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いろんな種類の押し入れのお店

小学二年生の娘が物語を書きました。「いろんな種類の押し入れのお店」というお話です。約750字です。

先日、突然「不思議な物語」を作っていたので、何か物語を作ってみたいのかな?と思っていたときに本屋さんに置いてあった田丸雅智さんの「たった40分で誰でも必ず小説が書ける-超ショートショート講座-増補新装版-」が目に止まりました。これだ!と直感的に思い買いました。

そしてその田丸式メソッドを使って作ってみました。

いつも触らせてもらえないスマホを触りたい!という気持ちもあったので、スマホを渡しメモ打たせてみました。その間、わたしはお風呂へ。お風呂から上がるまでに作り終えるように言いました。

何度もお風呂にきて

「カギかっこはどうやるの?」
「店員っててんいん?ていいん?」

など。タイピングに慣れていないこともありましたが、最初の半分は一切手伝わず、タイプしていました。後半はお風呂からあがったので、音声入力を使ってわたしがサポートして修正する形にしました。

1時間強くらいかかったと思います。漢字は書けませんが自動変換から選んでいました。

不思議なお話です。約750字です。

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いろんな種類の押し入れのお店

ある町に、いろんな種類の押し入れがあるお店がありました。そのお店には、いつもお客さんが来ています。

ある日、そのお店に大金持ちの奥さんが来ました。その奥さんは「いいにおいがするおしいれがほしい」と言ました「えんりょなくどうぞ」店員さんはわたしました。

違う日におひめさまがやってきて「ドレスせん用の押し入れがほしい」と言ました。店員さんは「えんりょしないでください。さあさあ、お姫さまお買いなってください」と言いました。

またある日、次は他の国の女王さまが来て「きらきらでいいにおいがするおしいれが欲しい」と言ました。店員さんは「どうぞどうぞえんりょなくお買いになってくださいませ女王さま」と言いました。

そして1か月が立ちました。

またあの大金持ちの奥さんがきて、「返品してください」と言いました。「ごめんなさい。それはできません」と店員さんが言ったら、奥さんは怒って帰って行きました。

また、別の日に、お姫様が「返品してください」と言いました。また店員さんは「ごめんなさい。それはできません」と言いました。おひめさまは怒って「しかるのは他の日にします」と言いました。

また別の日、他の国の王女さまが「返品してください」と言いました。店員さんは「すみません。それはできません」と言いました。「しかるのは他の日にします」と怒って帰ってしまいました。

そして、しかる日がやってきました。それで王女様とお姫様のしかる日が重なってしまったのです。

店長はすごくすごく叱られました。

それで店長は店を閉めることにしました。

けれども店がいっぱいあるから大丈夫と思っている人がいると思います。ただし全部閉めちゃいました。

いろんな押し入れのお店はしめちゃったけれど、今度は違うお店をオープンすることにしました。

おしまい

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