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『やっと就活が終わった気がする』と言った娘の話

こんにちは、candy@(ミルク)です。

今日は久しぶりにcandy@での投稿でドキドキしています。

ちょっと家族のことで変化がありました。

私の娘(二女)のことです。

実は、新社会人になって1年余りで娘は最近転職したんです。

娘は大学進学と同時に関西の実家から関東へ上京し
一人暮らしを始めました。

彼女は就職もそのまま関東でしたので
昨年の春からは社会人として一人暮らしを続けています。

コロナ禍での二女の就活は本当に大変で、色々なことがありました〜

二女は自分が希望していた企業には一つも内定がもらえなくて
結局、内定を頂いたご縁のある会社に就職しました。

そしてその会社で昨年の4月から働き始めました。

彼女にとっては不本意な就職先だったかもしれませんが
その会社ではよく頑張っていたと私は思います。

二女は私と違って真面目なタイプなので、途中で投げ出したり諦めたりすることが嫌いで出来ないのです。

時にはそれが彼女を追い詰めることもあるのですが・・・

彼女が描いていた仕事やキャリアとは違っていたとしても
就職先の会社では一生懸命頑張ったのでしょう。

上司の方や取引先の方々からも高い評価を得られていたと聞きました。

けれども彼女の中では自分の夢をまだまだ追い求めたいという気持ちを抑えられなかったみたいです。

仕事はもちろん手を抜くことなく頑張りながら
昨年の暮れ頃から
転職活動もしていたのです。

私も家族もそのことは知っていました。
仕事もハードワークだったので彼女の身体のことを陰では心配しながらも
彼女の転職活動を私たち家族は見守りながら応援していたのです。
今年に入ってからは具体的に何社か面接や試験も受けて
その状況も娘からいろいろと聞いていました。


最終的には娘が一番望んでいた 海外とダイレクトに繋がって仕事ができる
外資系企業に内定しました。
直属の上司も外国人で女性だそうです。
外国人の社員も多くてグローバルな環境で
女性の管理職の方も多く、キャリアパスのお手本も見つけられたと話してくれました。

入社してすぐに1ヶ月弱の研修も海外で受けるのだとか。

先月、娘にとって将来を思い描いていた理想的な会社から内定の連絡を受けた時
彼女はすぐに興奮しながら電話で連絡してきました。

そしてその時 娘は生き生きと弾んだ声で私に

『やっと就活が終わった気がする』

と告げたのです。

最近では転職なんて珍しいことではなくなってきましたね。

でもアラ還世代の私にとっては1年余りで転職することに少し驚きがありました。

娘の前職の会社も決してブラック企業でもなければ
パワハラがあったわけでもないのですから。

(前職の上司の方も退職理由に納得されて無事に円満退職できたそうです)

娘はそんな安定よりも、もっと違う自分が納得できる何かを求めていたのでしょう。

私も夫もそんな娘の選択や行動を誇らしく思っています。
娘の人生なのですから世間体や一般の価値観や評価よりも
娘が幸せなことが何よりも嬉しいのです。

私は娘たちには結構大胆な選択でも

『とにかくやりたいなら、やってみたら。ママがサポートできることはするから』と後押しできるのですが

自分自身のことには
あまり積極的にリスクを取れない性格なんです。

もしかしたら、物心ついた頃から私の母から

「失敗してもいいからやってごらん」
と言われた記憶がないからかもしれません。

言い方を変えると、母から『お母さんの言うことを聞かないと失敗しても知らないよ』とか『お母さんの言う通りにしないから失敗したじゃない』と言われてきたからかもしれません。

もちろん同じように親から言われても私のように感じない子もいることはわかりますが、私はそんな母の言葉に萎縮してしまう子供でした。

だから私はいつも母の顔色を伺って
母の望んでいる方向へ行くことを第一に考えて行動する娘でした。

現在80代半ばの母の時代ならば女の子の育て方にはそれが普通だったかもしれませんが

そのことが私の中ではいまだに消化しきれていなくて・・・

そのため、私は娘たちには私のように後で後悔するような思いをさせたくなくて
私の考えや意見よりもまず
なるべく娘たちのやりたいことを尊重しながら優先させてきました。


ただ長女に対しては二女よりも私の意向が多くなったことを
長女には悪かったなと今ではとてもとても反省しています。

どうすれば私のこの気持ちをきちんと長女に伝えられるのかは私のこれからの課題でもあり
もう少し時間をかけていこうとも思っています。


ごめんなさい、なんだか私の気持ちをここで吐露してしまいました〜

成人したあなたに対して
あなたが子供の頃のように
もう私はあなたの前を走って
「こっちだよ」と導くことはできない

そして少し成長した頃のように
あなたの横に付いて伴走することもできない

けれどもあなたがこれから先
あなたがいくつになっても
あなたの後ろから離れて見守ることはしたいと思う

必要ないと言われても
どんどんあなたが先を走って行っても
あなたの走る姿が見えなくなるまできっと見守り続けると思う

そしてもしもあなたが途中で倒れたり怪我をしたり
身動きできなくなっていたらママは非力でも助けに行くから

これからも怖がらずに好きな道を進めば良いんだよ

娘に対して書いたこの文章は
私が母に言ってもらいたかった言葉だったのかもしれないと感じて
今こうして書きながら涙がこぼれそうになりました。

今日は私の心の吐露も書いてしまいましたが💦

転職おめでとう!

これが今日、私が一番言いたいことでした(笑)


最後までお読みいただきありがとうございます。

いつもありがとうございます。


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