ハムケツ

商業作家の端くれ。ゲームシナリオなども含む。二次は鬼が登場する某漫画の推しカプ妄想を出…

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商業作家の端くれ。ゲームシナリオなども含む。二次は鬼が登場する某漫画の推しカプ妄想を出力中。誤字脱字は個性

最近の記事

実写化について

 某実写ドラマの件で、思うところがあり筆を取りました。  先に断言しますが、私は脚本家の方を擁護しようとは思いません。全くこれっぽっちも同情出来ないですし、亡くなられたA先生へ心からのお悔みを申し上げます。  まず率直に実写化はもうやめろと思う。  ドラマ好きと漫画好きは似ているようで違っていて、これまで実写ドラマで私が見ていて納得出来たものがありません。映画ならともかく予算の決められているドラマ内で納得行く出来だった、見ごたえがあったと言えるのは『三匹のおっさん』か『半沢

    • 人格障害

       これまでなにをどうしたらそんな理不尽が通ると思ってんだコイツ……って人を何人か見かけて来たんですが、ふと『自己愛性人格障害(NPD)』というものを調べました。  文字からしてナルシシズム強そう(こなみ感)ですが、詳しく調べてみると想像を遥かに越えてた。ごめんちょっと甘く見てた。そして納得した。  削除した『似非メンヘラが嫌い』で書いた相手、これに近かったのかも知れない。  発達障害系かと思ってましたが違った、人格障害だ。本人も若い頃ボーダーの診断出されたことあるって言って

      • BL二次創作はクレープと同じ

         巷ではやれ『〇〇攻め主義』だの『〇〇受け主義』だのありますが、さて自分が好きなのはどれ?と訊かれると対応に困る……なんてことありませんかね。  私は大変答えに困るのですが。  何故かというとその時にピンと来たキャラにいちゃいちゃして欲しいので、系統としてなにかに当てはめるのが私は大変苦痛です。例えば前回ハマったジャンルではオラオラ系を受けにしていたのに、今回は優等生系を受けにしてるなんてのザラにあります。年下年上関係ないし、その時自分のインスピレーションに来たものをカップ

        • 命の価値

           前回の似非メンヘラが嫌いという記事は削除しました。  解決したというか、向こうが自爆しちゃいましたので。  ところでメンタルを一度ぶっ壊している私は、あまり命に頓着がありません。仮に明日死にますと医師や誰かに言われたとしても「ああそう」みたいな、厨二病とかではなく本音の部分で執着を失くしてしまっている。人生の峠は越えたし、あとはおまけ感覚です。  だから「明日アンタ死ぬよ」と言われても「マジかぁ」程度。  精神疾患で根治しない人の典型的なものだそう。  それでですね、な

        実写化について

          インボイスの署名

           つい先日インボイス制度反対の署名が五十万通集まり、それを提出したが受け取ってもらえなかった……なんてものを見ました。受け渡し方法が誤っていたのか、そもそも受け取らなかったのか、詳しい部分は判らないですがなんだかなぁ……という印象。  さて、現実世界で署名運動に参加された方ってどのぐらいいらっしゃるでしょう。そしてその署名が実は正しく使われてない可能性があるって事実をご存知の方はどのぐらい?  私は署名運動の裏側を垣間見たことがあるので、どうも半信半疑で見てしまいます。

          インボイスの署名

          『月を見ていた』の感想

           語りたいから勝手に語る。米津玄師さんの『月を見ていた』について。  私の間違いでなければこの曲は初の超横長のPV(パソコンだと)だ。私は真っ先にこれに「うわ」となった。  何故かと言うとブラウン管テレビから薄型テレビになった時、あれは映画館のスクリーンを模倣していると知っていたからだ。そして映画館のスクリーンが横長なのは、人の視界には限界があり、一定の横幅になるとそれ以外が脳から除外される。要するに集中状態に陥る。  ストーリー性の高い歌詞でこの横長スクリーンを持って来た

          『月を見ていた』の感想

          キャラ萌えは『悪』ではない

           つい最近マブから「原作の内容を全く知らないのに、外見だけでとあるキャラにハマってしまった。これって原作を追っている人からしたらすごく失礼だよね」と言われ、なにを言っているのだろう……と思考停止してしまった。  いや本当に意味が判らなくて。  それのなにが悪いのかさっぱり判らない。  マジでキャラ萌えのなにが悪いのか判らない。  しかし世の中には「原作知らないくせに」と暴言を投げる人がいるのも事実で、この数日考えていた。  だって素人ならともかくプロが真剣に考えて創作したキ

          キャラ萌えは『悪』ではない

          見ず知らずの妊婦を守った話

          いつかは『ウトメ』になる 大変有名な某掲示板の家庭板に於いて、『トメ』とは姑のことを差す。ついでに言えば舅は『ウト』、小姑は『コトメ』当然小舅は『コウト』だ。  さて、私は現在同棲している相方がいるのだが、まだ籍を入れてない。  理由は簡単。私が毒親の洗脳から解放されると同時に逃亡し、転勤で引っ越す相方に付いて行ったからだ。慣れない土地に慣れるため、軽い副業をしたりなんだり毎日忙しく、とてもじゃないが籍を入れている余裕はない。今は本業だけをし家事の七割を担う形をとっている。

