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動機が「逃げ」なら考え直す
「逃げる」とは、ある場所・世界・考え方から別の場所・世界・考え方へ移動(移行)することをマイナスのイメージで捉えた言葉です。
基本的には逃げない方がいいのです。
以下、雑感を書き並べます。今回はあまりまとまっていないので、覚書のようなものになっています。
逃げるべき時
その場にいると危険が明らかな場合
だけですね。おそらく。
隣の芝生は青く見える
東京にいると消耗するだけ
→ 田舎に移住日本にいても将来は無い
→ アメリカに移住会社がつまらない
→ 転職/独立
という考えは誰の頭にもよぎりがちですが、人というのは無いものねだりで、現状に満足出来ない生き物なんですよね。
それで素敵な情報が流れてくるとそっちにフラフラと行ってしまう。理屈ではなく感覚なのでしょう。
判断を誤る瞬間
普段はとても慎重に利口に判断しているのに、大きな決断を簡単にしてしまう時があります。魔が差した??
原因
疲れている
情報過多で整理できなくなっている
(答えが見つからない)うつなどの病気(に気づいていない)
「好き = 正しい」と思っている
ネガティブ情報は誰も口にしない(けどみんな知ってたり)
→ 自分が気づいていないだけ
移動する目的(大義名分)は正しいか
人生に関わるような「移動」をするときにはそれなりの「理由」が必要だし、それは周りの人や自分を納得させるために必要なフレーズです。
子供の教育(将来)のため
新たな世界を見つけるため
俗世から逃れるため
その目的は本当に正しいか、今一度確認しましょう。
本当に子供の将来を考えているか
子供は納得しているか
自分のことを置き去りにしていないか
自分のことと「子供の将来」をすり替えていないか本当にその世界は存在するのか(しそうなのか)
まったく白紙なのかどこにいても現実や自分から逃れることはできない
直感に頼っていいかどうか
直感とは、自分の同様の経験から潜在的に感じてきたことの積み重ねだと思うので、あくまで過去がベースになっているはずです。
移動する判断にその直感が有効かどうか。
どこまでも、移動してからも、メリット・デメリットを考え続ける
思いが強いと、どうしてもその時の自分の都合がいい方へ解釈しがちです。
そしてデメリットが在るのに、無いように思い込んでしまいがちです。
いつでも、判断したあとでも、常にメリット・デメリットを考え続けて、判断が間違ったと思った時に対処できるようにしておく必要もあります。
頑固な人ほど自分の考えを修正できずに間違いを突き進みやすいものです。
最近思ったこと
やはり日本の経済や社会の問題、世界情勢など、しんどいことだらけで逃げたい気持ちの人が沢山いるということを感じます。
日本でも海外でも、移住するということは、単なる転居とは違うのですね。旅行とも違います。
場所を移動するだけじゃなくて、仕事や、人間関係や、暮らしや文化など、全てのものが変わってしまうのです。特に一箇所に長い間いた人ほど、落差が激しいのです。
ネットで繋がっているから・・というのは当てになりません。物理的に身近でないものは時が経てば遠ざかって行きます。
行った先の社会(コミュニティ)に
自分が馴染めるか
相手が馴染めるか(相手の方が数が多い)
両面で考える必要があります。
自分は良くても、相手が良くない場合があります。差別・偏見や犯罪が横行する地域の場合もあります。歴史的・民族的な問題もあったりします。偏見などの根深い問題は旅行者には分かりません。
それは良くないことだけど、自分の中の正義を相手に押し付けても、報われないこともあります。
「郷に入れば郷に従え」と昔の人は言いました。そこから逃げたり対立しはじめると、どこにいっても逃げ続けなければならなくなるのです。
一度、逃げる感覚を覚えてしまうと、うまくいかないとき常に逃げるようになります。
どこまで自分の信念を貫けるか、貫いて幸せになれるのか、人間社会にいる以上、他者との関わりを無視して自身を存在させることは出来ないだろうと思います。どこかの時点で、諦めなければならない(諦めたほうがいい)局面があります。諦めるというのは「大人になる」ことでもあるので、決して悪いことではありません。
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