クロード・モネの描く睡蓮の印象を身にまとう #モネの描く世界へ ①
モネを代表する連作シリーズ「睡蓮」のイメージを身にまとう……ミュージアム部とフェリシモのファッションブランド「シロップ.」でお届けします。
みなさまこんにちは。ミュージアム部 mitu.です。私たちはこの秋、フランスの印象派画家クロード・モネが描いた世界をテーマにした、新シリーズを発表しました! noteでは数回にわたり、私たちが各企画に込めた思いやこだわりを紹介していきたいと思いますので、どうぞお付き合いください。
第1回目のこちらの記事では、モネ最大の連作テーマ「睡蓮」に注目した企画のうち、ファッションとして身にまとう、3つのアイテムをご紹介していきたいと思います。
モネ最大の連作テーマ「睡蓮」
モネは「睡蓮」をテーマにした作品を、晩年までの約30年間に、200点以上も描きました。その作品たちは、大きく2つのシリーズに分けられることをご存じでしょうか?
第1シリーズ:1895年から1900年までの時期、モネは、フランス・ジヴェルニーの自宅に造った"庭の風景”を描いていました。
こちらの《睡蓮の池》では、池に咲く睡蓮とともに、池に架かる太鼓橋、池の淵に生えるしだれ柳などを入れた構図で描かれています。
その後しばらく、モネは睡蓮の制作は中断するのですが、1903年から再び描き始めます。
第2シリーズ:制作を再開した1903年以降、モネは池の表面・水面に焦点を当てて描き始めます。
1906年に描かれたこちらの《睡蓮》では、水面に映る、空や反転した木々、そして、水面に浮かぶ睡蓮を画面いっぱいに描いています。
モネの代名詞ともいえる「睡蓮」の作品たち。その中でも、モネが魅せられた水面の景色をこの身にまとえたら……そんな思いから生まれた、3つのアイテムです。
印象派画家モネの世界をまとう
モネの描いた「睡蓮」をイメージしたオリジナルテキスタイルを描き起こし、さらりとして少しつやのあるコットン100%の布はく素材にプリント。
ふたつのアイテムに仕立てました。
バンドカラーシャツ
シャツはバンドカラーで上品に。ラウンドカットしたシャツのすそは、前側を短く、後ろ側を長く設定しているので、ボトムスのウエストにインせずに着用しても、前だけボトムスにインしても、バランスよく決まります。
シンプルなボトムスに合わせるだけで、コーデがぱっと華やぎます。
ワイドパンツ
ワイドパンツは前のタックとゆったりしたシルエットで、脚のラインをカバー。総ゴム仕様でらくなウエストは上辺がフリル風で、トップスインしたときも好印象。
そして、何よりスペシャルなコーデが「シャツ×パンツ」のセットアップ! 柄がそれほど大きくないので、意外と気負わず着用できます。
セットアップでも単品でも楽しめるので、あなたならではのコーディネートを楽しんで!
ソックス
お洋服に比べ、より気軽に・手軽に身にまとえるアイテムとして、靴下もご用意しました。
季節や天候での違いはもちろん、同じ一日の中でも時間によって変わる光を、モネは描こうとしました。そんなモネが描こうとした時の移ろいで変わる、朝・夕方・夜、3種類の睡蓮をイメージしたソックスです。
凹凸感や部分的に透け感を出した美しい編み地。使いやすいクルー丈にしています。
浮かび上がるような繊細な柄ゆきとニュアンス豊かな色彩の調和は、装いのアクセントにどうぞ。スカートとのコーディネートだけでなく、パンツのすそからのチラ見せなどもおすすめです。
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また、今回ご紹介した3つのアイテムは、私たちミュージアム部と、フェリシモのファッションブランド「シロップ.」とのコラボレーションで企画しています。この機会にぜひシロップ.のサイトもご覧ください。
ミュージアム部おすすめ企画展
「モネ 連作の情景」
同じ場所やテーマに注目し、異なる天候、異なる時間、異なる季節を、カンヴァスに写し取り続けたモネの「連作」。代表的な「睡蓮」シリーズはもちろん、様々な連作が存在します。どのようなモチーフをテーマにしたのか? 同じモチーフがどのように描き分けられたのか?
本企画展では、モネの「連作」を焦点に、国内外のモネの代表作が一堂に会します。ぜひこの機会に、モネの作品を「連作」という視点で鑑賞してみませんか?
企画展ミュージアムショップでは、ミュージアム部の一部商品も販売中! ぜひ、あわせてお楽しみください。
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