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江戸わんこがスイーツに!芦雪犬の和風マシュマロ|#江戸わんこシリーズ⑤
長沢芦雪『白象黒牛図屏風』の子犬を、ぷにっとおいしい和風スイーツに。癒やしのティータイムをお楽しみください。江戸わんこシリーズ第5弾。
みなさま、こんにちは。フェリシモミュージアム部のなりちゃんです。今日はミュージアム部オリジナルグッズ「江戸わんこがぷにっとおいしい和風マシュマロ 芦雪犬ほうずい」についてご紹介します。
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ミュージアム部
江戸わんこがぷにっとおいしい 和風マシュマロ 芦雪犬ほうずい
1箱 ¥1,300(+8% ¥1,404)
食べちゃいたいくらいかわいい!?長沢芦雪のくったりわんこ
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舌をぺろりと出した素朴な表情でこちらを見つめながら、脚を悩ましく投げ出し、くったりおすわりする脱力わんこ。この芦雪犬の唯一無二の佇まいに魅せられて、以前にも「芦雪犬ペンポーチ」をグッズ化しました。
その際「食べちゃいたいくらいかわいい」というコメントをいただき、「それなら実際に食べられる江戸わんこを作ってしまおう!」ということで、今回のスイーツができあがりました。
京都の和風マシュマロ「ほうずい」
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ほうずいとは、京都で昔から親しまれてきた和風マシュマロのこと。 漢字では「鳳瑞」と書くそうです。今はほうずいを作っている職人さんも少なくなったそうで、少しめずらしい和菓子。江戸時代、京都の地で活躍した長沢芦雪にもご縁のつながるお菓子といえるかもしれません。
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卵白を寒天で固めているため、ふんわりとしたマシュマロに比べ、やや弾力のあるまったりした歯ごたえが特徴。中にはこし餡が入っていて、上品な甘さが口の中に広がります。複雑な味というよりは、シンプルで素朴ながら、ついついもう一つ食べたくなってしまうようなやさしい味わいです。ぜひ、お茶と一緒に召し上がってください。
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くったりした質感をほうふつとさせる芦雪犬。干菓子ではなく、もっちりした半生菓子の質感が合いますね。つぶらな瞳とはみ出た舌がキュートな顔と、脚を投げ出して横座りした全身の2つのデザインが楽しめます。
スイーツアレンジも楽しめます
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そのまま食べるのはもちろん、ドリンクやスイーツに乗せてアレンジも楽しめます。抹茶に浮かべたり、黒ごまアイス、ぜんざい、あんみつなどにトッピングしたり、自由なオリジナルアレンジを楽しんでみてください。お友達とのティータイムでも話題が弾みそう。
かわいいパッケージで、ギフトにもおすすめ
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和を意識した上品な紙箱パッケージに入っています。個包装で日持ちするお菓子なので、アート好きさんへの手土産や、甘すぎるのが苦手という方への贈り物にもおすすめです。情報カードも付属しているので、日本美術に親しむきっかけにも。
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200年以上前から愛されてきたそのかわいさに、思わず心もふわっとゆるみます。江戸時代のゆるかわ犬と一緒に、癒やしのティータイムをお楽しみください。
ミュージアム部
江戸わんこがぷにっとおいしい 和風マシュマロ 芦雪犬ほうずい
1箱 ¥1,300(+8% ¥1,404)
【おまけ】《白象黒牛図屏風》という作品の魅力
ご紹介はここまでですが、作品の魅力についてあらためて振り返ってみます。
江戸時代に活躍した長沢芦雪は、京都画壇の巨匠・円山応挙(1733-95)の千人を超える弟子の中でも異色の輝きを見せた人気絵師。師匠が観察と写実にもとづいて新たに生み出した型を、ユニークで大胆奇抜な発想で破りさらに発展させるかのような「奇想の画家」として現代に知られています。
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新しい表現に挑戦し、インパクトたっぷりな作品で、江戸時代の町衆の心を掴む、いわばエンターテイナーだった芦雪。おどろおどろしいものは思いっきりおっかなく、愛らしいものはとことんかわいらしく! そんな芦雪の筆のコントラストをたっぷり楽しめるのが、今回モチーフに取り上げた《白象黒牛図屏風》です。
大きな黒牛と、小さな白犬はあらゆる面で対照的。個人的には、阿吽や太陰太極図を連想してしまいます。さらにこれを反転させたような関係性にある、小さな黒鴉と大きな白象が対となる右隻に描かれており、幾重にも重ねられた対比が趣向となった作品です。
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《白象黒牛図屏風》は、画像だとわかりづらいですが、作品名の通り大きな屏風に描かれた作品。芦雪が屏風というメディアを活かして仕込んだ鑑賞体験について、下の記事でくわしくご紹介しています。
師匠である円山応挙の「応挙犬」を楽しむグッズも同時にデビュー!ぜひ合わせてご覧ください。かわいい犬のモチーフから、日本美術を身近に楽しんでくださいね。
そのほか「江戸わんこ」シリーズ!
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