見出し画像

女性にフラれることは、男にとって一番のツッコミ

YouTubeでよくオードリーのラジオを聴いている。リトルートゥースになったのは一年前ぐらいだから、過去の放送を遡っている。若林さんの自意識の話や春日さんの何気ない話に腹を抱えて笑いながらも、いろいろと考えさせられることも多い。

この前聞いていた時に、「そうそう!」と特に共感できた話があった。それはタイトルに書いてある通りだが、「女性にフラれることは、男にとって一番のツッコミ」である。

※YouTubeより引用


ぼくは恋愛がものすごく苦手で(性別関係なく人間が苦手だろ)、あんまり恋愛というものに踏み込んでこなかった。かといって、女性側から恋愛を持ち込まれるということもほとんどなかった。でも、そんな人づきあいが苦手なぼくでも本気で好きになった人がいた。今振り返ってみても、かなり本気だった。

その人とは違う学校で、SNSでしか連絡は取ってなくて、部活の大会ですれ違ったときに少しだけ話すぐらいの関係だった。SNSではかなり連絡を取り合っていた時期があった。その人を好きになったのは、確か一目惚れだった。たぶん、一目惚れすることなんて人生の間で何回も起きることではないと思う。その時は本能の赴くままに、連絡先を教えてもらい、自分から積極的にアプローチしていた。でも、その人には彼氏がいることは知っていたから、恋愛の話なんて一切しなかった。

ある日、その人から別れたということを聞いた。なかなか会えないうちに、心の距離感ができてしまったんだと。ぼくはそんなのもったいないんじゃないの?って言った。でもそれは仕方ないって返事がきて、そんなもんなのかなって思った。この日からお互いの恋愛の話をするようになった。その人に、「好きな人がいるんだけど、どうしたら振り返ってもらえるのか」とか「告白したいが自信がない」というのを相談できる間柄になっていた。その人からは、「君は優しいし、人間的に魅力があるから絶対に大丈夫!」とか「モテてないことはない、周りの反応に君が気付いていないだけじゃない?」と言われた。ぼくが好きになった人から、こういうことを言ってもらえたのは凄く嬉しかったし、自信にもなった。

そしてある時、その人に自分の好きという思いを伝え、付き合ってくださいと言った。でも、その人からはごめんなさいとフラれてしまった。「絶対に大丈夫!」と言われたあの言葉は何だったんだろう。フラれた理由は濁されてよくわからなかった。初めての失恋にかなりショックで、なかなか立ち直れなかった。

若林さんが言っていた通り、「女の子にフラれることは、男にとって一番のツッコミ」だと本当に思った。自分というものを全否定されたような、巨大なハリセンで頭を叩かれたようなものだった。でも今はフラれてよかったと思う。そういうことがあったから、謙虚になっていくし、万能感が削れていくし、自分は大した人間でもないし、そこまで捨てたもんでもないと気付けることができた。

これは恋愛だけに言えることではないと思う。いろんな物事にも通ずるものだと僕は思う。挑戦するから失敗することもあり、失敗があるから次の成功に繋がるのだ。

ちなみにぼくは、その人にもう一回巨大なハリセンで頭を叩かれている。かなり心が折れたが、それも今ではいい思い出だ。一回りも二回りも成長できた気がする。またいつか誰かと恋をするときがぼくにも来るのだろうか。って、いつだよおい!(笑)

恋はいつでもハリケーン、だったかな。
えへへへへっ


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?