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映画を見て、小説を読む日々

はじめまして

この一文から始めさせていただきます。

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映画を見たり、小説を読むようになった。最初の頃は新しい刺激ということもあり、感動が大きかった。近頃は、あの頃ほどの感動が無いように感じる。タイタニックを見たこともなければ、村上春樹の小説でさえまともに読んだことがない人間が語るのもおかしな話かもしれない。それでも、どこか慣れというものがきてしまっている。

いくら様々な種類の映画や本があるとしても、ニートで暇を持て余し、毎日映画1本見て小説1冊読んでいたら飽きてしまうのだろう。やはり時々触れるからこその面白さというのがあるかもしれない。しかし、不思議なことにアニメと漫画は毎日見ても飽きないのだ。これは毎週小出しにして次の週を楽しみに待つという形態が飽きないポイントなのかもしれない。映画や小説は自分が調節して小出しにしない限り、その日限りで完結してしまう。しかし、アニメや漫画は自分の意志がなくとも小出しにされるのだ。

この小出し理論でいくと、やはり一気見や一気読みはあまりよくないように感じる。完結しているアニメや漫画なら一気に見れてしまう世の中だ。リアルタイムで触れていれば小出しにされるが、一気見ならそんなのお構いなしだ。

映画や小説に触れている理由として、他人の人生を知ることが出来るからというのが1つの理由だ。残念(?)なことに人生は一度しかない。そんな人生の中で、いろんな人生を歩む・触れるコンテンツが映画や小説だと思っている。感情移入と言い換えてもいいかもしれない。しかし、感情移入できてしまうほど日常でもあるのだ。日常的なものの面白さはもちろんあるだろう。

だが、私はどうしても非日常的な胸熱展開が好きなようだ。幼い頃からアニメや漫画が娯楽だった私はその方面に関して言えば英才教育だ。世代じゃなくても家にあったからドラゴンボールやスラムダンクを読んでいる。リアルタイムではONE PIECE・NARUTO・BLEACHに触れてきた。もちろんここに書ききれないだけで、自分が触れてきた作品の数は自分でも分からないほどだ。いわゆる、ジャンプの「努力・友情・勝利」が大好きだった。

そして一番は展開が読めるかどうかだろう。映画は長いようで短いコンテンツだ。起承転結を2時間に収めなければいけない。そして伏線をたてたら、2時間後には回収される。2時間で広げられる話の幅は限られているため、なんとなく展開が読めてしまうのだ。それに比べて、小説はもう少し遠くまで投げられるから、もう少し展開が読みにくい。しかし、1巻での伏線が20年後の100巻で回収されることがありえるのが漫画というコンテンツだ。この話が読めないというのはエンタメコンテンツの醍醐味と言えるだろう。連作映画や連載小説と数冊で完結する漫画なら逆転するという意見もあるだろうが、あくまで極端な例としての話なので理解していただきたい。

そもそもとして比較することが間違っているとは思う。それぞれに特徴があり、それぞれの良さがあり、それぞれに適したものがある。球技という一括りの中で、優劣をつけようとしているようなものだろう。サッカーの方が、野球の方が、バレーの方がといっても決着などつくわけがない。自分が好きなものを、好きなようにすればいいのだ。そして、それはほどほどにね。

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手の届く範囲にいるあなたが

幸せでいることを願います

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