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魚料理写真館Vol.3|『アヤメカサゴ』

Prologue

赤に黄色にオレンジ。鮮やかな体を見た瞬間、思わず青空を背景にシャッターを切った。こんなに綺麗な青と赤のコントラストを僕は他に知らない。この魚は、この空のように青い海のどこにいたのだろう。

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菖蒲笠子 〜アヤメカサゴ〜

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◯アヤメカサゴ| 菖蒲笠子・菖蒲瘡子 / Sebastiscus albofasciatus (Lacepède,1802)
顎口上綱硬骨魚綱条鰭亜綱新鰭区棘鰭上目スズキ系スズキ目カサゴ亜目メバル科カサゴ属

沖合のやや深場に生息。体長25cm前後とそんなに大きくならない。写真の個体の目が飛び出てしまっているのは、恐らく漁獲している最中に水圧の影響で飛び出してしまったものだと考えられる。

にしし的レシピ

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〜アヤメカサゴのポワレ・ミニトマトソース添え〜

◯材料
・アヤメカサゴの切り身
・小麦粉・・・少々
・塩こしょう・・・少々
・オリーブオイル・・・少々
・乾燥バジル・・・お好みで
・ミニトマト・・・5個
◯作り方
1. アヤメカサゴに下味として塩こしょうをまぶす。この際、身から出てきた余分な水分をしっかり拭き取る。
2. アヤメカサゴの皮目部分にのみ薄く小麦粉をまぶす。
3. オリーブオイルをしいて熱したフライパンに2を皮目から入れる。この時、魚が反らないようにフライ返しなどで身を押さえる。(弱火)
4. 8割ほど火が通り、皮目がパリッと仕上がったら裏返して、身の方にサッと火を入れる。
5. 焼けたらアヤメカサゴを皿に盛る。
6. 魚を加熱し終わったフライパンに、種と薄皮を除いて細かく刻んだミニトマトを入れて加熱し、しっかりと火が通ったら魚と共に盛り付ける。
7. お好みで乾燥バジルなどを振りかける。
ー完成ー

評価:★★★★
→皮目がパリッと仕上がり、身もフワフワとしたきめ細かい繊維質の身でとても美味しい。また、ミニトマトのみで作ったシンプルなソースではあるが、ミニトマトそのものの甘みが濃縮された感じに仕上がり、この魚の繊細な身質と淡白な味わいにはピッタリだった。

おわり

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それではまた。

とと日誌 byにしし

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