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普通の会社員の「収入の上げ方」7パターン

こんにちは。
フォレスト出版編集部の森上です。
 
今までどおりのやり方や常識が通用しなくなる。だから、「自分で稼げる力」を養っておいたほうがいいことは、先日のnote記事でもご紹介しました。

では、「自分で稼げる力」を身につけるにはどうすればいいのか? その前に、普通の会社員が収入を上げるためにはどんな方法があるのか?
 
ブラック企業年収300万円の普通のサラリーマンから年収1億円以上に押し上げ、今は個人向けコンサルタントとして多くの社会人にノウハウを教えている森貞仁さんは、5月19日発売(Amazonでは予約受付中)の新刊『普通だったあの人が年収300万円から年収1億円になった方法』の中で、「普通の会社員の『収入の上げ方』7パターン」を挙げて、それぞれの特徴を解説しています。
 
そこで今回は、同書発売に先立ち、このnoteで特別に、同書の該当箇所を一部編集して全文公開します。

「収入の上げ方」7つのパターン

 それでは、このサバイバル時代に収入を上げるためにはどうすればいいのでしょうか?
 ここでは、私が考える収入の上げ方を7つ紹介したいと思います。

①社内昇進

 これは、これまでの時代と同様に、会社で実績を上げ出世することで、給料を上げる方法です。
 頼まれた仕事をきちんとこなして、上司の評価を上げる必要があります。さらに、自分の仕事以外のまわりのフォローをすると評価は上がります。ただ、給料が上がるかどうかは、勤めている会社の社長や管理職の考え方に影響されます。
 私は、先に書いたようにブラック企業で200時間も残業しましたが、サービス残業で残業代がもらえず、給料も上がりませんでした。
 個人的には、会社員で給料を上げるのはとても費用対効果が低いと思っています。いつ上がるかは、正直上司の気分次第で決まりますし、どれだけ頑張っても年収300万円から年収1000万円を超えるのは難しいでしょう。
 さらに、会社の業績が悪くなったら、成果を出しても給料が下がるリスクもあります。よほどいい会社で働いているなら別ですが、社内昇進を狙うのは、正直あまりおすすめはできません。

②転職

 転職して年収を上げたいと考える人も多いと思います。厚生労働省の調査(2015年)によると、転職によって4割の人が収入が上がり、具体的には年収にして1割から3割アップしたそうです。
 しかし、考えてみてください。
 逆に言うと、6割の人は年収が上がらなかったという結果なのです。運が良ければ、転職によって年収が上がるかもしれませんが、それよりも副業を始めたほうが、現実的だと思います。

③資格取得

 資格を取って年収を上げようと考える方も多いかもしれません。ただ、今は弁護士の年収も大きく下がっていると聞きます。弁護士や公認会計士という難しい国家資格を持っている人でさえ、結局は営業などのビジネススキルがないと収入は上がらない時代です。ましてや、それほど難しくない資格で収入を上げるのは、さらに難しいでしょう。
 あとは、資格試験のための勉強費用や時間がかかるので、費用対効果を見極める必要があると思います。
 正直、今から3年かけて資格を取得するなら、副業で3年やったほうが稼げるでしょう。

④スキルアップ

 仕事のスキルを磨いて収入を上げようとする人もいます。
 例えば、エクセルを勉強している人も多いそうです。もちろん、業務効率化には役に立つとは思いますが、会社の給料がアップするかどうかは疑問です。「エクセルのマクロを使いこなせるから昇進できた」という話は聞いたことがありません。

⑤副業

 収入を上げる方法で、一番現実的であり、将来性もあるのが副業です。
 総務省の資料(2017年)によると、副業をやりたいという人は年々増加傾向にあります。
 資料によると、副業する理由とメリットのランキングは、以下のようになっています。

《副業する理由》
第1位 収入を増やしたい。
第2位 1つの仕事だけでは生活できない。
第3位 自分の活躍の場を広げたい。

《メリット》
第1位 今の仕事を辞めなくてもできる。
第2位 やりたいことに挑戦できる。
第3位 本業に加えて収入を増やせる。

 やはり、収入を増やすために副業を考えている人が多いことがわかります。
 一番のメリットは、今の仕事を辞めなくてもできること。私も、副業の一番のメリットは、本業で安定的な収入を確保しながら始められることだと思っています。
 私は、会社を辞めてから起業してビジネスを始めましたが、正直言えばリスクはあります。最初は、会社の仕事の合間に副業に取り組み、会社員の収入を超えてきてから本業として取り組む人もいます。
 副業では、まずは月10万円を稼ぐことを目標にしましょう。
 万が一、副業でうまくいかなくてもリスクはありません。その場合は、他の副業にチャレンジするという選択肢もあるからです。

