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更年期とは、人生の付箋回収の10年間

人生はジグソーパズルのピースである

更年期という時代は、今まで培われてきた過去のピースが組み合わさって構成されている

更年期の10年間は、残りのピースを埋めていく作業になる🤔

その10年間の過ごし方で、ピースが全て埋まる人とそうでない人が出てくる

今までの人生を振り返り、これから先どのように過ごしていくのか

前回も話したが、過去を振り返り、今まで起きてきた出来事を受け入れ、それを許し、この経験が後の自分の人生にとって大切な経験だったと思えるかどうか

過去から逃げている人生は、更年期後の人生も逃げ続ける人生だ

スクール生に知識だけでなく、人生とは🤔
更年期世代が多いスクールだからこそ、わたしの考えに共感してくれる

わたしが考える更年期10年で行うべきことについて綴りたいと思う



▶︎更年期を受け入れること


更年期という年齢にに差し掛かってくると、カラダの不調が少しずつだが現れ始める

更年期という言葉を知っている人は多いが、症状についてはよくわからない🤔

人によっては更年期とは「女でなくなる」と捉えている人も中に入る

「更年期」とは、「ライフステージのひとつ」という認識(理解)は77.5%と正しい理解がなされているが、印象としては「老化を実感」(80.3%)、「辛い時期」(77.7%)等ネガティブな時期と捉えてしまっていることがわかった。

更年期という時期をネガティブに捉えてしまう背景には、「更年期をネガティブに伝えている情報」(48.4%)が一番の要因に

ツムラ 女性の更年期症状 イメージと実態のギャップに気づいていない

更年期の症状と強弱の違いは人それぞれ違う

同じ更年期世代の方々から、「更年期」についていろいろ話を聞く機会が増えたが、わたしの周りの大半が「更年期の症状が軽い」という回答ばかりだ

症状が軽いと回答している人たちの大半が「更年期を受け入れている」ことがわかった

更年期だと認めることで、それを受け入れ、この先の人生をどのように過ごしていけばいいのか🤔

自分の今までの人生を振り返り、見つめ直し、抗わずに受け入れる

そのマインドが「更年期の症状」を軽くしているのだ😌

わたしも同じだった

38歳で婦人科医から言われたその一言で、今までの過去を全て振り返り、見つめ直し、そして自分の今までの人生を受け入れたのだ

「わたしは子を宿し母親になる勇気がなかった」と😌


更年期症状を自覚する女性の約3人に1人は「我慢したまま何もしない」

更年期症状を自覚する女性の54.0%が「日常生活・社会生活に支障をきたしている」と回答
更年期症状を自覚する女性のうち、人に相談する人は30.0%、病院に行った人は22.0%と少なく、約3人に1人は「我慢」(32.0%)したまま何もしていない。
我慢する理由は「対処するほどではない」(46.9%)、「年のせいだと諦め」(43.8%)、「自分にあった対処方法がわからない」(37,5%)の順に多い

