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空間把握能力

はじめまして

この一文から始めさせていただきます。

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どこかに行く時には地図をよく見る。迷わないようにということも勿論ある。しかしそれだけではない。どの辺りに目的地があるのか、近くにはどんなものがあるのか、駅からどのくらい離れているのかなど色んなものを見ている。

近くにこんなオシャレなカフェがある、というようなことは特に調べない。そもそもカフェにそこまで興味が無い。近くに公園などはないか。なにか有名な建物はないか。なんてことを見たりする。目的地が建物だった場合は、その近辺の都市計画をなんとなく把握するために、公共施設の位置や住宅街のグリッドもみたりする。自然との距離感も重要なポイントだ。地図を見るのが好きな人間なのか、建築が好きな人間は皆もれなく私のような人間なのかは分からない。しかし、建築の人間は他の人に比べて地図を見る機会は多い。結果的に私のような人間が生まれることは往々にしてあるだろう。

地図をよく見るためなのか、方位もかなり気にして見ている。初めてのところに行っても、方位を意識しながら歩き、違う時間帯に見えるだろう景色を想像するのだ。街を歩いている時もなんとなく位置関係を俯瞰している。「あの建物とあの建物の間ということはだいたいこの辺りか」と方位や位置関係を意識しているため迷うことはあまりない。渋谷・新宿・池袋のような地下やペデストリアンゾーンが入り組んでいるところは迷うが、普通の平面ならまず問題ない。

そのため、方向音痴の人の感覚があまり分からない。街を歩いていて場所がわからない人もいれば、大きな建物で何処にいるか分からないという人もいる。地図や館内マップを見れば分かるじゃん!と思ってしまうが意外とそうでもないらしい。バイトでイベントの誘導などをすることも多く、何処に行けばいいか聞かれることがよくある。地図を持っているのに誘導員があたふたしているのを見ると、え?見たまま案内すればよくない?と思うが、どうやら地図を見てもよく分からないとか。建築の訳の分からない図面から想像することに慣れすぎている私はどうやら特殊らしい。

そういえば、空間把握系の問題を苦に感じたことがあまりない。姉には「なんでそんなの分かるの、意味がわからない!」とキレ気味に言われたことがある。友人にも「見たら分かるって言われても、こっちは見ても分かんねーよ!」とキレられた。今思うと人より空間把握能力が高いようだ。

空間把握能力の高さで時給1億稼げる仕事でも探してみることにしよう。

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手の届く範囲にいるあなたが

幸せでいることを願います

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