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パラダイム・シフトに向けてのスキルの確認

自分自身が全然できてないのにこんな記事を書いて良いのかという問題はありますが、書かずにはいられない性分なので仕方がありません。🤗
ちなみに僕はアナリストでも人事のスペシャリストでもなく、ただの一般人です。

昨今の情勢により、こういうことをじっくり考える暇もない人がとても多いかもしれません。こんな暇人にしか考えられないテーマだと思います。

パラダイム・シフト

ここでいうパラダイム・シフトとは、産業構造の変化を意味します。
今は職を失った人がとても多いのではないかと思います。

  1. コロナで業績不振により解雇された

  2. ネット依存の高まりにより実店舗・実事務所が無くなって働く場を失った

根底には、ネット社会への移行という大きなうねりがあると思います。従来はバーチャルと言われてあまり真剣に考えられていなかったネット世界が、だんだんリアルで身近なものとして捉えられるようになりました。

そこにコロナの流行で、差し迫った状況が起きてしまいました。
おそらく今まで、この大きな産業構造の変化に対応しようとして各企業は努力をしてきたと思いますが、あまりにも事態の急激な変化に戸惑い、行き先を見失いかけているのが現状なのではないでしょうか。

仕事を失った人は、別に同じような仕事があれば良いのですが、その産業自体が危うければ、別の業界や職種に就かなければならなくなります。

また、会社がいつどうなるか分からず不安なため、いま会社にいる人も、将来のためにサイドビジネスでも始めようというモチベーションが生まれてきているのも、自然な流れだと思います。

パラダイム・シフトに関して、政府がどのような対応をしているのか企業がどのような対応をしているのか、分かりませんが、僕は僕なりに、まずは個人のスキルについて考えたいと思います。

スキルは4段階あるかもしれない

企業が人材を募集するときに、普通は職務経験(スキル)を問いますね。
〇〇の経験が「ある」「ない」という判断がそこでなされます。

でも、個人のスキルはたったそれだけで分けられるものではありません。あえて何かのスキルを段階に分けたらどうなるか、やってみました。
その結果、大きく4段階あるのではないかと思いました。

その仕事について・・

  1. 長年やっている(精通している)

  2. できる

  3. やればできる(意思と適性がある)

  4. できない(意思や適性がない)

です。
もし趣味でやっていることを考慮できるならば、もう一段階増えて5段階になるかもしれませんね。

今の企業の求人を見ていると、まず1、2に応募資格があります。
未経験可のような仕事は、3でも応募資格がありますが、おそらく1、2に該当する人材から応募があった場合、そちらにまず目が向くでしょう。

「やればできる」をどう捉えるか

ここで注目すべきは、3の「やればできる」層です。
最近はそうでもないのかもしれませんが、昔は、新入社員はこれでした。
若いので、伸びしろは沢山あります。
ただ「好きこそものの上手なれ」という言葉もあるとおり、40・50代でもうまく適用できる人は、少なくはないと思います。

個人の「やればできる」の内容

  1. 非常に興味がある

  2. 将来展望に一致している

  3. 似たことをやった経験がある

  4. 趣味で同様のことをやっている

などですが、今の求人状況では、全て「未経験」の範疇の話で、あまり気にされていない部分です。

しかし、産業のパラダイム・シフトにより社会に変革が求められているということは、意識にも改革を求められているということを意味するのではないでしょうか。

その意味で、応募者自身も採用側も、「やればできる」の内容を評価して活かすことを考えれば、産業シフトはより円滑に進むのではないでしょうか?
従来のような消去法の人材獲得では、社会全体が変化に対応できずに終わってしまうかもしれませんね。

そんなことを考えてこの記事を書いてみました。

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