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突然変わることはない
2023年7月17日(月)朝の6:00になりました。
リトマス試験紙、BTB溶液、フェノールフタレイン液。
どうも、高倉大希です。
結果が評価される世界です。
過程への評価なんて、慰めにしかなりません。
だからと言って、結果に執着しすぎると、目的を見失ってしまいます。
結果は、あくまでも結果です。
次につなげるための、ものさしでしかありません。
うまくいかなかったのなら、改善する方法を考える。
うまくいったのなら、再現する方法を考える。
極端な話、次につなげられさえすれば、どんな結果にも価値はあるのです。
ムダな頑張りを褒めると、間違った方向に人は進みます。「これさえやっとけばいい」という発想になります。「評価」という仕組みは、それうらい慎重に扱うべきものです。
それにも関わらず、わたしたちは目先の結果に踊らされてしまいます。
わかりやすい結果が出なければ、無駄なものだと判断してしまうのです。
大学の研究に予算が充てられない理由も、ここにあります。
わかりやすく役に立つ結果を出さなければ、継続すら困難になってしまいます。
緊急度は低いけれど、重要度は高い。
わかしたちは、ここにコストを割くことがとても苦手なのです。
危険なのは、フレームワークにこだわるあまり、目の前のイシューを無理やりそのフレームにはめ込んで本質的なポイントを見失ってしまう、あるいは自分なりの洞察や視点を行かせなくなってしまうことだ。冒頭にも書いた「カナヅチをもっていればすべてのものがクギに見える」という状況になってしまっては本末転倒であり、このような状態になるくらいならフレームワークなど知らないほうがよい。
目先の結果にとらわれてしまうと、全体像を見る人がだんだんといなくなります。
目の前で起こっているできごとが「何の一部なのか」が、わからなくなるのです。
だから、よい結果が出たとしても、そこで喜んでおしまいです。
その結果が、どのような意味をもつのかを判断することができません。
なぜなら、全体像を描いている人が、気づけばいなくなっているからです。
変わりたいときに、うまく変われるコツとは何か?それは、最初からすぐに変われないことを自覚して、時間がかかることを織り込んで、変わる努力を継続することだ。
何かが突然変わることなんて、ありません。
すべてがいちどに変わることも、ありません。
短い時間で変化が表れないのは、当たり前。
もし短い時間で変化が表れたのなら、所詮はその程度のものだったということです。
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— 高倉大希|インク (@firesign_ink) January 1, 2023
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