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笹の葉捨てずにとっておく

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この葉っぱは嫌いだし食べないで捨てておこう。でも、そういう葉っぱにこそ自分に必要な栄養があったりするから。内側の自分と向き合うエッセイ。
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#オードリー

だが、情熱はある

だが、情熱はある

「だが、情熱はある」が最終回を迎えた。
若林正恭さんと山里亮太さんの2人の物語。

しかし断っておくが、
友情物語でもないし、
サクセスストーリーでもない、
そしてほとんどの人において、
全く参考にならない、
だが、情熱はある

水卜アナのナレーションで始まるこのドラマ。
ずっと続けばいいのにな、と思っていた。

2人の生々しい感情。
妬み、嫉み、辛み、恨み...
生きづらくてもそれでも踏ん張って

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ゴッホと弟、そして自分

ゴッホと弟、そして自分

「なんだよお前、見にきてみろよ」
彼に、そう言われた気がした。

 ゴッホ展に行ってきた。美術に興味はない。それでも何か惹かれるものがあった。なんとなくだが、ゴッホには風景画のイメージを持っていた。美術の教科書で彼の人物画を見た記憶がなかったから(教科書の表紙は“夜のカフェテラス”)。

 彼は意外と人物画を描いていた。モデルとなる人物は笑顔などの明るい表情はなかった。疲れているような、苦しんでる

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女性にフラれることは、男にとって一番のツッコミ

女性にフラれることは、男にとって一番のツッコミ

YouTubeでよくオードリーのラジオを聴いている。リトルートゥースになったのは一年前ぐらいだから、過去の放送を遡っている。若林さんの自意識の話や春日さんの何気ない話に腹を抱えて笑いながらも、いろいろと考えさせられることも多い。

この前聞いていた時に、「そうそう!」と特に共感できた話があった。それはタイトルに書いてある通りだが、「女性にフラれることは、男にとって一番のツッコミ」である。

※Yo

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過去の自分に感謝できるように

過去の自分に感謝できるように

雨に映える紫陽花が美しく咲いた朝、大人の一歩手前の年齢になった。来年の今頃は成人を迎えていると思うと、自分の未熟さや人間としての弱さを、改めて思い知らされる。

朝、二度寝をし、学校にギリギリに着いたり、規則正しい生活を送れていなかったりと、自分が思い描いていた大人という理想と、今の自分という現実にギャップを感じている。

「大学生でもない自分が、そこらの大学生のように時的悠々と過ごしていて言い訳

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