⑥起業

 私が一番おすすめしているのが、自分でビジネスを始める起業です。副業で稼ぎ始めたら、独立して本業として取り組む場合も起業に含まれます。やはり一度きりの自分の人生ですので、起業にチャレンジしてほしいと思っています。
 起業は、楽しみながら仕事ができることが醍醐味です。実際、私はビジネスパートナーと食事をしているときも、仕事という感覚はありません。遊びが仕事であり、仕事が遊びであり、仕事と遊びが一体になっています。私自身、毎日楽しみながら、年商20億円のビジネスを経営しています。
 そして、クライアントにいかに価値提供できるかを追求して、売上に変えていくのがビジネスだと思っています。その醍醐味は、会社員や副業では味わえないものです。

⑦投資

 最後は、お金でお金を生み出す投資です。投資のメリットは、時間を使わずに収入を生み出せることです。
 ただ、怪しい投資話も多いので、その見極めが大切です。「誰も知らないおいしい話」のほとんどの場合が詐欺案件なので、注意が必要です。
 スケールメリットの問題もあります。堅実な投資であっても、数十万円の資金では年に数万円が入ってくるだけです。1000万円以上の資金があれば、ようやく投資のメリットが出てくると思います。そこまでの資金がなければ、自分自身を磨くセミナーや勉強会に参加するなど、自己投資にお金を使ったほうがいいでしょう。
 
 以上、7つの収入の上げ方を簡単に説明しましたが、最終的には自分で判断してください。
 ただ、1つだけ確実に言えることは、何らかの手を打たなければ、決して年収1億円になることはありません。それどころか、コロナ禍のようなことがまた起こったら、年収300万円のほうに近づくことになります。
 そうなりたくなければ、悲惨な結果になる前に、何か小さくても今からスタートしたほうがいいと思います。

【著者プロフィール】
森 貞仁(もり・さだまさ)
株式会社Myself代表/経営コンサルタント。
京都出身。立命館大学卒業後、みずほ銀行の内定を蹴ってスロットのプロへ。3年間で1500万円の収益を残す。将来性や社会性を考え27歳で初就職。ところが、ブラック企業に勤めてしまい月休み1回、手取り20万円、サービス残業月200時間という過酷な職場で3年半勤務。20歳で現妻と出会い、年収300万、貯金なし、休みなしでは結婚ができないことから、独立を決意。脱サラ初月114万円の利益を達成する。6期目の年商は従業員なしで27.2億円に到達。副業や起業のコミュニティを多数展開し、累計生徒数1万人以上。教え子で月100万円の達成者は100名以上。YouTubeの登録者4万人超。SNSマーケティングやメルカリを使った物販、Amazonでの貿易などを得意としており、200名以上のビジネスパートナーと多数の事業を展開している。著書に『あの人の「才能」をトレースする技術』(フォレスト出版)、『「お金」も「人」もついてくる すごいコミュニケーション』(総合法令出版)、『わずか2年で月商5000万円になった起業家のスピード仕事術』(秀和システム)がある。

いかがでしたか?
 
著者の森さんは、月の休み1日、サービス残業200時間、年収300万円(手取り20万円)という過酷なブラック企業のサラリーマンから年収1億円以上を実現した人物です。
 
そんな森さんは、
「ネット社会の浸透、副業解禁が社会的に認知され始めた今は、10年前より明らかに稼ぎやすい。何もしないなんてもったいない」
と言います。

では、年収1億円を実現するためには、どんなことを、どんな順序で、どんなやり方でやっていけばいいのか。その思考法&実践法を具体的に解説してくれたのが新刊『普通だったあの人が年収300万円から年収1億円になった方法』です。
 
そのノウハウを人に教えて、多くの平凡なサラリーマンを年収1億円以上に押し上げてきた実績は、再現性が高いことを証明しています。先行きが読めない、不安定な時代です。年収1億円以上に押し上げたい人はもちろん、自分で稼ぐ力をつけたい人にもおすすめの1冊です。

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