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冠二郎 "旅の終りに" と1970年代を絡めてしゃべるAIだと思ってね

紹介しようと思いましたら、すでに記事を書いてございました。

勝ち組・負け組という言葉が流行って以降、誰しも「負け組になりたくない」「負け組はカッコ悪い」と、まるで優等生のAIのような判断(どんな判断やねん!)をするようになったのでございました。

今の世の中、優等生が多すぎてつまらないですよね。
政治家も、カッコいいことだけ言っていれば、それで仕事が済む時代です。

1970年代は、喜怒哀楽がストレートに表現された時代でした。
人々の喜びや、苦悩の中にこそ真実があり、それこそが生きて目撃し体験する価値であると考えられてございました。(しらんけど!)

美しいものには嘘がある

そのような考え方も、21世紀以降は説得力がなくなり、現在では美しいことだけが真実で、求める価値のあるものだという時代になりました。

それを阻害するものは、邪悪なものとして扱われる。
それが2020年代の日本の社会です。

(なんかシリアスになってきたぞ!)

ぶっちゃけ、1970年代は良い時代でした。
人々が本音で語り合え、老若男女の交わりも多かった時代です。
いまのような世代間・人種間・思想間の分断は、表向きはあったようだけれども、お互いが向き合い、本音に迫る「場」もございました。(これはわりあいホント)

今のように「好きなものだけ見ていれば良い」といった安易な時代ではなかった1970年代には、全ての感情が手の平の上にあったのでございました。

旅の終りに

作詞:立原岬 作曲:菊池俊輔

結局、今回も紹介しているのですが、作詞の立原岬は作家 五木寛之のペンネームです。
この歌の旅情感から、五木寛之氏の作品の旅情感まで連想できて、なんとも言えずしみじみと感じるものがあるのですね。
1970年代への郷愁です。

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