【婚活/恋愛】本当に結婚できるの?自分を疑うたびに読み返してほしい。
「友だちから結婚のお知らせが来ても心から喜べない」「私は本当に納得いく結婚ができるのだろうか」・・・そんな思いで悶々としている婚活女性は少なくないでしょう。
「理想の人と結婚することを心から望むならかならず叶う」と力強く話すアラフォー・アラフィフ専門婚活カウンセラー伊藤友美さん。
あなたが結婚できるのか自信をなくしてしまった時、繰り返し読んでいただきたい伊藤さんからの熱いメッセージをご紹介します。
あの人は選ばれて、なぜ私は選ばれない?
講座やセミナーでお会いする方にたまに言われるのが、
「なんの努力もしてない人がさらっと結婚相手に出会って結婚していくのが許せない」
という言葉。そんなとき私はこう伝えます。
「あなたからは努力してないように見えるだけ、かもしれませんよ。
彼女の生活を全部知ってるわけじゃないから、あなたの知らない見えないところで努力したかもしれないですよね?
そして、その人は自分の幸せに集中したのではないかな? ほかのだれかがどうであれ、私は私を幸せにすることだけを考える、と」
「あなたがその人をうらやみ悔しく思うのは、自分よりもその人のほうが劣ってると思っているからですよね? その考えは手放しちゃったほうが、この先の人生が楽だと思いますよ。
さらに……その人が過去世で想像もつかないくらい徳を積んでたかもしれないですよね。でもそれはだれにもわからないことで、うらやんでもしかたないことなんですよ。自分が消耗するだけ。だから、あなたも自分の幸せに集中することを選びませんか?」
またこんな言葉もありました。
「また知り合いの結婚爆弾が落ちてきた。ツラい。どう考えたらいいですか?」
これは、出会って数か月でスピード婚された婚活塾生(当時38歳)がおっしゃった言葉。
「その人に心底おめでとうと思えないなら、それはそれでしかたないです。ただ、知り合いの結婚を〝爆弾〞としてしまうと、自分に結婚を寄せ付けないことになるんですけどそれでもいいですか? そして、自分の身近に結婚がやって来てるってことは、いい波が来てるってことなんですよ。次はあなたかもしれない。だからここは喜ぶところですよ!」
と塾生には伝えました。
友達や知り合いの結婚報告が怖い! よくある話ですよね。
無理に喜ぶ必要もないですが、悔しがるよりも次は私の番かも♡と思っておいたほうが、自分の精神衛生上良い気がしませんか?
すべてを自分にとって都合良く考えること、全婚活女性にオススメしたいです。
だれかを喜ばせるイイ顔を自分に向ける
婚活すること自体、あなたは自分にもっと良い人生を歩んでほしくてやっていますよね。その上この本をお読みくださるということは、理想通りの男性と結婚することへの望みを捨てていないということ。
だから、今現在うまくいっていてもいなくても、あなたは自分に対して愛がある状態です。それは本当に素晴らしいことです。
もっと根源的な話をすると、ここまで生きてきた、それだけですごいことなんです。
悲しすぎたりつらすぎた経験もたくさんしていますよね。理解を得られなかったり、孤独を感じたこともあるでしょう。それなのに、自分をあきらめずに生きてる。
この生存パワーを全力で認めてください。褒め称えてください。
それこそ全身の細胞、骨、筋肉、皮膚、臓器、脳……。
目が見えること、耳が聞こえること、本が読めること、言葉が話せること、自分の思いをだれかに伝えることができること、奇跡じゃないですか?
「私って、内臓からすごい、細胞のすべてが最高すぎる……!」
このように、自分自身をいちいち褒めてあげてください。
私もいつもやっています。
さらに、雨風がしのげる家に住んでいること、これもあなたの実力です。すごいことではないですか?
あ、今、「そんなの当たり前だし……」って思いましたよね?
本当に当たり前でしょうか。
少なくとも、家賃を払う必要がありますよね。家賃を用意するための努力、してますよね。
実家住まいだとしたら、そこに住めるのもあなたの実力です。家族から「住んでも良い」とOKが出てるんだから。
さて、なぜここまであなた自身を褒め尽くすよう書いているかというと、アラフォー以上で婚活で悩む女性は、めちゃくちゃ常識的で、人と接するときも感じが良かったり、人を褒めることができる人が多いのです。受講生も、女性としてすてきな人ばかりでした。
だから、これからは、だれかを褒める以上に、自分を褒めてほしいのです。
だれかを喜ばせるイイ顔は、だれかに好かれたい、だれかに媚びを売っている状態。
これを、自分自身にやってほしいんですよ。特にこの本を読んでくださるあなたには。
そうすると何が起こると思いますか?
媚びを売らなくてもイイ顔しなくても、勝手に周りから好かれるようになるんです!
なぜなら、自分が自分に見せる顔=他人が自分に見せる顔、だからです。
一度でいいのでやってみてください。すぐにこの意味がわかると思います。
だれかに認めてもらいたくてやってきたこと、それは悪いことではないです。
でもこれからは、あなたには自分を認めることを優先してほしいなぁと思います。
自分を出せない人生から足を洗う
「どうでもいい人には好かれるワケ」のところでこう書きました。
「本当の自分は愛される価値がない」という根強い思いが隠されている。
また、「自分を出さないから結局選ばれない」とも書きました。
本当の自分を出したら愛されない、こうした思いが湧き出る根源的な理由は第3章で説明しますが、恋愛する上でだれにでもあるのが〝傷つきたくない〞という心理ではないでしょうか。
学生時代からの20代の恋愛経験で、ひとつやふたつ傷つくこともあったと思います。
年齢関係なく、だれだって傷つくことは怖いですよね。年齢が上がると、傷ついたら二度と立ち直れないのではないかと心配になるのも当然です。
ただ、思い返してください。自分を偽って恋愛すると、苦しさを感じませんでしたか? いつ本当の自分がバレるか想像すると怖い、と思いませんでしたか?
