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#コラム
クリスマスにまつわる思い出(2)「クリスマスが好きになる魔法」
23歳のクリスマスの日のことは、よく覚えている。気の置けない女友だちとロームシアターのライトアップを見に行って、そのあと私が一人暮らしをしていた小さな部屋で一緒にお酒を飲み、友だちはそのまま泊まっていった。
そして明け方、家の電話が鳴って、母親から妹が交通事故で死んだことを知らされたのだった。
だから、私にとってはクリスマスは妹の命日である。
以来、クリスマスが近づく12月になると息が苦しく
春の京都に来るなら、ここにも寄りたい!(京都在住20年のライターがオススメする昼〜夜ご飯&甘味処スポット)
こんにちは。京都在住20年、ライターとして活動を始めて11年の江角悠子です。京都市内は今、連日の陽気で一気に桜が開花!今週末がピークじゃないでしょうか(焦る!)
そんなわけで、「これから京都へ行こうかな!」という人も多いと思います。そこで前々からまとめておきたいと思った、「京都に来たなら、ぜひここに寄ってもらいたい!」と思うお昼ごはん、夜ごはんスポットと甘味処を3ヶ所ずつくらいでまとめてみました
人生やるか、やらないか。
フリーライターになって12年。
これまでに老舗料亭の店主や経営者、
カフェのオーナーさんなどなど、
いろんな人のインタビューをさせてもらったけれど、
最近になって心に響いている言葉がある。
それは某大企業の、今は会長さんとなった方の言葉。
#013 許す人に私はなりたい
私は、あらゆることを許す人になりたい。
「許したい」なんていうと、上から目線でなんて嫌な奴なんだろうという印象になってしまうかもしれないけれど。それはもしかすると「心の広い人になりたい」と言い換えた方がいいのかもしれない。
とにかく日々、イライラしたくない。いつも平穏な気持ちでいたい。誰といるときも、どんな場面でも。
時間に遅れる人、自分の言ったことを守れない人、レジで順番抜かしをする人、同
#012 自分は正しい。
ブレずに、自分を持っている人を羨ましいなと思っていた。
確固たる自分の意見を持っている人。
私はいろいろな人にすぐ影響を受けるから、
そういう人に私もなりたいなと思っていた。
私はいいなと思ったら、すぐに意見を変える。
だって、純粋にそっちの方がいいと思うから。
これを「自分がない」と捉えて少し残念に思っていたのだけど
最近はまぁ、これでもいいのかなと思えるようになってきた。
影響されるとい
#011 泣きたくなったときは
あくびをして私の目に涙が溜まっているのを見つけた娘が「ないたら、あかんで」と言って涙を拭いてくれた。
「ないたらあかんで」と仕切りに言うので、試しに「泣きたくなったときは、どうしたらいいの?」と聞いてみた。
ちょっと考えて娘が言った。「だっこしてあげる、さらちゃんが。ね」と言う。「だから、だいじょうぶ」と。
そうか、抱っこしたらいいのか。泣いている人がいたら、抱っこするだけでいいんだ。抱っこ
#007 さらけ出せる才能
ライター仕事でお店取材をしていると、ときどきカメラの前に立つことがある。撮影前に立ち位置や光の具合などを事前に確認するため、というときもあるし、お客さんのふりしてイメージカットを撮るため、というときもある。いずれにしても、カメラの前に立つと緊張する。カメラマンさんにとって、私の表情などどうでもいいってことはよく分かっているのに、無駄に緊張して、ものすごく疲れる。カメラの前にいると、世界中の視線が自
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