傷つくことを恐れずに生きると得られるもの
「人に惜しみなく与えられる愛情を持てる人」
まとめ方は難しいんですが、これに尽きるのかな?と思っています。
私はまだまだなのでその大きな博愛まではいかないんですが、大事な人にはできるようになってきているのでは?と思い始めています。
日常で嫌な出来事があった時に、「相手は今、余裕がないんだろうか」という気持ちにまではなるようになりましたけど、だからと言ってその事実を許そうという神様みたいな感覚まではまだ行けてないです(ここで神様使うの微妙かもしれないですが)
人は自分が傷つかないためにすることが様々あって、思いつくままに書いてみようと思います。
・行動しないこと
・伝えないこと
・人を肯定しないこと
・人を否定すること
・嫉妬を認めないこと
・マウントすること
・偏見を持つこと
・人を気にし過ぎること
周りに、こういうことあるなっていう人がいたりするときっと自信がないんだろうな。と思うようになりました。
自信は、自分を信じて誰かからではない、自分自身を愛すことができた時から出てくるものなのかなと思っていて。
生きてきた今日までの様々な思考のしがらみや、固定観念から解放されてないと、上記を定義とした自信ってつけられるものじゃないのかなと。
傷ついた時に「痛いから」という理由で守ろうとしていると、どんどんチャンスは流れて自信を持つこと自体の難易度が高くなるような気がします。
あれ、なんでだろ。なんでこんな気持ちになるんだろう。
そういうもやっとしたりざわざわしたりする気持ちをとことん見つめに行くと、自分の中のドロドロした部分に触れなきゃいけなくなります。ただ、それは整理させなかったことによってぐちゃぐちゃになってクリーンな状態じゃないからドロドロしちゃってて。
そこから、「うわ、気持ち悪い、見るのやめよ」って見るのを辞めたら実はもうそこで積んでたりするんですよね。
私はおそらく、自分のモヤっと感をスッキリさせないことが気持ち悪い、という根本的な性格があり無意識にどんどん見に行ってしまいます。なんでだろ?が止まらなくなってしまい、思考から逃げる、という選択ができない、それはそれで苦しいタイプのと自覚しています・・・涙
別にそんなこと考えなくたって生きていけるわけだし。
それと、人に興味があって、人がなんでこんな行動をするのかということも単純に興味を持ってしまう方で、そのまま今日まで生きてきました。
結果、向き合わなきゃいけなくなってそれはもうつらい。
という経験をたくさんしてきました。苦しかったー、、、でもそれはまだ今も、そしてこれからも。ただそう生きることによって同時に得たものが大きいとも感じています。
人に優しく声をかけられるようになったり、(それは表面ではなく本質的に)そのおかげで信用信頼をしていただける場面が増えています。それは本当にありがたい。頼られて、助けて、そしてまた助けられて。
素敵な循環が生まれやすいです。
ただ、一方で、まだまだ信頼関係を作ってない人と会話しているとその人の本質を浮き彫りにしちゃいそうになる時があるので、嫌だなって思われることも・・笑
定義に置いた「自信」について考えると、私の話になりますが、大きなターニングポイントが一つありました。
企業勤めしていた時に受けていた上司のパワハラです。
ひどいパワハラ上司(言葉を選ばずいうと)をGさんとします。(なんかAにしたくなくてGにしてみる)
Gさんのパワハラはそれはまぁわかりやすく酷いもので、その時いた組織の一緒のメンバーがほぼ全員気持ち面で耐えることができない、という体験をしました。そしてもちろん社内でも問題になっていました。
具体的にどんな仕事のどんな組織かという詳細の内容は割愛しますが、組織構成としてはマネージャー(Gさん)→リーダー→メンバー5-6名ほどの組織、というイメージです。
周りもGさんとの勤務がしんどそう、Gさんと対峙することに毎週月曜日怯えている、しかもほぼ全員が、そして。中立になるはずのリーダーは全く機能していない。組織マネージぐっちゃぐちゃ、という感じでした。
Gさんのパワハラがどんな感じのパワハラかというととにかく全力で仕事の仕方の否定。自分の思った通りにならないと全否定、そしてGさんの「なんでそんな感じで仕事できないの?」という観点に捕まってしまうと平気で2時間をオーバーし、目標に対しての向き合い方などもGさんのイメージしているものと違うとなると真っ向から否定タイムのスタートでした。
仕事の仕方や考え方、行動のそれにはそれぞれのスキルや思考、また性格的なものもあるので「今のご時世いろんなタイプがあっていいよね。」という概念は許されないような環境でした。
そして、日々真っ向から否定の言葉を浴び続けると、「生きていてはいけない感覚」になってくるんですよね。
そういう意味で言葉は怖いです。