本当の自分で接していないなら、二人の関係には違和感が増し、居心地も悪く感じるはずです。
自分を偽っていると気づけているならまだいいのです。
まだ気づけていなくても大丈夫です。あなたの望むような結果になっていないなら、あなたはまだ本音で婚活していないということです。
違和感があると、関係を続けることができなくなります。その違和感は正しく、違和感のある相手と結婚してはダメなんです。
あなたの違和感は、お相手にはあなたよりもベストな相手がいるという印で、それはあなたにとっても同じことです。
違和感を、自分勝手なのではないか? 私のわがままでは? 我慢しなくてはいけないのでは?と恐れないでください。婚活する上で、あなたの感覚ほど大事なものはありません。あなたの違和感は最強です。あなた自身を信じてください。
理想を下げなかったから幸せな今
私たちの親世代(あなたが30代以上だとして)の多くは、20代でお見合いや紹介で結婚しています。私の両親も、父が80代、母が70代ですがお見合い結婚です。
お見合いだから仲が良くないのだと思っている方もいますが、今離婚していないなら、仲が悪いわけではないです。必要があって一緒にいます。絵に描いたような仲良し夫婦、それだけが夫婦の正解ではないんですよ。
時代が変わり、今は、「絶対にこの人と結婚しなくちゃダメ」という縛りがない代わりに、だれも自分の結婚相手を決めてくれない、という自由があります。
そう、自分で相手を決められるんです。決められるだけでなく、あなたは今からでも、理想の相手をクリエイトできるし、いくらでもあなたが望む関係性をつくることができます。
すごくありがたい時代ですよね。
ありがたいけど、膝を抱えて待っていてもその相手が空から降ってくることはないので、行動力が必要だし、あなたが自分自身をどれくらい知っているかも非常に大事です。
でも、読み続けていただければその方法がわかりますのでご安心ください!
私が40歳で結婚した夫は、39歳の誕生日につくった「理想の人リスト」の95%を満たす男性です(理想の人リストの作成方法は第4章で説明します)。
夫を、クリエイトしたのは私です。
もちろん、夫は私の知らないところで存在していました。それを「理想の人リスト」を使って目の前(ネット婚活にて)に登場させたのが私、という意味です。
これは私だからできたのではなく、このあと書くことをやってくださると、どなたでも理想の相手と結婚できます。
私は理想通りの夫をクリエイトしたことで、独身時代には想像もつかなかった人生を歩んでいます。
苦節9年の婚活で「本気で望めば叶う」ことを体感したので、望むことを遠慮しなくなったからです。そういえば、結婚の前に、仕事でも派遣から正社員になる願いを叶えていました。
まだ叶っていない願いは、今後も望み続ければ叶うだろうし、生きていると、願い自体がどんどん変化していきます。それも自分自身の進化として、人生で起きることを楽しんでいます。
今、私がいろんなチャレンジができるのは、最愛の夫がそばにいてくれるからだといつも思っています。
今でこそ自分を活かして事業をしていますが、独身時代は会社員でした。会社組織には向かない性格ですが、事務的な仕事はできたのでお給料をいただくことができました。そのおかげで生活できたので、会社には心から感謝していましたが、結婚が決まる前後でその会社を辞めました。
結婚して今の仕事を始めるまでには数年ありますが、人生のパートナーと出会えたからこそ、もっと自分の好きなことを仕事にしたい、という願いに舵を切ることができました。
これは女性だけでなく男性にも言えると思います。
結婚生活は、結婚相手にエネルギーを送ることでもあり、相手からのエネルギーを受け取ることでもあります。
ひとりよりも二人のほうが助け合えるし、どちらかが調子が悪いときには支え合う、励まし合う、応援し合う。そんな関係をつくれる相手に、いくつになってからでも出会えます。
ひとりの自由も捨てがたいけど、愛する人と共に生きる人生は安心して冒険できる喜びを味わえるので、心底オススメします。
結婚した受講生の中には「結婚した夫は理想の人リスト以上の人だった!」とおっしゃる人も多いです。
また、「結婚して時間が経つほどに、理想の人リストと同じ人になっていきます!」と言う人も多いですね。
私もそうでしたが、理想の人リストでは、お付き合いが深まらないとわからない望みもどんどん書くので、出会った頃よりも結婚後のほうが「リストにぴったり! まさに自分が望んだ人だ!」となりやすいのです。
理想の人と結婚することを今はむずかしく感じていても、あなたが心の底から望むなら、必ず叶います。
※本稿は『アラフォー・アラフィフ専門婚活カウンセラーが教える 結局、理想を下げない女(ひと)が選ばれる』(伊藤友美 著)より抜粋したものです
▼三省堂書店名古屋本店 一般書・文芸ランキング2位!
▼MARUZEN&ジュンク堂書店梅田店 一般書ランキング3位!
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▼『結局、理想を下げない女(ひと)が選ばれる』の本文の一部が読めます!
(編集部 杉浦)
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