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結婚

はじめまして

この一文から始めさせていただきます。

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結婚ってなんなのだろうか。

同棲はおろか、まともな恋愛を全然してこなかった私がそんなことを考え出すのは飛躍がすぎるように感じる。とはいえ、私の周りの人間が結婚するということが増えてきた。

私も今年で24歳だ。結婚していてもなんら不思議ではない。保育園からの友人も先日婚約した。近所に住んでいた幼馴染は昨年結婚し違う県に移り住んだ。また別の幼馴染は成人式の時にすでに子供がいた。子供ができた報告どころか結婚報告すら受けていなかった私は、それはそれは驚いたものだ。

卓球で知り合った友人も気づいたら付き合っていて、気づいたら結婚していた。幼い頃から卓球で可愛がってもらっていた人も今年結婚式を挙げた。小学校からの知り合いで、高校では部活で唯一の同期が昨日届けを出してきたそうだ。

年上の従兄弟が2人いるがそれぞれ、一昨年と去年に結婚して、式も挙げた。3つ上の姉も先月結婚して実家を離れた。

私自身にとっては全然身近ではない結婚も、私の周りの人達にとってはどんどんと身近になっている。私にとっては大層不思議なことだ。

一昔前のように両親に言われて許嫁がいたり、お見合いをするような時代ではなくなった。自由選択が出来るようになってきている。事実婚という選択も可能だ。

そんな中で何故わざわざ法律上で夫婦になるのかよく分からなかった。同棲からの結婚ならなにも変わらない気がして、姉に事実婚ではダメなのか聞いた。そしたら、「確かに名義変更はクソめんどくさい。だけどこれから先の人生、緊急時とかは事実婚より結婚してる方が色々と都合がいい。あと田舎では事実婚が浸透していないから、一生なんで籍を入れないのか聞かれるほうがめんどくさい」といっていた。

日本の現状を考えると、とても子育てする環境が整ってるとは言い難い。しかし、一人暮らしをするよりも色んなものを共有しながら共に暮らす方が都合がいい。シェアハウスより夫婦というあり方で一緒に暮らす方がいくらか健全だろう。

純愛など存在しないと思っている。所詮は生物の本能として生殖行動をして子孫を残すことが植え付けられているだけなのだ。恋愛だの愛情だのいっていても結局は生殖行動に至るための前準備でしかない。そんなキモイ考えだから、お前には彼女が出来ないんだよ!とお叱りツッコミが飛んできそうだ。

だが、どんな時代になってもキュンキュン恋愛系のコンテンツが廃れないのは、それは幻想でしかないと民衆が理解しているからだろう。幻想と分かりながらも、夢想するのだ。

さて、次は誰の結婚報告を聞くのだろうか。

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手の届く範囲にいるあなたが

幸せでいることを願います

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