会話の筋から少しだけみる角度が変わって脱線しますが、今思うとGさんの数々の否定の言葉の、気持ちの部分の奥底には「なんでわかってくれないの?なんで私が頑張ってることをあなたはわかってくれないの?できないってことはわかってくれてないでしょ?なんでなの!もういや!」みたいなものがきっと潜んでいたんだろうな、と今思えば感じています。
それを受け取る私たちは、言葉以上にきっとその圧力が辛かったんだと思います。みえないけど、辛いと思っている心の圧力。
そして受け手の私たちは無意味すぎるほどに否定され続けてもちろんしんどかったんですけど、それをしているGさんはもっときっと心の中は辛かっただろうな…と今は思っています。
見た目や表現としては「あなたのために」というところもあったんでしょうけどね、あと単純に経験値も少ないし、指摘が入るのは当然でもありますし、全くの愛がなかったわけではないと思います。でも実情では「私のためにしてよ!」だったんだと思います。
今そのままGさん側の感覚まで書き起こしてしまいましたが、そういったパワハラを受けていた時にものすごく辛くて実際に私も出社ができなくなっていました。Gさんをとにかく避けるためにめちゃくちゃ朝早い出社をして、仕事をある程度して、その後外出、起床時間も早く、人を避けるという気疲れもある中で一旦自宅に帰って睡眠を取らないと何もできない、やる気なんてもう削がれきって到底仕事にならない、という日々でした。
今思うと会社員として本当に機能してなかったなって思います笑
でも、もうしょうがない。元を辿ればGさんをマネジメントしてない会社が悪いって話にもなりますし。
その異常な状態が、その当時は必死すぎていろんなことが見えなかったものの、何でこうなるんだ?と始まったのがターニングポイントでした。
渦中のタイミングでなぜか突然、ふと俯瞰したんです。
なんかこの状態変だな、そして周りのメンバーも明らかに業務だけの疲れじゃない疲弊した顔をしてる。(しかも辛いことに妊娠している女性の社員の子は切迫流産で出勤できないような状態にまでなっていました…涙)
この縮図ってなんなんだろう、そもそも、なんでこんな状態になっているんだろう、という疑問から、Gさんがどうしてそんなことをしてしまう状態なのか、単純に性格だけじゃない問題があるのでは、というところから心理学の本を読み漁るようになりました。
私自身のこのわかりやすい疲弊度合い、やる気のなさ、気持ちとして頑張れない感覚、モチベーションなんて言葉なんて皆無。
それももちろん疑問ではあったんですが、単純に「あんなに否定されたらやる気なんて起きるわけないよな」に止まりました(そこは普通に単純に。)
どちらかというとGさんの事が気になり出してしまいました。
あれは普通じゃない、どうしてあそこまで人を否定できるのか、あの人の中に何が起こっているのか…みたいな
ご結婚もされてるバリキャリの女性で、お子さんもいて時短で勤務する中、余裕がないのは事実でした。でもそれだけじゃないなって思うようになり。
そんな中で彼女の自信のなさから否定に走ってしまうんだ、というところに辿り着きました。
自分を自分で認める前に、人を否定して自分を肯定する事ができたらそれがきっと彼女にとっては楽だったんだと思います。もちろん無意識で。
冒頭に記載した
・行動しないこと
・伝えないこと
・人を肯定しないこと
・人を否定すること
・嫉妬を認めないこと
・マウントすること
・偏見を持つこと
・人を気にし過ぎること
上記の中に、「人を肯定しないこと」「人を否定すること」と記載しましたが、Gさんはまさにこうすることによって傷つくことを避けていたんですよね。
なので、Gさんはきっと傷つきたくなかったんだろうなと思います。
でもそれを続けたら、きっと誰も彼女の周りに人がいなくなってしまう…
そのことを気づくタイミングが、ドロドロを見に行くタイミングになるんだと思いますが、辛いです・・・笑
Gさんは自覚はなくてもきっとすごく辛いです。
でも、傷つくことを恐れずにできることをして、自分の心を見にいって納得して行動をして、生きることができたら、きっともっといろんな人を助けて支えて、循環が起きてみんなが満たされて良いものを生み出して…
そんな風になっていくと思います。
と、少しだけそんな経験をし始めたので、記事にしてみようと思いました。
自分の心の中の「あれ?」「これって?」モヤモヤ、ざわざわ…
見つめてみるのは人それぞれ自由なのでどれが正解とかやるべき、とかはないのですが、気づいて向き合った人がみんなで生きていくリーダーシップとなって動いていけるような場所になるのかなというところは思って生きています。
そして、そんな人探しをしながら私も生きている最中です。
今回は箇条書きのテーマの中の、「人への抑圧」(※否定と肯定しないをまとめた)の観点で書きましたけど、行動に関しても書けそうになったらまた書いてみたいと思います!
この記事が誰かの支えになったらいいなと思いながら締めくくります。
拙い文章でしたが、ここまで読んでくださってありがとうございました^^
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