見出し画像

『自己肯定感が低い』は、あなたがつくり出した幻影でしかない

「 わたし、自己肯定感が低いんです 」
「 女子力が低いから、女子力を上げなきゃ 」

起業して9年間、会う人会う人、全員がこの言葉を使っている

まず、ハッキリ言うけど、それは単なる思い込みに過ぎない

そもそも、『 自己肯定感を上げよう!』というのも おかしな話なのだ

今日は わたしが最も苦手とする「 自己肯定感 」という言葉について綴るため、かなり辛口発言 連発かもしれないので先にお伝えしておく😌

いや、わたしにとっては耳障りな言葉だ

「 自己肯定感を高めるためには どうすればいいのか?」

自己肯定感が低い = 自分を愛せない・好きになれない・好きではない

自分を認めたくない象徴のように特集を組まれては、自己肯定感を上げるために「 自分を知る 」ことの大切さをSNSでもよく見るのだが🤔

特に『 更年期世代 』は『 自己肯定感が低い 』と捉えている人が本当に多い

だからなのか、『 自己肯定感を上げるためには? 』特集を組まれることも多く

そこからの〜

フェムケア‼︎
バストケア‼︎

もうお腹いっぱいだ😂

…と綴っているわたしも、その昔は「 承認欲求の塊 」だった

銀座ホステス時代、「 承認欲求 」が強すぎて、客から嫌われることが度々あった

ところが😂
「 どうせわたしなんて… 」と思ったことが一度もなく🤔

「 わたし、脱いでも抱いてもすごいカラダなの 」と思っていたくらい、根拠のない自信をもった人間だということを、先にお伝えしておく😌

46歳現在も、全く根拠がない自信を持っているため、事業主として9年続けることができているのだろうと思う

合言葉は「 なんとかなるんじゃね?」

そんなわたしにも、悩みはある🤔

LGBTQ +のQと+に属する わたし

「 こんなわたしを受け入れて欲しい 」という承認欲求は、ようやくなくなりつつある

思考と感情のコントロールができるようになったのは、起業して9年の間に様々な出来事があって、それを乗り越えてきたから習得できたことなのだ😌

今日はノンバイナリーとして、自己肯定感と承認欲求についてのわたしの考え方を綴ってみたいと思う



▶︎すべての人から認めて欲しいと考えることをやめるべき


「 あなたなら、わたしのこと分かってくれるわよね 」

知り合って間もない女性から、この内容でメールをもらった時には正直 驚いた

本人には言っていないが「 わたしは あなたの全てを理解できない 」「 理解しよう 」とは思わない

理解してもらう相手を そもそも間違えている😌

あなたの事を一番よく理解している相手は「 家族 」なのではないだろうか

そして、理解してもらえてないと思った瞬間、手のひらを返したように攻撃メールが送られてきた

「 あなたなら わたしのこと、わかってくれると思っていたのに… 」

こんな わたしを愛して欲しい、認めて欲しい、理解して欲しい…

ここ数年の間で、「 わたしを認めて・愛して・受け入れて欲しい 」という人が増えたなぁと思っている

家族からもパートナーからも、わたしという存在を認めてもらえていないと感じてしまうのだろうか

「 わたしだけを見て!」

認めてもらえていないと感じた瞬間、それが憎悪や妬みに変わっていく

この国は数年の間におかしくなっている

それも、2017年以降残留農薬基準緩和によって、発達障害の子どもが増え、認知症や統合失調症患者が急増していることを、厚生労働省や国はひたすら隠し続けている

大人の発達障害も急増していることに、ようやく周囲がその異変に気づきはじめているのだ🤔

わたしが運営しているもう一つのオンラインスクールは『 オーガニックと食と健康 』の専門知識が学ぶことができる

スクールに申し込んでくる方々の大半が『 基本は食の知識である 』ことをよく理解している人たちだ

この国は30年の間に大きく変わってしまった

1997年『 遺伝子組換え大豆 』がアメリカから輸入され始めてから、より加速しているとわたしは思っている

ガン・不妊・糖尿病・認知症大国になりつつある日本で、わたしたちはどうやって自分のカラダを守っていけばいいのか

そのためには、正しい知識を習得することが大事なのだが、残念なことに日本人は『 大人になって世界一勉強しない国民 』と言われている

知りたい情報だけかじって、満足して結局活用しない😂

さらに『 世界で最も自己肯定感が低い 』国民というレッテルも😂

そもそも、『 世界 』に興味がない
自分を取り巻く環境のことしか興味がないのだ

そして、自分を取り巻く環境外での問題に関しては、理解しようとしない

「 あなたなら わたしのこと、わかってくれるわよね 」

と出会った初期、わたしに言っていた彼女だが🤔


人のことは根掘り葉掘り聞きたがる割には、自分の内情については一切語ろうとはしなかった

わたし自身、そういう人を昔から信用しない

『 都合のいい女 』と解釈している

▶︎自分の心情と同じ人を探し続けて『傷の舐め合い』がしたいだけ


過去にトラウマになるような出来事があり、大人になってもずっと そのことに囚われ続けている大人が日本には多いなと、わたしは感じている

過去は過去

その過去があって、今がある

過去の出来事に対して、ずっと悔やみ続けても解決することはない

そう判断をして、自分が目指す未来に向かって『 ただ、ひたすらその時代を必死に生きる 』ことにフォーカスすれば、過去の出来事すべてを『 受け入れ、認め、許す 』ということができるはずなのだ

