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日本人が夜眠れない根本理由

フォレスト出版編集部の寺崎です。

このところ暖かい日が続いて、いよいよ春到来という感じですね。

長い冬が終わり、うららかな春へ。

こんな時期って、みなさん妙に眠くなりませんか?

「朝起きてもぐずぐず二度寝」
「日中眠くなる」
「夜もすぐ寝落ちしてしまう」

でもこれ、春は仕方ないんです。

「春眠暁を覚えず」

これは古代中国の詩人・孟浩然の詩「春暁」の一節ですが、その意味するところは――春の夜の眠りは、夜が明けたことも気づかないほど心地よく、
なかなか目が覚めない
――というもの。

古くから「春は眠い」わけです。

日本人は国際的にみても寝不足?

ところが、日本人の場合、春だけではなく、1年を通して「睡眠不足」のようです。

フィリップスが世界13カ国、1万3000人の成人を対象に行った「世界睡眠調査」では、日本人のうち、わずか3割しか睡眠に満足していないことが明らかになったそうです。

経済協力開発機構(OECD)の調査による各国の平均睡眠時間の比較では、日本人の睡眠時間(7時間22分)は33カ国の中でも最低で、全体平均(8時間27分)を1時間以上も下回るそうです。

日本の睡眠事情は世界でも最低レベルです。

睡眠を改善すると人生どうなるか?

「睡眠を改善したい!」
「ぐっすり眠りたい」
「朝スッキリ起きたい」

こうした思いを抱える日本人、とくに働くビジネスパーソンは数多く、睡眠関連のベストセラーもたくさん生まれています。

じゃあ、睡眠が改善されると、人生に何がもたらされるのか?

1.毎日ぐっすりよく眠れる

2.疲れやストレスを溜めない

3.日中のパフォーマンスが向上する

4.仕事の成果がサクサク上がる

5.年収アップ

6.生活レベルの向上 →豊かな人生の実現!

・・・と、このように、睡眠が人生に大きなメリットもたらす因果関係は、誰もが体感的におわかりのはずです。

睡眠不足はもってのほか、寝てもとれない疲れが日々蓄積された状態では、いい仕事ができるはずがありませんよね。この「1日の3分の1」つまり「人生の3分の1」を占める“睡眠”が私たちの人生にもたらす影響は計り知れません。

このことに
一部のエグゼクティブやビジネスパーソンは
気づき始めています。

もちろん、食事の改善、筋トレ含む運動もパフォーマンス向上には効果的です。しかし、食事の場合は「食べたいものが食べられない」といったストレスがあります。運動はぶっちゃけ、しんどいです。ジムに通うとなるとお金もかかります。

それに対して「睡眠」はどうか。

じつは「睡眠」は「食事」や「運動」よりもはるかにメンタル状態や幸福度と強い相関関係にあることが明らかとなっています。

もちろん、糖質多めの食事も運動不足も健康にはよくありません。ただし、メンタルや幸福度が睡眠不調ほど下がることはありません。

一方、睡眠が十分に取れていないと、メンタルは落ち込み、うつレベルは上昇、幸福度は劇的に下がる。このように、睡眠は働くうえで最も重要な要素なのに、日本の働く人の多くは十分に睡眠が取れていなくて困っています。

しかしながら、私たちが「快眠」を手に入れるのはそう難しくありません。「眠るのがつらい」という人はいないでしょうし、なんといっても・・・睡眠を改善するためにはお金が一切不要です。

ちょっとしたコツを実践するだけで、誰もがタダで「快眠」を手に入れることができます。そんな「快眠のコツ」をまとめた新刊『働くあなたの快眠地図』(角谷リョウ・著)がこのたび発売となりました(長い前振りでごめんなさい!🙇)。

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ブックデザイン:tobufune

本書はNTTドコモ、サイバーエージェント、損保ジャパンをはじめとする大企業から中小企業まで、計120社、累計6万5000人の悩めるビジネスパーソンの睡眠をサポートしてきた最強のスリープコーチが、ビジネスの現場で得た最新の「快眠スキル」を一挙公開します。

日本人が「眠れない」理由とは?

ところでなぜ、私たちは「寝ること」がうまくいかないのか?

その原因のひとつとして「日本人は他の民族に比べて不安遺伝子の保有比率が高い」ということが分かってきました。

不安遺伝子とはセロトニン・トランスポーターのS型という遺伝子で、精神が不安傾向になる遺伝子なのですが、世界でダントツに日本人の保有率が高いのです。

だから、「夜眠れない」という不眠系の不調となって表れるのです。

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イラストレーション:髙栁浩太郎

ところが、もっと根本的な原因があります。

それは「1日」「1週間」「季節」「年齢」のそれぞれで“正しい眠り方"があるのを知らないことです。

人間が生きていく局面に応じて快眠スキルは変化します。この変化に対応する形で生まれたのが本書のコンセプトである「快眠地図」というわけです。

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本書は「快眠地図」に対応したさまざまな快眠スキルに加えて、これまでの「睡眠の常識」を覆す事実がたくさん掲載されています。

◎新事実1
寝起きのコーヒーはストレス耐性を下げるので飲んではいけない

◎新事実2
「血圧が低いから寝起きが悪い」は非科学的なウソ

◎新事実3
二度寝はホルモン分泌を悪化させるので最長20分まで

◎新事実4
睡眠不調レベルとうつレベルは完全に比例する

◎新事実5
月曜日のスタートダッシュにしくじると、金曜日までパフォーマンスが回復しない

◎新事実6
1年を通じてもっとも疲れやすいのは6月

◎新事実7
1週間でもっとも疲れているのは木曜日

◎新事実8
睡眠不調の人に対して、人は無意識で避けようとする

このほかにも「えっ!」と驚く睡眠にまつわる新事実がたくさん紹介されているうえ、快眠地図にもとづいたあらゆる「快眠スキル」が詰まっています。

おかげさまで、本日発売(3/19)と同時にカテゴリーランキング1位をゲッツしました!ご予約いただいみなさま、ありがとうございました!

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具体的な快眠スキルについてはまた改めて、本書『働くあなたの快眠地図』からひもといてご紹介したいと思います!

出版記念無料オンラインセミナー開催情報

なお、著者の角谷リョウさんが新刊発売を記念して、無料セミナーをガンガン開催しているので、ご興味のある方はぜひご参加ください。↓↓↓↓↓↓↓


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