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地震くるくる、対策してますか?② あなたの命を守る「非常用の持出袋」。5,000円できちゃうよ!〈装備品リスト〉

今年、地震が起きる可能性が非常に高いと知ってますか?
必ずやって来る地震、必ず対策しましょう。

地震対策は「面倒臭いしお金かかりそう」なんて考えは大間違いです。
実は2~3時間、5,000円くらいの費用で簡単に出来ちゃうんです。
この記事で「非常用持ち出し袋」に入れるべき、おススメの「装備品リスト」を具体的に紹介します。

本当に地震が来るの?って思っている人。
ぜひ前回の記事をお読みください。地震がいかにヤバァいか分かると思います。

「非常用持ち出し袋」を用意しましょう

地震対策でまず用意すべきは「非常用持ち出し袋」です。
コイツは、地震災害が起きたとき、生き残るための必須アイテムなんです。

もし「非常用持ち出し袋」を用意していなかったらどうなるでしょうか?
地震が起きたとき「何持って行こう?」なんて考えている間に、逃げ遅れることになります。もし、体一つで避難できたとしても、何もない状態では避難先で不自由な生活に苦しむこと請け合いです。

つまり「非常用持ち出し袋」を用意しているか、いないかの差はとても大きい。
ぜひ今のうちに準備しておきましょう。

「非常用持ち出し袋」に入れるべき備品。それは<衣食住>を満たすもの

「非常用持ち出し袋」に入れるべき備品は、どういう風に揃えていったらよいでしょうか?
それは、人が生きていくにために必要な要素から考えます。「衣食住」これが昔からの基本ですね。
そこに加え、現代では以下の要素が必須になります。
「衛生」「エネルギー」「情報」:現代では重要ですね。
「非常用の装備」:災害時の火風に耐えるための一時的な装備です。

この観点から備品を揃えていきましょう。
以下から揃える備品を紹介していきます。
(※)は、100円均一ショップで購入できるものです。
(自分が紹介したものは、100円均一以外のモノですが、100円均一でも同じようなものが買えます。)
以下読んでもらうと分かるのですが、実は備品の8割は100円均一ショップで購入できるんです。スゴイ。

■「食」

生命の基本なのですが、重くなるので必要最小限で良いと思います。
最悪、1週間くらい何も食べなくても、人は死にません。

自分はとりあえず、必要最低限のみ。

ペットボトル(水)(※)
水は必須なんですよね~。
でも重くなるので、全体のバランス考えて持ちましょう。

簡易食料、飴(※)
炭水化物や糖分はすぐエネルギーになります。
自分的には、井村屋のえいようかんがおススメ。5年間長期保存できます。


■「衣」

服は着の身着のまま逃げるので、そのときに身につけていた服を使用するとして、それ以外の補強用を考えましょう。

肌着
衛生面を考えると、何着かは入れておいた方がよいかもしれません。

カッパ(※)
防水だけでなく防風、防寒もできる優れもの
「銅のよろい」くらいの安心感。
百円均一でも売っていますが、可能であれば、登山用のカッパ欲しいですね。

ポリ袋(※)
物入れ、雨具の代用、防寒など、さまざまな使い方ができます。

使い捨てカイロ(※)
冬以外の季節でも夜は冷えますので、あると吉。

■「住」

避難所で生活や、野外で野宿する場合の最小限の備えです。

レジャーシート(2畳分)(※)
避難所のスペース確保に。一人一畳が目安

ガムテープ(※)
ポリ袋をつなげてシートにするなどに使えます。

サバイバルブランケット(※)
野宿せざる得ないときに、くるまだて使います。


■「衛生」

避難生活が長期的になればなるほど、重要性が増してきます。
スペースはあまりとらないので用意したほうが良いかと。

救急袋(※)
これは必須ですね。
・毛抜き袋、消毒薬、脱脂綿、ガーゼ、ばんそうこ(10枚~)、包帯(2巻~)、三角巾(2枚)、マスク(4枚~)、常備薬・持病薬など

タオル(※)
汚れのふき取りだけでなく、下着やマフラーの代わりにもなります。

トイレットペーパー(2ロール~)(※)
テッシュの代用、汚れ吹き。

ウェットティッシュ(2個~)(※)
食事時やトイレ時に。水のないときに重宝します。

歯ブラシ(2本)(※)
口が汚れると肺炎のリスクが出てきます。

簡易トイレ(※)
意外と深刻な問題になるのはトイレ関係。
ペットトイレ用の砂とポリ袋でも代用できます。

■「エネルギー」

普段インフラで供給されている、現代生活にはなくてはならない要素です。
照明、スマホなどの各種充電、調理用の熱源などを代用しましょう。

懐中電灯(※)

