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現状の副作用のまとめでも…

とりあえず、現状のがんサバイバーとして副作用をまとめておこうかと思います。今のところ、仕事もあって、そこそこ生活出来ているので、有り難いと思っています。

分子標的薬タグリッソを飲んでから…

抗がん剤治療として、わたしの場合は、右肺上葉を切除したのですが、その切除した肺の病理検査で、リンパ節から採取した24サンプルのうち2サンプルで癌の浸潤があったため、全身への転移を防ぐ意味合いから点滴による抗がん剤治療を1クール3週間、これを4回行う4クール実施しました…
その時に使った点滴の抗がん剤は、シスプラチンとロゼウスです。

個人的には、もう入院はしたくない…

この点滴による抗がん剤治療の副作用として、みなさんよくご存知の髪の毛が抜けることと、味覚障害、そして両足のしびれがありました。点滴での治療中は便秘にもなりました…

脱毛はその後4か月くらいは抜けたまま回復しませんでしたが、6か月経過するとV字回復しますので、一抹の不安や寂しさは時間が解決してくれます。

便秘も点滴による抗がん剤治療中だけのことなので、4クールが終了すると便秘は解消されます。

味覚障害は、本当に普通の水が生臭く感じて、口をつけるだけで嫌が感じがします。色々と試したら、意外にも牛乳が水のように飲めることがわかったので、水分は牛乳で摂取してました… コーヒーやトマトジュースは普通に飲めていました…
味覚障害も半年くらい経過すると、徐々に普通に戻っていきました。

両足のしびれだけは、今も回復せず、裸足でも砂場を歩いているような変な感覚がありますし、常時しびれていますので、靴下を履くのも嫌ですし、靴を履くだけでしびれの感覚が倍増します。最初は足裏の指先側半分あたりがしびれているだけだったのですが、最近はくるぶしから先が痺れっぱなしです。CT検査結果の画像では脊椎管狭窄も2箇所発見されているので、その影響も出てきているのかも知れません…

点滴での抗がん剤治療4クールが終わってからは、分子標的薬タグリッソを服用しています。この服用では、副作用として、両足のしびれの範囲が広くなっていることがあります。
この対策の為、処方箋として分子標的薬タグリッソ以外にメコバラミン500μgを一日3錠飲んでます。いわゆるビタミンB12で、神経系に作用するようです。まあ飲み続けても治らないですね…

次に顕著なのが爪ですね…
わたしの肺腺癌の病理検査(遺伝子検査含む)では、EGFR遺伝子変異陽性でしたので、その遺伝子変異を阻害する分子標的薬タグリッソが用いられているわけですが、このEGFRは通常肌を作る際にも利用されるために、肌に関するトラブルが多くなると聞いています…
当初は背中などにポツポツが出来たりしていましたが、今はなくなり、もっぱら爪がボロボロになってきています。

わたしの場合、自炊派なので、食事が終わると食器洗いをするわけですが、そのときに爪のボロボロさを感じます。爪先が脆いので爪先だけが剥がれたりしてます…
今のところ爪の補強材を毎日塗り重ねることで、ボロボロ度合いを進展させないように対処している状況です。ただ、だんだんひどくなる傾向ですので、分子標的薬タグリッソを3年間服用し続ける中の1年経過段階であり、さらに悪くなるのを覚悟しておく必要がありそうです…

分子標的薬タグリッソを服用されている人は、下痢が多いと先生や看護婦さん、薬剤師の方々から言われるのですが、わたしの場合は下痢の回数は少ないと思います。
ただ、全く無いわけではなく、下痢のときは極端に茶色い水だけが勢いよく噴射される感じです。その際は、大腸や小腸が水分だけではないかと思うくらい、一度トイレで発射し、その後5分と経過せずに2番手、3番手の水分が勢いよく出てくれます。結構な水分が出るので、お腹が減っ込みますし、げっそりします…

