Kazuya Watanabe

上海中医薬大中医学部卒 中医師 鍼灸師 札幌在住 現在認知症の母親を介護中。介護の話や…

Kazuya Watanabe

上海中医薬大中医学部卒 中医師 鍼灸師 札幌在住 現在認知症の母親を介護中。介護の話や、中医学の話、思ってる事のコラムエッセイのページ 現代中医学派 鍼を使った現代中医学 https://beauty.hotpepper.jp/kr/slnH000565619/?cstt=15

最近の記事

わんこの話

札幌も連日の猛暑といっていいのだと思いますが、34度、32度とかなり高い気温で推移しています。 寝苦しい夜でしょうが、できるだけ室内を冷やすなどするしかありませんので、やはり北海道でもエアコンの必要性を感じるところです。 昨日うちのわんこのあのんが、ソファのクッションをぼろぼろにして中のウレタンらしきものを出して遊んでいると思っていたのですが、床を見るとそのウレタンが落ちてないことに気が付き、あれ?もしや食べてしまってるのか?と思い、それを取り上げると直径4~5センチの穴

    • 鍼灸師になったわけ

      よく人に聞かれることになぜ鍼灸師になったのか?と聞かれます。 今では、鍼灸師という職業も市民権を得たという気がしていますが、資格取得した30年前にはそれほど世間に多い職業じゃなかったのだろうと思います。 医療職でありながら西洋医学を選択しない、周辺医療どころか病院医療にも入れないだろうと思われる鍼灸医療です。 それを選択するのは不思議なことだと思われるのだろうと思います。 確かに、そう思いますし学校に入った当時にはこの鍼灸を職業として選択することはそれほど考えていなか

      • 腎臓の嚢胞

        今日は午前は診療がなかったので、自分がかかっている病院にいってきました。 先日の健診で腎臓に嚢胞があるとのことで、精密検査をしたほうがいいと言われ、調べに行ったわけです。 大きさは21ミリ。 腎臓にある出来物だとするとかなり大きく、もし嚢胞が間違いで腫瘍であればそろそろ悪性化する大きさともいえます。 事情を話すると、まずはエコーで見てみましょうか。とのことで、CTではなくエコーで調べることになりました。 うーん・・・・片方の腎臓が少し大きいんだけど。これは嚢胞ではな

        • 火鍼

          快晴のいい天気が数日続いています。札幌でも今日は31度の予報ですので、暑さになれていない札幌の人はきついと思います。 エアコンは気温を下げるのにいいですが、同時に自律神経の変調をきたすことも多くなります。 外に出たり入ったりのお仕事だったりすると、冷えたり暑くなったり。 体は温度調整をするのに自律神経が働いて、鳥肌になったり、汗をかかせたり。 自律神経の変調をきたすようになってしまいます。 そうなると、今度は勝手に心臓がどきどきしたり、手足が冷えたり、逆に暑くなった

          母の思想

          今日1時に母の所に行ってきて、いつものようにリハビリをして、車いすから立ち上がりを訓練し、つかまり歩行も少しだけ。 3歩というところでしょうか。 ここで待合室においてある古くなった女性自身という雑誌と週刊文春を持っていきました。 一緒に本をみて、少し会話をしてみます。 この人はわかる? あ~、この人って確か精神科医で娘が殺人を犯したんだよね・・首を切っちゃったっていう。 そうそう、わかってるんだね! 精神科医だけど、自分の娘の異常さに気が付いていてもどうにもでき

          2025年問題

          連休のお休みがありましたね。 ゆっくりできましたでしょうか? 僕は昨日の祝日は、母のところに行く事ができました。冬ものの洋服を全部持って帰ってきました。 これでクローゼットは夏物だけになっています。 間違えることもないでしょう。 2025年と言えば来年ですが、来年には2025年問題があります。 よく最近はテレビでもいいますが、政府から不安をあおらないようにという指示があり地上波ではやらなくなりました。 これは、2025年に団塊の世代が75歳、つまり後期高齢者にな

          母のリハビリ

          今日も母親のところに13時に行き、診療開始までぎりぎりまでいることができました。 面会時間が13時からなのです。 リハビリも室内で、車いすから立ち上がる訓練を5回ほどして、その場で足踏みを10回。 立位保持(立ってきょうつけをする)も1分ちょいできるようになっています。 車いすからの立ち上がりが少し大変そうですが、これはやはり筋力がかなり落ちているためだと思いますし、痛みがないので骨折による後遺症がほぼないと考えていいでしょう。 残りは筋力です。 となると、老健の

          母のリハビリ

          夏の冬服

          先週、母の入っている施設側に、冬服はできるだけ着せないで、夏服を着せてくださいとお願いをしました。 クローゼット一個しかない部屋の為に、どうしても冬服と夏服の衣替えというのはできなく、夏冬一緒にクローゼットにはいっているのです。 裏地が、起毛のズボンとかは今の時期に着せては暑すぎますし、温度があまりわからない高齢者にするべきではないと思います。 それが先週のお話しでした。 が、昨日また冬服をきているのです。 着ているジャケットは真冬にきていたジャケット。気に行って着