夜や真っ暗な場所で移動するのに必須です。

LEDランタン(※)
懐中電灯だけあっても不十分です。
停電中の暗い長い夜は、常に照らしてくれる光が必要。
ランタンが、あるとないとでは精神的な安心感が違います。

おススメは、100円均一ショップのダイソーで購入できるコレ。
懐中電灯だけでなく、ランタンでも使えておススメです。

あと、少しお高いですが、個人的にはおススメなのはコレ。
軽い!小さい!(たたむと1センチくらいになる。)
なにより、ソーラパネルで自己発電もできる優れもの。
常夜灯としても普段使いできます。

ライター(※)
火をつける道具は、いざという時にあると安心です。
チャッカマン、百円ライターなど。
料理するとき、ローソクに火をつけるとき、使い道は多様です。

個人的には、このライターがおススメ。
登山家愛用の有名な品で、強風でも火が付く優れモノです。


モバイルバッテリー(※)、電池(※)
現代では、これは必須です。
ピンからキリまでありますが、100円均一ショップでも500円程度で購入することができますよ。
自分はマニアなので、沢山揃えちゃいました。

携帯ストーブと固形燃料(※)
これも必須。
アウトドア用ですが、電気やガスがなくてもお湯を沸かしたり、調理ができます。
固形燃焼は、旅館の夕食の鍋料理で使ったことないでしょうか?

この上に固形燃料おいて燃やします。

■「情報」

状況を知るための情報収集、親や知人などへの連絡手段。
普段はインターネットで済ませますが、大地震ともなれば、インターネットはすぐに使えなくなるでしょう。
アナログな方法に頼りましょう。

携帯ラジオ
ネットが繋がらなくなっても、情報収集できる最強アイテム。

これは、ソーラパネルで発電し、手回し発電もできる優れものです。
様々の種類がAmazonで売っています。

現金(10円玉)
公衆電話用。災害時には、公衆電話が携帯電話より優先されるので、連絡がとれる可能性が高まります。

メモ帳とペン(※)
親族、知人、友人の電話番号なども書いておくと便利。
スマホの電池がなくなる可能性もあるので。

防災情報の本(東京防災がおススメ)
災害時の対策は、災害時にググっても手遅れです。ネットはつながらなくなっているでしょう。バッテリーも貴重になりますし。
それに比べると、紙での情報は最強です。あらかじめ用意しておきましょう。

特におススメが、東京都が作った防災の本。
災害時の基本から、思いもよらない道具の使い方などのマニア情報まで満載で、とてもクオリティが高いです。

Amazon Kindleなら0円!

油性マジック(※)
文字を書いて情報を残す場合に便利。
油性ならガムテープにも水にぬれた紙にも書けます。

■「非常用の装備」

あると便利なアイテムたちです。

多機能ナイフ
ハサミ、ナイフ、缶切りなどがついてて便利。

ロープ(7m以上)(※)
救助用、人の体重をささえられる強度のあるもの。

「防火・粉塵」対策用のスペシャル装備!!

火山の噴火、家屋の火災などに巻き込まれても、スムーズに逃げるための必須アイテムです。初動の初動に必要になりますね!

https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000216063.html

軍手(※)
ガレキなどから手を保護するのに必須。
特に軍手は、綿でできているので、熱に強い。

帽子(※)
火から頭を防ぎます。

スイミングゴーグル(※)
意外かもしれませんが、火事や噴火などの粉塵に囲まれても、目を閉じることなく行動できる優れもの。

非常用靴
靴は、常に枕元に置いておきましょう。
地震で窓が割れても、すぐに外に逃げることができます。

綿100%の衣服(※)
100%の衣服は、火にとても強いです。
火災などに巻き込まれたときに、あなたを守ってくれるでしょう。

全部パッキングしたらこんな感じ。

防災バッグは、ワークマンで購入しました。(4000円くらい)
防水加工がしてあるので、万が一雨に降られても大丈夫です。

防水仕様でなければ、1000円くらいから様々なものが売っています。
おススメは、ワークマンの特大デイパックというものでしたが、今は売っていないようです。他のメーカーでも、特大デイパックがあるようなので、探してみても良いかと思います。


で、防災用にあつめた品々を、、、、

ポンと!入っちゃいました!

