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音楽の紹介の仕方

音楽を聴くのに講釈蘊蓄(うんちく)も要らないと思いますが、音楽を紹介しようとすると、そういうものが必要になってきますね。

紹介の仕方に「絶対この方法」というのは無いでしょうが、大まかに次の3種類ぐらいの方法があるのかなと考えます。

  1. 率直な感想(批評)を述べる

  2. 自分の体験を重ね合わせて述べる

  3. 音楽やアーチストについての事実を述べる

1は、誰でも出来る方法だと思います。
ただ、ボキャブラリが少ないと感想も長くは書けませんね。また音楽の感想は、楽器や音楽そのものについての一般的な知識があった方が、より客観的で説得力のある感想(批評)になるかと思います。

2は、紹介する音楽に思い出のある人は書けると思います。
ただ、思い出が中心になると、他人の共感を得られるかどうかは微妙ですが。同じような思い出を持っている人にはウケそうですが。

YouTubeのコメントなどでは、ひたすら恋人や肉親との思い出を書く人は多いと思います。
僕の過去の経験でも、ブログで懐かしいカフェの話題を書いたらトータルで100以上のコメントが付いたことがあって、ほとんどが彼氏・彼女とのデートの思い出話でした。最初のうちは一つ一つ返事をしていたのですが、途中から嫌になって(笑)最後にはコメント不可にしてしまいましたが。

特に日本の歌に関しては、歌詞を重要視して聴いていて、歌詞の内容に反応する人も、とても多いと思います。音楽というより言葉なのかなと。
メロディーと思い出が重なる人の方が、少ないような気はします。

このような音楽の聴き方をしている人は多いですが、個人的にはもうちょっと違う聴き方ないのかなあ・・とちょっぴり残念な気もしています。

3は、プロフェッショナルな書き方ですね。音楽やアーチストについて詳しく知りたいと思っている読者には、この方法でないと応えられません。

事実を正確に捉えていれば、それなりの、あるいは歴史的・文化的な意味での価値みたいなものや、重み、説得力は生まれると思います。
ただ、感想が全くない場合、無味乾燥な印象を受けてしまいますし、音楽自体はあまりエンジョイしてないのかな?と感じられる場合もあります。
その辺りは、書く人の技量に依存しますね。楽しく興味深く読める記事を書ける人は本当に素晴らしいと思います。

というわけで、僕の音楽紹介記事は、1を基本にして、2、3を少しずつ混ぜるような感じで書いています。
3を基本に出来るほど具体的な知識・経験がないですし、どうしても必要な時はその都度調べて、確からしい部分だけを書いているんですよね。

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