          消費税

          天気が今日は26度で湿度が高い感じですね。 気温はちょうどいいのですが。 かねて、消費税にものすごい違和感があって、日本の経済って26年の間不況っていわれているそうなんです。 26年の間ですから、それは円に対しての信頼もなくなり円安にもなりますよね。 なんで不況になったのかと考えた時に、いろいろな理由はあるんですが、一番は購買意欲が無くなった事からなんですが、理由は消費税なんです。 物が高くなってしまったので、購買意欲が減ってしまったのです。 当初は3%だったのに

          はじまり

          認知症の始まりはいつだったのか。 今は中等症の認知症と言われ、短期記憶がほとんど覚えられない状態にありますので、昨日なにを食べたか、何時に寝たか、薬を飲んだか?との質問には適当にしか答えられませんし、確実ではもちろんありません。 一応返答はします。 食べたよ、とか、昨日は芋の煮っころがしだったとか、うどん食べたとか。 これはなにも嘘を言ってるわけじゃないのです。 過去の記憶をさかのぼり、自分なりに考えた結果、以前いつかわからないですが、芋の煮っころがしを食べた記憶や

          大腸カメラの結果

          月曜になりました。 昨日は僕自身の検査でしたので、クリニックにいき、大腸カメラをしてきました。 大腸カメラは二回目で一度目がすごい大変でしたので、今回はかなり病院を吟味しました。 一度目のカメラは、ポリープを4つ取りましたが、今回は二個になっていました。 両方とも、画像で見る限りは悪性度は低いかなという感じですが、これは細胞診ではっきりすると思います。 肝臓に実は腫瘤がみつかり、腫瘍なのかと思っていましたのでドキドキしていました。 エコーでははっきりわからなかった

          大腸カメラの結果

          大腸カメラ

          だんだんと蒸し暑くなってきている札幌ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか? 明日は僕自身が大腸のカメラの為に本日は謹慎生活です。 お酒も飲むわけにいかず、食事も思うように食べるわけにはいきません。 残念ながら、本日は自宅でゆっくりのんびり読書をしたり、論文を調べたりネットフィックスをみたりで 過ごそうかと思っています。 以前大腸カメラは4年くらい前だったと思うのですが、麻酔なしでやりました。 麻酔するメリットもデメリットもあるのですが、この時は麻酔なしでやったた

          カンファレンスとCT

          今日は午前中は、自分の検査もあってCTを撮りにいったりその後母の夏服の買い物して、そのまま施設に。 施設では1時からカンファレンスになっていて、介護士さん、看護師さん、相談員、栄養士、理学療法士、医師との話し合いが行われました。 さっそく、一通りの説明の後に着せる服が冬服のこともあり、ボア付きの冬服は暑いと思うので着替えをさせるときに十分注意してほしいとお願いしました。 まさかこの真夏に冬服に着替えさせるということをあまり気にしない介護士もいるらしく、介護課長さんからは

          カンファレンスとCT

          自律神経と腰痛

          今日はすこしだけためになるようなお話しを。 筋肉の緊張というか、コリやハリは以前は運動神経の興奮によるもの、血行不全によるものと考えられていました。 それで、コリは血液中の不要分が固まったつまり乳酸という筋肉の疲労物質がたまったのでという理解の仕方をしている医療者が多いと思います。 これは間違っていませんが、これがすべてだとするとお風呂にはいったあとは凝りは完全に解消されているはずだし、そもそも運動選手などは日頃から運動して血行を促進しているのだからそもそも凝らないはず

          自律神経と腰痛

          塗り絵

          これは実はクーピー付き(クレヨンの様なもの)がついている塗り絵です。 まだ母が当院で受付などの総務をやっていたころからの患者さんが昨日いらっしゃって、これをお母さんにと持ってきてくれました。 ありがたいことです。うちは開業して30年は経過していますので、そのうち20年くらい前でしょうか。いらっしゃってくれていたのです。 ここ北2条に移転してからも、数週間に一度は治療にいらしてくれています。 母に渡したという記念写真です。 実は動画も撮ったのですが、ここには載せられず

          口腔ケア

          いつも困難な中でも最善の策を。そう思って生きています。 八方ふさがりな状況であっても、その八方の中でも少しだけすすめたり、少しだけ壁が脆弱だったりする部分が必ずあるはずです。 それを見極める。 父が以前口癖のように僕に言ったこと、それが今を耐えることでした。 人生は忍耐の連続で、忍耐こそが人生でうまく生きていくコツだろうと思うと僕に伝えてくれました。 父の生きてきた人生で培った人生訓だからこそ、僕はその忍耐をもって生きてきたつもりです。 母の歯ですが、月曜に歯科医