わたしも、人生『 失敗 』の繰り返しだった

30代は特に、自分の過ちを悔やみ『 もしあの時…』と何度も思ったのだ😔

だが、結論として『 あの時あぁしていれば 』と考えたとしても、別の形で『 同じ運命 』を辿っていたはずなのだ

だから、『 あの時の あの出来事で問題はなかった 』と解釈をし、『 縁がなかった人だった 』と考えれば、もう悩むことはない😌

人との出会いと別れは『 その時に出会うべき出会った人 』であり、『 互いに役目を果たせば去っていく 』

人生とは、その繰り返しである

過去に囚われ続け、その時に関わった人への恨みつらみをずっと抱えたまま生きていくことに、何の得があるのだろうか🤔

わたしの前に現れた彼女はまた、過去への執着が強く、同じような心の傷を負っている当時のわたしを見て『 この人を助けなくては 』と思ったのだろう

『 彼女を救えるのは、わたししかいない 』

それは、彼女のエゴでしかない

わたしは、誰かの助けを得ようと考えていなかった

なぜなら、わたし自身がその状況を作り出した張本人だからだ

自分が起こした出来事は、自分の力で解決するしか方法はない

そして、周囲の人は理解を示し、『 手助け 』しかしない

彼女は『 あの時の わたしと同じ 』だから、『 わたしの気持ちも理解してくれるはずだ 』と錯覚したのだと、わたしは今でも解釈している

わたしにとってそれは、『 迷惑な話 』でしかないのだ


▶︎試練を乗り越えられないのは『自分自身と向き合っていない』証拠


人生で起きているすべての出来事は、あなたにとって『 人生の試練 』でしかない

辛い過去の経験をすべての人に『 理解 』してもらおうと思っても、9割は理解されないだろう

なぜなら、『 あなたの辛い過去 』について知りたいと思わないからだ

それこそ、耳を塞ぎたくなるような話

わたしの辛い思いをわかって欲しいと伝えたところで、誰も耳を傾けようとはしない

だから、『 同じような心情 』の人を探しては、互いに『 傷の舐め合い 』をして、理解してもらおうという考えになるが、わたしには全く理解できない話なのだ

『 わたしのことを知って欲しい、わかってほしい 』という感情が働く理由は、『 誰も わたしの辛い思いを理解してもらえない 』という悲しさが入り混じっている

9割の人は、『 その辛い経験から、あなたはどう乗り越えて立ち直ってきたのか 』という話なら聞くであろう

それ以外の話は、自分には関係ないので、一切聞かないと断言しよう😌

そして、この体験でわたしはあることに気がつくのだが、『 更年期 』という10年間は、まさに『 今までの経験全てが表面化して現れている 』のではないだろうかと🤔

それは、物心ついた頃から、更年期前までの『 その人の人生全て 』が更年期の10年間で『 性格や癖 』となって現れているのではないだろうか

自分に不都合なことには、耳を塞ぎ、目を背ける

逃げる癖がついている人は、目の前の困難な状況から逃げて、解決しようとはしない

または、幼少期の頃から、両親が『 問題解決は全てお金で解決する 』ことを教えてきたような家庭であれば、なおさら『 問題解決は お金を払って人任せ 』で解決する

わたしの経験上、お金で解決する癖がついている人ほど、人付き合いが下手だった

全ては お金

『 更年期 』で、それが顕著に現れている40代 50代の人たちを数多く見てきたのだが🤔

なぜ逃げるのかというと、『 自分という存在を否定し続けている 』または、『 他人と比較して落ち込む 』『 自分に自信がない 』

もうそろそろ、人と比べることをやめた方がいいと思うのだ

人と比べれば比べるほど、『 自己肯定感 』が下がる一方だということに、早く気づくべきなのだ

特に『 更年期 』世代である45歳〜55歳という年代は、ロスジェネ世代、団塊世代ジュニアが占めている

この年代の教育といえば🤔他人と競争をさせる、高収入・高学歴こそ、この社会の成功者という考えを植え付けられていた