ツムラ 女性の更年期症状 イメージと実態のギャップに気づいていない

更年期だと認めたくない、これは年齢的な生理的現象だから、病院に行くほどのものではないと考える人も多いが🤔

自分のカラダで今何が起きているか、現実から目を背け続けることで、更年期の症状を悪化させているのだ

更年期という現実から目を背けている人は、過去の出来事に対しても受け入れていない

今、自分が置かれている状況は全て他人のせいにし続けている

過去の出来事は全て、あなたが招いたことであり、自己責任であることを知るべきだと思うのだ

過去に起きた出来事は、ジグソーパズルのピースとして頭の中で埋まっているが、それをまたバラバラにしたとしても、結局同じ形に作られていく

過去を変えることはできない

もしもあの時…と思うかもしれないが、あの時その状況でなくても、別の状況で結果同じ結果を招くのだ

更年期の10年間でまず、あなたが行うべきことは

「今までの過去をすべて受け入れること」

過去を受け入れることで、次に当てはまるピースが待っている


▶︎過去に出会った人たちはあなたに何をもたらしたのか


出会いと別れは必然というが、今まで出会った人たちは必然的な出会いである

その出会いによって、あなたの人生を変えてくれるきっかけになっているはずなのだ

出会いは、お互いにとって「役目」がある
その「役目」をを終えると、別れが待っている

わたしの人生において、出会いと別れを繰り返し経験している

いい別れもあれば、辛い別れもあった

だが、それは互いにとって「役目」を終えたからの別れなのだ

そして共にその経験があって、成長できるとわたしは思っている

ただ、その経験が相手にとって必要な経験なのか、意味のない経験だったのかはわからないが、それでもわたしは相手を思い、これから先の人生がもっと豊かなものになってくれればそれでいいと思うのだ😌

起業して9年の間に、たくさんの出会いと別れを経験し、その都度試練を乗り越えてきた

その経験がなければ、今のわたしは存在しない

どんな逆境にも耐える力を身につけることができた
マインドもメンタルも日に日に強くなっていく

今、目の前で起きている出来事はすべて、これから先の未来のために必要な経験なのだと考えるようになってからは、全てを受け入れられる心の器をもつことができるようになった

会社員の頃は、いつも人を恨み辛み、自分にとって不都合な出来事は全て他人のせいにしていたが、事業主になった今は違う

全ては自己責任

目の前に起きている問題をどのように解決すべきなのか

試練を与えられていると捉え、その問題に対して真剣に向き合い、解決するための知恵を身につけていく

更年期という10年で身につけなければならないのは、
「現実から逃げず、問題を解決する知恵」を身につけることだ

過去を許し、受け入れ、認めるということにつながっていく

更年期の症状を悪化させているのは、女性ホルモンバランスの乱れだが、そのバランスの乱れはどこからきているのだろうか

食生活だけではない

本人のメンタルとマインドがいちばんの要因だとわたしは考える🤔


▶︎視点と思考を変える癖をつける


「50代ってめんどくさい人が多いですよね。だって、今の時代の常識が通じないんだから」

ゆとり世代の知人がわたしに言った一言なのだが🤔

ゆとり世代から見た更年期世代は常識がないと捉えられている

その理由は何かと尋ねてみたところ、このような回答があった

「頭ごなしに、これが常識だ。今の若いもんは常識がない。の一点張り」

今は令和時代なのに、昭和の頃の常識を持ち出して説教するあの思考、直したほうがいいと思うんですよね🤔

あの頃はこうだった、今の若いもんはと説教されること自体おかしな話だと言っていた

そんなわたしも昭和生まれなのだが😂

「ともみさんは違いますよ😆だって、時代を理解してますしね。さらに柔軟性もあるし、すぐに理解して受け入れてくれるから。だから話しやすいんです」

ゆとり世代に褒められる元祖コギャル世代😂(1977年生まれ)

時代の流れに合わせて、常識も変わる
その柔軟性がないと、ただの頑固者と認識される令和時代

更年期世代は特に、過去のしがらみに捉われ、それが当たり前だという思考を持つようになる

それは過去の経験から、こうすべきである、こうあるべきだという考えに基づいて述べているのだが🤔

その頑固な思考が実は更年期の症状を悪化させているのだ

過去の経験から得た教訓というしがらみ=更年期症状はこうだと思い込みにより悪化させている

過去の教訓はもちろん、あなたの人生において必要な知識である

だが、その知識がいつまでも通用するかといえば、時代の流れと共に通用しなくなる

時代の流れに逆らわず、柔軟性を持って受け入れる思考を持つべきなのだ

更年期のイメージもまた、自分が作り出した幻想でしかない

更年期症状、一般的なイメージは「イライラ」「ほてり」だが、自覚する人が感じるのは「疲れ」「肩こり」

更年期症状として一般的と思うものを選んでもらいました。すると、「イライラ」(54.3%)、「ほてり」(50.8%)、「発汗」(50.5%)、「ホットフラッシュ」(47.5%)、「のぼせ」(42.8%)が上位に選ばれました。

