文芸誌の完成、2024年4月の読了本+感想と、活動報告
こんにちは。
執筆期間中で読書ペース、note更新が滞っていました!
読書も楽しむための読書から、研究へと移っている状況です〜!
活動報告と、文学フリマのお知らせ諸々です!
これからの予定
1) 5/19『文学フリマ東京』参加します!!
2週間切りましたね!自分としては3度目、第一芸人文芸部としては2度目の文学フリマ、めちゃくちゃ楽しみです。
会場でお待ちしています!
そして文学フリマで初売りになる文芸誌『第一芸人文芸部 創刊準備二号』が完成しました!
書影はこちら!
執筆メンバーはピース・又吉、ピストジャム、僕の前回メンバーに加えて、アキナ・山名、フルーツポンチ・村上、トニーフランク、赤嶺総理です。
132ページだった前作を大幅に超えた全284ページにおよぶ、ボリュームたっぷりの仕上がりになっています。
ありがたいことに、ほんのひとときさんが「絶対に手に入れたい5冊」に選んでくださいました!!
第一芸人文芸部のブースは、第二展示場一階Eホール『あー27・28』です。
販売するのは
『第一芸人文芸部 創刊準備二号』
『第一芸人文芸部 創刊準備号』
『きょうも芸の夢をみる』 ファビアン
『こんなにバイトして芸人つづけなあかんか』 ピストジャム
この4冊は確実に置いています!
ピストジャムさんと共に、ブースでお待ちしています!!
公式サイトはこちら↓↓
2)特別番組 『第一芸人文芸部 俺の推し本。』公開中
3/30日にBSよしもとでオンエアされた特番『第一芸人文芸部 俺の推し本。』が、BSよしもと公式YouTubeチャンネルで公開されているのでぜひご覧ください!!
第一芸人文芸部の活動
1) 毎週水曜22時〜 stand.fm生配信
今週の推し本コーナーでは本の紹介、そのほか文学ニュースについて語ったり、活動報告も行なっています!お便りコーナーもあるので、質問等お待ちしております!ぜひ聴いてみてください!
第一芸人文芸部の活動のベースとなっております!
2) Amazon Audible『本ノじかん』
半年間、番組のパーソナリティを担当させていただきましたが、3月で最終回を迎えました!豪華なゲストと本や創作について語っているのでぜひ!
また番組では『クチヅタエ』という企画で、バイク川崎バイク(BKB)、しずる・村上、3時のヒロイン・福田、ニッポンの社長・辻、レインボー・ジャンボたかおのリレー小説の連載が完成し、第23回では全員集まって反省会をしました!朗読は、声優の白井悠介さんです!
登録30日間は無料なので、ぜひ聴いてください!
3) 文芸誌『第一芸人文芸部 創刊準備号』の発売店まとめ
『第一芸人文芸部 創刊準備号』は一般流通していませんが、以下の本屋さんで取り扱ってくれております。ぜひゲットしてください!
又吉さんは自由律俳句と散文、ピストジャムさんは書評、僕はショートショートを5本書いています。
2024年4月に読んだ小説
1)『元彼の遺言状』 新川帆立
めちゃくちゃ爽快で面白い!
主人公が弁護士なので法律ものかと思いきや、それだけにとどまらないハードボイルドなシーンもあって最高だった。
さすがの法的知識で、ここからどうひっくり返すの?と思う展開の連続なのだが、抜け穴につぐ抜け穴で、ものの見事にラストまで連れて行かれました。最後の最後まで一人ひとりの登場人物がどうなったか書いてくれていたのもよかった。そりゃ即映像化するわ。
———あらすじ———
第19回『このミステリーがすごい! 』大賞 大賞受賞作
「僕の全財産は、僕を殺した犯人に譲る」――奇妙な遺言状をめぐる遺産相続ミステリー!
剣持麗子は敏腕弁護士でお金に貪欲。そんな彼女の元彼で大手製薬会社の御曹司・森川栄治が「僕の全財産は、僕を殺した犯人に譲る」などという遺言状を残して亡くなる。栄治の死因はインフルエンザだとされるが、麗子は栄治の友人・篠田から自分が栄治にインフルエンザを感染させた可能性があるから「犯人」になれないかと相談される。
麗子は最初はあまり乗り気でなかったが、遺産が思ったよりも巨額であることが判明したため、多額の成功報酬を獲得するために、篠田を「犯人」に仕立て上げようと奔走し、篠田の代理人として、森川家主催の「犯人選考会」に参加することになる。
2)『ボッコちゃん』 星新一
1971年発売。50編のショートショートが収録されている。
1961年に発売された『人造美人 ショートミステリイ』『ようこそ地球さん ショート・ショート28選』の中から19編を選び、さらにほかの短編集に収録の作品を加えて50編にまとめた自選短編集。
いわば星新一の初期の自薦ベストアルバムみたいなもの。めちゃくちゃ面白いし、何度も星新一節にうならされた。
有名な『ボッコちゃん』『おーい でてこーい』『生活維持省』『親善キッス』はもちろん、星新一にしては珍しく風景描写が多い文体の『月の光』『冬の蝶』、これぞラストといった『最後の地球人』など作風も豊かでバラエティに富んでいる。特に好きだったのは『鏡』『妖精』『肩の上の秘書』『よごれている本』。
宇宙船って草原にしか着陸しないのかしら。
———紹介(公式より)——
著者が傑作50編を自選。SF作家・星新一の入門書。
バーで人気の美人店員「ボッコちゃん」。彼女には、大きな秘密があった……。
スマートなユーモア、ユニークな着想、シャープな諷刺にあふれ、光り輝く小宇宙群。
表題作品をはじめ「おーい でてこーい」「殺し屋ですのよ」「月の光」「暑さ」「不眠症」「ねらわれた星」「冬の蝶」「鏡」「親善キッス」「マネー・エイジ」「ゆきとどいた生活」「よごれている本」など、とても楽しく、ちょっぴりスリリングな自選50編。
拙著『きょうも芸の夢をみる』について
“芸人”をテーマにして書いたショートショート&短編小説集『きょうも芸の夢をみる』について、こちらの記事に発刊への想いを綴っています。
そして以下のリンクから芸人の解散をテーマにして書いたショートショート『エルパソ』を無料公開しているので、ぜひ読んでみてください!
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