この教育こそ『 自己肯定感が低い 』国民を育て上げてしまったのだと、わたしは考えている

成功者になるためには困難に立ち向かい、乗り越えてこそ、成功するという考え方に対して『 わたしには無理 』と立ち向かおうとはしない

どちらかというと、親が引いてくれたレールの上をまっすぐ走れば、幸せになれるという教育も団塊世代の両親から教わっている

残念なことに、今のこの時代、その考えは全く通用しない

高度経済成長期やバブル景気の時なら、通用したかもしれないが😌

▶︎次世代の子どもたちに『自分の価値観』を押し付けないこと


ゆとり・さとり世代と仕事をするようになって、わかってきたことがあるのだが🤔

ロスジェネ世代・団塊世代ジュニアの子どもたちがちょうど、ゆとり・さとり世代にあたる

特に、両親がロスジェネ世代だと『 超氷河期 』の10年間を経験しているため、『 学歴だけでは成功者になれない 』ことを教え込まれている

自分が進むべき道を信じて進めばいい、という教えを受けている

個性を重んじ、その心を大切に育て上げた結果🤔ゆとり・さとり世代( Z世代 )の子どもたちは、『 他人と比べる 』ことをしない

わたしは わたし

だから、自分がやりたいことをやっている

『 自己肯定感が低い 』子どもたちではなく、『 未来を悲観している 』からこそ、自分たちの未来を自分たちの力で変えたい

という強い意志を持つ世代なのだ

話をしているとわかるのだが🤔

学歴なんて関係ない

自分がワクワクすること、興味があることをはじめて、そこで自分の価値を見出す努力をしている

その姿を見て、ロスジェネ世代・団塊世代ジュニアは、彼らに対して何をすべきか🤔

過去の自分が積み重ねてきた『 価値観 』は決して、Z世代に押し付けてはならない

すでに、彼らの価値観と わたしたち『 更年期世代 』の価値観は違うからだ

彼らの価値観をまずは知り、尊重することが大切だと考える

Z世代は何を考えているかわからない🤔と言われることが多いが、実は、その逆であることに わたしは気づいた

自分たちの未来を考えて、彼らは行動している

その行動を理解し、サポートすることが大切なのだ

わたしの知る限り、身近なZ世代の中に、誰一人『 自己肯定感が低い 』人はいない

全ては自分がつくり出した幻影なのだ

『 わたしは自己肯定感が低い人間 』と思い込めば、脳は『 自己肯定感の低い 』わたしをつくりあげていく

口癖で毎日言い続ければ、どんどん自分の存在を否定し始めるだろう

まずは、『 自己肯定感 』という言葉を使うのをやめるべきである

なぜなら、脳は主語を理解できないという性質を持っているからだ

つまり、脳は主語が理解できないので、自分が発した言葉全てを自分のこととして捉えてしまうのだ

だから、ネガティブなワードを言葉に出さないこと

常に ポジティブなワードを言い続けること

自分にとって『 ネ ガティブ 』な心境になる人との接触をやめること

そして、最後に

『 更年期 』をネガティブに捉える女性が多いのだが🤔

次のライフステージの幕開けだと思いながら、10年間ワクワクしながら過ごすことが大切である

更年期とどう向き合っていくべきか🤔
前にも話したが、更年期は自分と向き合う10年間

その10年間がその後のあなたの人生を大きく左右する

『自己肯定感』という言葉を使うのをやめると、考え方が180度変わる

わたしは人生で一度も『自己肯定感が低い』と思ったことがない😌

根拠のない自信がわたしを強くしてくれたのだ



佐方ともみ 
美容業界28年目 エステティシャン
IOB認定オーガニック専門家
食べて痩せるオーガニックダイエットBioeat(ビオエット)®︎協会代表
フェミニンケア×更年期プラクティショナー養成講座主宰兼講師

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?