![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/144811802/rectangle_large_type_2_26a31131b0549df33c8087e0aa77c061.png?width=800)
道草、ゆとり、遊び
2024年6月22日(土)朝の6:00になりました。
視野を広げるために大事なものは、道草、ゆとり、遊び。
どうも、高倉大希です。
子どものころに、大発明をしたことがあります。
その名も、ピクトチャット鬼ごっこです。
ピクトチャットとは、Nintendo DS にはじめから備わっている機能です。
最大70m以内なら、ワイヤレスでメッセージを送り合うことができます。
要するに、70m以内に鬼がいれば画面に名前が表示されるというわけです。
鬼の接近をいち早く察知した上で、次の行動を決めることができます。
『子ども』の発明とは、大人と子どもの間に線が引かれたことを意味する。同じような分割線は『仕事』と『遊び』の間や『公』と『私』の間にも引かれていった。そしてこの区別こそが人間の生活を貧しくしたのだ。
子どものころに、大発明をしたことがあります。
その名も、コケピーです。
2チームに分かれて、ひたすらにボールを奪い合うという単純なゲームです。
プレー中にあまりにも人が転けるので、コケピーという名前をつけました。
それからというもの、転けることが当たり前になりました。
転けても誰も泣かないし、転かされても誰も怒りません。
遊び場がほんとうにおもしろくなるのは、そこに「共犯関係」ができたときなんです。損した得したの「契約関係」からは、遊びが育たないんですよ。
小学校の学級担任を務めていたころも、遊びにはこだわりました。
可能な限り同じ遊びを、2回以上くり返します。
1回目はどうせうまくいかないよと、言ってからはじめます。
そして終わったときには、子どもたちにこう言います。
ほらね、うまくいかなかったでしょ。
2回目は、何をどう変えたらうまくいくだろう。
例えばスポーツにおいてコーチが「提案させるが採用しない」「意見を言わせるが聞かない」ことを繰り返すと、選手は提案も意見も言わなくなる。やっても無駄だと学習するからだ。人が好奇心から動きたくなるのは変化する可能性があるからで、それがないとわかれば人は沈黙する。
大人になってからも定期的に、自分に問いかけるようにしています。
遊び心を、忘れてしまってはいないだろうか。
文章を書くときも、同じです。
ついつい生真面目に、熱い想いを述べがちです。
真面目さと、すこしの遊び心を。
いつも心に、ピクトチャットとコケピーを。
毎朝6時に更新します。読みましょう。 https://t.co/rAu7K1rUO8
— 高倉大希|インク (@firesign_ink) January 1, 2023
サポートしたあなたには幸せが訪れます。