          見ず知らずの妊婦を守った話

          『母性』を観た

           前々から気になっていた映画『母性』を観ました。  個人の感想ですが徹頭徹尾怖かったです。もうほんとおしっこチビるぐらい怖かった。これ映画館で観てたら私発狂するか死んでた。  原作者さんのコメント見る限り(原作未修)、端的に言ってしまえば「母性神話なんてもう通用しねえからな?」ってこと(端的過ぎる)なんだろうけど、とにかく怖い。どいつもこいつもイカれてる。 母親との同一化願望 まず初っ端これが怖い。  ルミ子の母親がルミ子溺愛しまくっているのも薄っすら怖く、ルミ子の自己肯

          『母性』を観た

          文字書きと絵描き

           気難しい年頃(アラフィフ)なので、小さなことが気になってしまう私ですが、謙遜なのか自虐なのか判らんけども、文字書きの人が「小説はハードル低い」とか「漫画のが難しい」とか言ってるのを見ると「は?(ドス声)」になってしまいます。  マジで言ってる?  それマジで言ってる??  ちょっと表出てくれるかな小一時間ほど話し合いたい。  創作活動はオリジナル漫画から入った私なので、個人の感想だと漫画のが技術的に楽です。なにより文学(小説)って長い歴史がありますから、独学で得られるも

          文字書きと絵描き

          承認欲求と創作意欲

           猫も杓子もネットネットで他人との距離が近いのは正直あまりよろしくない。ネットの向こう側にいるのは同じ感情を持つ人間だというのを理解してない人が多すぎる。  特に二次創作をしているとそれを強く感じる。  評価されたのは二次作品であり自分ではないのに、他人からの評価がまるで現実世界の自分の評価であるかの如く右往左往する人を見て来た。どれだけ評価されても現実世界の自分は変わらない。もっと言えば評価されているのは原作であって自分の作品ではない。逆に評価されなくとも現実世界の自分は

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          毒親について

           昨今まあこれでもかと言うほど『気に入らない親』への罵倒で使われるようになりましたね、『毒親』という言葉が。  もしくは『親ガチャ』ですか?  ふざけんなよ。  記憶が定かではありませんが『毒親』という言葉が浸透したのは恐らく西暦二千年代になってからでしょう。それまでは『虐待』はクローズアップされたことはあっても、飽くまで『肉体的暴力』がメインでした。  私が学生だった頃に『ITと呼ばれた子』という本が仲間うちで流行りまして、そこから『タイガーと呼ばれた子』とか海外の虐待ノ

          毒親について

          解釈違いって言葉の危険性

           『NOT FOR ME』という姿勢はいいものの、『解釈違い』って言葉が私は正直あまり好きではない。しかし周囲にはそれで通じる、その方が通りがよいから使わざるを得ないのが現状。 解釈とは 何故『解釈違い』の言葉が好きではないのかというと『解釈』とは読み手の数だけあるものなので、それを敢えて前面に押し出すことが苦手だ。  『私はこう思った』というのと、『解釈違いだ』というのでは言葉の温度が違い過ぎる。前者は受容の姿勢があるけれど後者はそれがない。  だから苦手。  全く同じ

          解釈違いって言葉の危険性

          映画批判をしてみようと思う

           なんかついったで「映画の気に入らない部分について『自分には合わなかった』で済ませてる人って冷酷じゃない?」というものを見たので、ならやってみようかなって。  個人的には『好き』の主張はいいけど『嫌い』の主張は誰かの怒りに触れるから利口な手段じゃないと思うんですがね。チョコミン党な私はこれまで数々の煮え湯を飲まされたもんですよ。  さてでは映画の『悪口』とやらをやってみます。  最初に断言しておきますがマジで個人的な感想、そして悪口と批判になります。それでもなんとか頑張って

          映画批判をしてみようと思う

          筆が早い理由

          早く書かねばならなかった環境 よくよく周囲から『筆が早い』と言われる私ですが、それは中学一年生で同人始める前からです。現在沼っているジャンルでの二次小説は一年半で二百五十作をゆうに越えてますので、どれほど筆が早いのかある程度の目安になるでしょう。  本業の作家活動とは別の仕事をしていても二次創作の執筆速度は変わりませんし、逆に本業外の仕事をするストレスで二次創作の意欲が沸く。寝ても覚めても創作しているような状態です。  筆が早いのは私の家庭環境が関係して来ます。  お恥ずか

          筆が早い理由

          私の愛した神三人

          生涯に於いて敵わぬ神がいる 私は元々漫画描きでした。  漫画描きで同人活動していたところ、プロからのお呼びがかかりデビュー作に取り掛かっていたのですが、それまで無茶をしていたことが祟って右手と腰を故障し辞退する羽目になりました。  とは言え私は創作そのものが好きだったので、プロとして毎月描くのではなく同人誌で、そして更に右手だけに負荷がかからない小説で活動して行こうと頭を切り替えたのです。  まああの、物心ついた時からの夢を断念したわけですから、人生ごと終わりにしちゃおっカナ

          私の愛した神三人