
◎面接で見ているポイントは、じつは3つしかない
◎面接を作る過程を知れば内定は見えてくる
◎志望動機の語りを制する者が面接を制する

第6章 内定率を最大化するテクニック集——全ての悩みの答えがここにある

◎面接の逆質問で押さえておきたいポイントとおすすめの質問
◎「入社した後どんな仕事がしたいですか?」への対策法
◎「業務理解」のヒントを得る手段一覧
◎就活特化! 知らないと損する「有価証券報告書」の読み方
◎「有価証券報告書」の就活で使える項目一覧
◎「有価証券報告書」は志望動機で使えるネタの宝庫
◎面接で必ず聞かれる「挫折経験」では何を見られているのか?
◎挫折経験は「長期経験」と「外的要因」を盛り込む
◎じつはよく知られていない「リクルーター制度」の仕組み
◎選考に影響を与えるリクルーターの重要な役割
◎リクルーターならではの評価基準がある?

おわりに


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