更年期症状というと、一般的にはイライラや発汗のイメージが持たれているようです。

一方、更年期症状を自覚※1する40代~60代女性100人に、自身の更年期症状として当てはまるものを聞くと、「疲れやすさ」(51.0%)、「肩こり(47.0%)、「気分の落ち込み」(44.0%)が高くなっています。

実際に更年期に多く感じる症状は、一般的な更年期症状に対するイメージとは異なることがわかりました。

ツムラ 女性の更年期症状イメージと実態のギャップに気づいていない


更年期の症状をイメージだけで捉えると、実際に自分のカラダで起きているその症状と、イメージの症状にギャップが生じる

そのため、実際に起きている症状は「更年期」ではない、ただの疲れだと捉えるのだと思う

それは、「更年期」に対する正しい知識がないから、そのようなことが起きているのだ

まずは、巷で出回る情報を鵜呑みにせず、まずは調べるという癖をつけること
その情報が本当なのかどうか🤔

そして、思い込みでの判断をすることで、「更年期」の症状をより悪化させていることに気づかなければならない

ジグソーパズルのピースを間違えるのと同じ現象がカラダの中で起きているのだ


▶︎決断・行動・継続ができるか


更年期という10年間で、あなたがなすべきことは何か

今までの経験をもとに、あなたがこれから先の人生で、生きた証を残すか残さないか🤔

人生100年時代という中で、なにか1つでも生きた証を残したい

誰もがそう思うはずだ

そのために、自分はこれから先の人生でなにか1つでも証を残そう
その決断をし、そして行動する

行動までは実際誰にでもできるのだが、その先の継続はほとんどの人ができずに終わる

このまま続けていても、意味があるのだろうか🤔

生きた証を残す手段は本当にこれでいいのだろうかと
その先の未来が見えないから、継続を断念するのだ

どんな形でもいいのだ

あなたのその決断した生きた証を残すための努力が、後世で必ず誰かのために役立つと信じて、続けることが大切なのだ

決断したのなら、生涯かけてそれを続け、生きた証を残せばいいだけのこと

認められないと考えなくてもいい

あなたのその頑張りを認めてくれる人が必ずいるのだから😌

更年期10年間であなたが決断をし、行動をし、継続してきたものが形になり、そして実になると信じて続けることが大切だ

この10年は自分を振り返り、見つめ直す時期でもある

更年期10年間に決断したことをやり遂げることで、メンタルとマインドが強くなっていく

わたしもそのひとりだ😌

若年性更年期障害を機に起業をし9年目を迎える

わたしが起業する時に自分自身と約束をしたことは何かというと

10年間は弱音を吐かず、何があってもやり遂げる

あと1年で自分自身との約束を果たすことができるのだ

更年期10年間は、己の心を鍛える10年でもある
マインドとメンタルを鍛えることで、その先の人生が大きく変わる

何があっても負けないその強い精神があれば、どんな困難があっても乗り越えられる力を身につけることができるのだ

あなたにとっての更年期10年がこれからの人生のターニングポイントになる

そして、マインドとメンタルを鍛えることで、今まで見えなかったものが見えてくるようになり、ジグソーパズルのピースが1つ、また1つと埋まっていく

そして、あなたの人生の付箋回収が終わる

その時にわかるだろう

あなたがなぜこの世に生まれてきたのか🤔
あなたが残すべき生きる証が見えてくるのだ




佐方ともみ 
美容業界28年目 エステティシャン
IOB認定オーガニック専門家
食べて痩せるオーガニックダイエットBioeat(ビオエット)®︎協会代表
フェミニンケア×更年期プラクティショナー養成講座主宰兼講師



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