【「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」読書感想文】
今日は最近オーディブルで聴く読書をした【なぜ働いていると本が読めなくなるのか】について述べていきます📚
【おすすめな人】
①読書をする時間が取れていない方
②働くことに全身全霊を込めている方
③無駄も楽しめる方
【おすすめできない人】
①そもそも全く本を読まない人
②完璧なバランスの取れた働き方ができている人
③とにかく無駄を省きたい人
【読むと何がわかるのか】
📚読んで欲しいポイント
日本では本がじっくりと読めないような働き方が普通になっている
明治時代以降の日本の働き方と読書の関係
「好き」を活かした「仕事」という幻想ができたのは、1990年代から2000年代
教養ではなく「労働」によって自己実現を図るべきという思想になった
2000年代はIT革命が起こり、インターネットの存在によって「読書離れ」が始まった
読書から得られる知識はノイズ（偶然性）が含まれる
情報は、読者が知りたかったことそのものでノイズがない
ノイズ性を完全に除去した情報だけで生きるのは無理なのではないか
いつの間にか本や教養は、ビジネスとして有用だから読まれるようになった
半身で働くことの重要性
【感想】
まず初めに、勝手な予想で「みんなもどんどん本を読まないとダメですよ！」と言われるのかと思っていましたが、そうではありませんでした。
あまりにも全身全霊を捧げていることが普通になりすぎている今が僕もおかしいと思っています。
たしかに、仕事を頑張っていることに対してはとても素敵なことだとは思うのですが、人生を全て捧げたり、身を削りすぎて自分を見失ってしまうと自分の存在の意味がわからなくなってしまいます。
それだけのめり込めるものがあることを羨ましくも思うのですが、それが強制されるものではなく自分の意思であることが大切だと思います。
結局のところ、ほどほどにバランスを取りながら働けることがベストだと思いました。勿論、簡単なことではないのかもしれません。
しかし、自分の選択や行動で変えられることがあるのも事実です。自分にとっての幸せをはっきりとさせることも大事なことだと再確認できました。
また、効率や結果を求めることに振り切りすぎて何においても無駄を省きすぎるのは危険なことだとも学びました。時には無駄を楽しむことも大事で、無駄から生まれる幸せも掴める人でありたいと思いました。
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それではよき読書ライフを〜📚
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