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「年収300万円の人」と「年収1億円の人」の違い①――「お金」に対する考え方

こんにちは。
フォレスト出版編集部の森上です。
 
ブラック企業年収300万円の普通のサラリーマンから年収1億円以上に押し上げ、今は個人向けコンサルタントとして多くの社会人にノウハウを教えている森貞仁さんは、「年収300万円の人」と「年収1億円の人」の間には、「お金」「人間関係」「仕事」「時間」に対する考え方に決定的な違いがあると言います。
 
年収1億円を実現するためには、それなりの思考法実践法が存在するわけです。
 
今回は、森さんの新刊『普通だったあの人が年収300万円から年収1億円になった方法』の中で「お金」に対する考え方の違いについて5項目挙げているのですが、そのうちの2項目を一部編集して全文公開します。

「お金」に対する考え方の違い

 年収300万円の人と年収1億円の人は、お金に対する考え方も大きく異なります。
ひと言で言うと、年収1億円の人は、お金に関して「1の恩に1000の恩返し」をできる人です。
 これだけでは意味がわからないと思うので、少し説明します。
 年収1億円の人は、お金が好きだからこそ、お金が集まってきたのです。そして、本当のお金のありがたみがわかっているとも言えるでしょう。だからこそ、まわりの人が自分に対してお金を使ってくれたときは、全力でその恩を何倍にもして返したいと考えています。
 例えば、若くてお金がない頃に、お金持ちのメンターに高級ラウンジで食事をおごってもらったとします。
 年収300万円の人は、例えば、「お金持ちの人はたくさんお金があるのだから、少しぐらいおごっても懐は痛めないだろう」と考えます。
 一方、年収1億円になる人は、「メンターが自分で汗水垂らして稼いだお金を私のために使ってくれた。私がお金持ちになって、同じことを若い人たちにしてあげよう。
そして、若者をお金持ちに育てれば、幸せの輪が広がっていくだろう」と考えるのです。
 このように、本章では、年収300万円の人と年収1億円の人をさまざまな角度から比較することで、考え方を理解してもらうことを目的としています。
 自分に当てはまる部分があれば、改善すればいいだけです。ぜひ、年収1億円の人の考え方を自分の中にインストールしてください。

年収300万円の人は、少しずつ貯金する、
年収1億円の人は、自分や事業に投資する

 貯金や投資に対する考え方も大きく違います。
 年収300万円の人は、資金が少ないのに銀行に貯金します。
 一方、年収1億円の人は、事業投資や自己投資にお金を使います。
 特に、貯金に関しては、日本人は美徳と考えているでしょう。「貯金は正義」と考えている貯金信仰が根強く残っていると感じます。これは戦時中に国が仕掛けたプロパガンダで、戦争の費用を国民の貯金から使うために流したと言われています。そのときから、今もずっと貯金が善とされていることは、本当にすごいことですが、そろそろその洗脳が解けてもいい頃でしょう。
 極端な話ですが、毎月1万円の積み立て貯金をしても、1億円まで貯まるのはいつになるのでしょうか?
 1年で12万円、10年で120万円、100年で1200万円ですから、833年後にようやく1億円程度が貯まる計算になります。人生100年時代でも、833年後では生きていないので、1億円は自分では使えません。
 それに対して、年収1億円の人は、自分の成長にお金を使います。月1万円貯金するよりも、毎月参加費1万円のセミナーで学んだり、1万円分のビジネス書を購入して読みます。
 自己投資が一番リターンの大きい投資であることをわかっているからです。
 結局は、自分の人間的なレベルが成長していなければ、お金があってもすぐに出て行ってしまいます。
 そして、年収1億円の人は、自分のビジネスに対して事業投資を行ないます。ビジネスが飛躍する可能性があると思えば、借金をしてでも月1000万円の事業投資をします。決してもったいないとは考えず、後々に大きなリターンが来ると判断して投資しています。実際、数倍から数十倍になって戻ってくる場合は少なくありません。

年収300万円の人は、自分にお金を使う、
年収1億円の人は、他人にお金を使う

 年収1億円の人は、他人にお金を使います。
 私も現在、少なく見積もって毎月300万円以上はビジネスパートナーたちとの旅行費や飲食代に使っています。これは、おごったから一生懸命働いてほしいということではありません。単に「自分だったら、おごられたらうれしいだろうな」という感覚です。
 かく言う私も年収300万円時代は、自分のことだけにお金を使っていました。
 例えば、ストレス解消のための飲み代、洋服代、家賃や水道代などの生活費だけで、手残りはない状態。まして、他人におごる余裕もありませんでした。
 正直に言うと、年間3000万円もあれば、自分や家族を満たせるだけのお金は十分です。年間1000万円だと足りないと感じますが、あとは自分のコップからあふれた分をまわりにお裾分けしているという感覚です。
 これは持論ですが、どんな人でも年収1億円になれば、まわりの人に優しくなれると思います。「金持ち喧嘩せず」ということわざがありますが、自分が満たされると、まわりと揉め事を起こそうという気が失せます。それよりも、まわりが喜ぶことをしてあげたいという純粋な気持ちが芽生えてくるのです。ぜひ、これは年収1億円を達成して、体感していただきたいと思います。

※今回ご紹介したのは2項目でしたが、本書では「お金」に対する考え方の違いを全5項目挙げて解説しています。興味のある方はチェックしてみてください。

【著者プロフィール】
森 貞仁(もり・さだまさ)
株式会社Myself代表/経営コンサルタント。
京都出身。立命館大学卒業後、みずほ銀行の内定を蹴ってスロットのプロへ。3年間で1500万円の収益を残す。将来性や社会性を考え27歳で初就職。ところが、ブラック企業に勤めてしまい月休み1回、手取り20万円、サービス残業月200時間という過酷な職場で3年半勤務。20歳で現妻と出会い、年収300万、貯金なし、休みなしでは結婚ができないことから、独立を決意。脱サラ初月114万円の利益を達成する。6期目の年商は従業員なしで27.2億円に到達。副業や起業のコミュニティを多数展開し、累計生徒数1万人以上。教え子で月100万円の達成者は100名以上。YouTubeの登録者4万人超。SNSマーケティングやメルカリを使った物販、Amazonでの貿易などを得意としており、200名以上のビジネスパートナーと多数の事業を展開している。著書に『あの人の「才能」をトレースする技術』(フォレスト出版)、『初月から10万円を稼ぐメルカリ転売術』『「お金」も「人」もついてくる すごいコミュニケーション』(以上、総合法令出版)、『わずか2年で月商5000万円になった起業家のスピード仕事術』(秀和システム)がある。

いかがでしたか?
 
著者の森さんは、月の休み1日、サービス残業200時間、年収300万円(手取り20万円)という過酷なブラック企業のサラリーマンから年収1億円以上を実現した人物です。
 
そんな森さんは、
「ネット社会の浸透、副業解禁が社会的に認知され始めた今は、10年前より明らかに稼ぎやすい。何もしないなんてもったいない」
と言います。
では、年収1億円を実現するためには、どんなことを、どんな順序で、どんなやり方でやっていけばいいのか。その思考法&実践法を具体的に解説してくれたのが新刊『普通だったあの人が年収300万円から年収1億円になった方法』です。
 
そのノウハウを人に教えて、多くの平凡なサラリーマンを年収1億円以上に押し上げてきた実績は、再現性が高いことを証明しています。先行きが読めない、不安定な時代です。年収1億円以上に押し上げたい人はもちろん、自分で稼ぐ力をつけたい人にもおすすめの1冊です。興味のある方はチェックしてみてください。

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