これだけ入れても、まだまだは余裕あります。
バッテリーとか過剰に入れしまったので、若干は重たいですが、7㎏くらいに収まっでしょうか?

<重要>
バッグの大きさと重さは、個人で無理のないようにしてください。
せっかく揃えても、重くて歩けないようなら、意味がありません。

<サバイバル編>上級者向け備品

もしも。
もしも、水も食料も1週間入手できなかったらどうなるでしょう?
死ぬの?死んじゃうの?いや絶対死ぬ!
普通はそう思うでしょう。

でも、そんな絶体絶命の状況でも、ちょっとしたアイテムで生命維持できるんです。

正直ここまで想定するのは、やり過ぎかもしれませんが、万が一ということで。

ギ―バター
食べ物がなくなっても、空腹を避けることができます。
油脂の塊なので、満足感が得られるんです。
ちなみに、普通のバターより純度が高いので、常温でも腐らず保存性も優れもの。
ファスティング(断食)のときに良く使っています。

MCTオイル
食べ物がなくても、行動するためのエネルギー源になります。
通常、人が行動するエネルギー源としては、米、パンなどの炭水化物を使いますが、MCTオイルに含まれる中鎖脂肪酸も、すぐ消化できるエネルギー源として使えるんです。なのでMCTオイルは、ダイエットによく使われます。
また、ファスティング(断食)のときも良く使います。

浄水器

実は人間は何も食べなくても、2~3週間は生きていくことができます。
でも水がなくなれば4~5日で死んでしまいます。

それほど水は重要なんです。
そして、これを使えば泥水でも濾過して飲むことができるのです。
まさに、泥水をすすって生きていく、ということですね。(意味が違う。)

これは、テレビ(TBS 冒険少年脱出島)で紹介されたらしいです。
まだ実際に、使っていません(笑)


家内での備蓄品の準備。<水>そして<トイレ対策>

地震など大規模災害が起きると、電気・ガス・水道のライフラインが停止してしまいます。
では、復旧にどのくれらいかかるでしょうか?
だいたい、電気が6日上水道が30日ガスが55日が目標とされています。

ここで重要になってくるのが「水」でしょう。
上下水道の復旧が最低30日もかかるということは、まったく水が供給されない期間も覚悟する必要があるということです。

先も書きました通り、人間は何も食べなくてもすぐには死にませんが、水がなくなれば4~5日で死んでしまいます。
なので、水の備蓄は必須ということになりますね。

■どれだけ水を備蓄しておけばよいか?

一人当たり、約1日3リットルが必要と言われています。
それを最低3日分確保が一定基準でしょうか?
つまり一人当たり9リットルということですね。

■水は飲料水だけでない。<トイレ対策>

普段使っている水は、飲料水だけではありません。
トイレやお風呂など、生活用水のほうが圧倒的に多いと思います。

例えば、水洗トイレでは1回に約4~15リットルを使用します。(範囲に幅があるのは、最新のトイレにほど水が少なくなっているから。)
つまり、1日3回程度使用すると、約12~45リットル弱の水が必要となります。

トイレ問題としては、以下で対策しましょう。

●風呂場に水をためて、手動で水を流す。
水をあらかじめ風呂場などで貯めておいて、その水を手動でトイレに流せば流れ行きます。直接便器に流し込むのがコツです。

バケツ1杯分(6~8L程度)の水を、水飛びに注意しながら一気に流しこんで下さい。
さらに静かに3~4Lの水を流して下さい。
排水管の途中に汚物が停滞する事を防ぐため、2~3回に一度は、多めの水(10~12L)を流してください。

タンクにレバーハンドルがついているタイプ | 緊急時の対応とサポート | お客様サポート | TOTO株式会社

●携帯トイレを用意する
携帯トイレというものが100円均一で売っています。
これは、排泄物を疑個剤で固めてしまうという方法です。

ダイソーで売っている携帯トイレは、洋式トイレにセットして使用するタイプなので、大にも対応していますし、災害時にうってつけですね。


最後に、避難場所を確認する

非常用持ち出し袋は用意した。屋内備蓄もした。もう一安心。
........じゃないんです!

