自然に自然体にはなれない
2023年8月13日(日)朝の6:00になりました。
真剣にやれよ!仕事じゃねえんだぞ!
どうも、高倉大希です。
自然体で生きよう。
このような考え方が、最近の流行です。
とても素敵な考え方だとは思いますが、決して勘違いしてはなりません。
自然体で生きるということは、なにもしないということではありません。
わがままを貫きとおすということでも、空気を読まないということでもありません。
自然に自然体になれることなんて、まずありえないのです。
お笑い芸人さんの立ち振る舞いを観察すると、とてもよくわかります。
第一線で活躍する芸人さんたちは、カメラの前でも自然体です。
彼らはなにも、適当に仕事をしているというわけではありません。
自然体でいられる方法を、身につけてきた人たちです。
力を入れるべき箇所がわかるからこそ、力を抜くべき箇所がわかります。
力を抜くべき箇所がわかるからこそ、自然体が成り立ちます。
なにもせずして自然体でいられているのなら、それはまわりの人たちのおかげです。
自然体でいるあなたを、まわりの人たちが許容してくれているわけです。
それはそれですばらしいことですが、再現性はありません。
自然体でいられるかどうかを、相手に委ねてしまっているからです。
許容してくれるのを待つのではなく、許容してもらいにいかねばなりません。
自然体はあくまでも、目指すべきひとつのあり方なのです。
ルフィは、自然体でカイドウをぶん投げました。
メルエムは、自然体で軍儀を指しました。
刃牙は、自然体でエア味噌汁を飲みました。
承太郎は、自然体でじきじきにブチのめしました。
力を入れるべき箇所がわかるからこそ、力を抜くべき箇所がわかります。
自然に自然体になれるわけではありません。
サポートしたあなたには幸せが訪れます。