今のところ、副作用はこんな感じです。とにかく両足のしびれさえ改善してくれると、もっと活発に運動ができるだろうし、通勤が苦でもなくなるので、活動範囲が広くなるはずなのですが…

蜂蜜

毎日、寝る1時間前に蜂蜜を大さじ1杯すくって舐めてます…
蜂蜜には糖分がありますが、それ以上に身体に良いそうなので、これも癌になってから始めた習慣かな…

先日までは「れんげ」の蜜から採取した蜂蜜でしたが、今は「百花」の蜜から採取した蜂蜜に移りました…

蜂蜜も花々の違いで味が異なるので、変化の度に新鮮な味わいがして、とても面白く嗜んでます(^^♪

いろんな花を選べて比べられると楽しめますよね♬

会社メール…

個人的に思っているのですが、会社のメールも2種類用意して欲しい…
一つは本当の社用メールアドレス、そしてもう一つはジャンクメール対策用メールアドレス…

社用メールアドレスは、そのものズバリ仕事のためで、社内のメールのやり取り(最近は社内はチャットが多いけど)や重要顧客からのメール受けなど、普通に利用するもの…
そしてジャンクメール対策用メールアドレスは、セミナーやイベントなどで名刺を配るときなどに利用して、その後に大量に送られてくる案内メールなどの受信メールとして用意しておくもの…

とにかくセミナーやイベント後に送られてくる半端ないメールを、社用のメインのメールアドレスでフィルタ処理することすら面倒くさい…

配信停止処置をしても、新たに同じような案内が次から次に送りつけられてくるので、本当に急を要するメールか、ジャンクメールか選別するのも大変…

この辺の上手い仕分けって出来ないかな~♬

セコい…

今所属している会社に入るときに交わした内定通知書や雇用契約書等には、試用期間は3か月と明示してあって、本当は4月中旬に試用期間が終わったはずだけど、今頃になって「6か月」の試用期間が終わって、正社員になりましたと変な文章を受け取った…

何か変だなと思っていたけれど、あまり気に留めることなく過ごしていた…

世の中ボーナス時期を過ぎ、暇だったので給与明細などを確認するとボーナスに相当するものがない…

会社の規程などを色々と読んでみると、試用期間の間はボーナスは出ないらしい…

これは騙されたのか…

そう言えば、5月頃に「同じ時期に入社した人は試用期間6か月だから、あなたも6か月に変更します」などと良くわからない内容を上司が喋っていて、わたしは応えもしなかったはずだけど…

まあ試用期間が当初3か月だったわけなので、本来はボーナス額の半分は受け取ることが出来ると思うけれど、それにしても良くこんなトリックを思いつくもので…

これは当初の総年収額の提示は偽りじゃないですか…
前職同等の年収+αで、退職金はないけれど、前職と比べれば退職金を1年積んでも、それよりも高い額だったので決めさせていただいたけど、ボーナス1回お預けだと前職年収よりも下回るではないかい…

まあそんな企業だったということで、まあ急いで転職したので仕方ないにしても、何かこんなにセコいと信頼関係が傷つくよね~♬

これも勉強かも知れないけど、人生は色々なことがあるもので、次なるスタート地点を探すことにしよう… ちなみに試用期間については、内定通知書や雇用契約書には3か月で記載されているし、変更されたという書類は頂いていないので、いざとなったら労基署かな~♬

気分一新

NOTEのヘッド画像を、都内の写真からCardiffの港の画像に変更しました…
Cardiffは英国のWalesにあり、わたしのMBA学位はUniversity of Walesのものでして、修了式でCardiffの街をガウン姿で歩いたことも良い思い出です…

カーディフの港

そのうち、人生に余裕ができれば、また欧州の石畳の街を散策したいですね〜♬
早いうちに行かないと行く機会を逸する可能性はありますが…
まあ虹の橋を渡る前に幽霊になって、世界旅行でもふわりふわりと漂いながら寄り道しようかな〜♬

世界の港を渡り歩くねこさん…

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