地震が起きたら、どこに逃げるか?
目的地がないのに準備だけしてたら、まさしく「画竜点睛を欠く」です。

ということで、自分の住んでいる箇所で避難所を探しましょう。
最近は、ネットで簡単に探すことができるのでとても便利ですね。

一概に避難所といっても、このような種類があるので、災害状況や、家族状況に合わせて、自分にベストな場所を選択しましょう。

実際に避難場所に、行ってましょう。

そして、ここ重要なんですが、調べただけでなく、実際に行ってましょう
行ってシミュレーションするんです。
地震が起きると、風景は一変します。
普段では行けるところが行けなくなる可能性が高くなるのです。

そのとき、以下のポイントでチェックしましょう。

●移動しやすいか?
家屋が倒壊して通行できなくなる場所が出てきます。
避難場所までの通路に以下がないか注意しましょう。

・幅の狭い道  ・古い建物  ・ブロック塀
・ガラス張りビル  ・大きな看板  ・河川
・土砂災害危険箇所
・がけ・落石のおそれがあるところ

●徒歩で行けるか?
道が渋滞や障害物で塞がれており、車や自転車では移動できない可能性もあります。なので基本、避難場所は徒歩で移動できる場所を目標にした方が良いです。

<まとめ1>地震対策に重要なポイント

さて、いろいろ長くなってしまったので、ここでまとめますね。
地震発生したときに一番重要なポイントは、
「すぐに逃げること」
これに尽きます。
これを実現するため、以下①②を準備しておくことが地震対策となります。
実際に地震が起きてから、「なにを持ち出そう?」とか「どこに逃げれば良いのだろう?」なんて考えてたら、もう手遅れ!ですよ。(ネットで調べようとしても、地震起きた後に、ネットが繋がらない可能性高い)

①非常用持ち出し袋を用意しておく
 ・避難生活でも困らない持ち物を用意する
 ・貴重品を用意する

②避難先を想定しておく
 実際に行ってみる

持ち出すものを用意し、避難先を調べ、実際に行ってみる
ここまでが遠足、いや地震対策です。

<まとめ2>装備品リスト

長々と書いてしまったので、リストをまとめますね。

■「食」
✅ペットボトル(水)(※)百円均一ショップで買えるもの。以下同)
✅簡易食料、飴(※)

■「衣」
✅カッパ(※)
✅ポリ袋(※)
✅使い捨てカイロ(※)
✅下着、Tシャツなど(※)

■「住」
✅レジャーシート(2畳分)(※)
✅ガムテープ(※)
✅サバイバルブランケット(※)
✅簡易トイレ(※)

■「衛生」
✅救急袋(※)
✅タオル(※)
✅トイレットペーパー(2ロール~)(※)
✅ウェットティッシュ(2個~)(※)
✅歯ブラシ(2本)(※)

■「エネルギー」
✅懐中電灯(※)
✅LEDランタン(※)
✅ライター(※)
✅モバイルバッテリー(※)
✅電池(※)
✅携帯ストーブと固形燃料(※)

■「情報」
✅携帯ラジオ
✅現金(10円玉)
✅メモ帳とペン(※)
✅防災情報の本(東京防災がおススメ)
✅油性マジック(※)

■「非常用の装備」
✅多機能ナイフ
✅ロープ(7m以上)(※)
✅軍手(※)
✅帽子、スイミングゴーグル(※)
✅非常用靴
✅綿100%の衣服(※)

<サバイバル編>上級者向け備品
✅ギ―バター
✅MCTオイル
✅浄水器

■家庭内備蓄
✅ミネラルウォーター 一人一日3リットル
✅携帯トイレ(※)


地震対策は、ほとんど百円均一ショップで揃えられる!

どうでしょうか?
非常用持ち出し袋に備えるべき品々は、ほとんど百円均一ショップで揃えられるんです。良い時代ですね。

お金もかからず、手間もかからず。やらない理由はなくないですか?
さらに「こんなのあると良いかも!」と想像して楽しみながら非常用持ち出し袋を揃えていくのはどうでしょうか?

またまた長い記事を読んで頂き、
ありがとうございました。

実は近くにダイソーの大きなお店ができまして、そこを巡っているのがとても楽しく、ついつい色々買ってしまいます。
でも、防災のためなら、無駄遣いじゃないよね!?
と自分に言い聞かせるための記事でもありました。
楽しみながら防災対策していきましょう。

東のテツ

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